理佐×小林です



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理佐side




「由依」

由「........。」

「ねぇ、由依」

由「........。」




今日は、けやかけの収録



荷物を置き、ソファーでスマホを弄っていた由依に話しかける



なのに、いくら由依を呼んでも反応しない


私の存在に気付いてないかのように、愛佳の方に話しに行く





どうして、反応してくれないの?

無視するの?





「由依.......。」




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私と由依は、結成当初から仲が良く、いつも一緒に行動していた




由依は、人見知りで大人しい子

最初は、私も人見知りだからお互いぎこちなかった。


でも、少しずつ慣れて、いつの日か何でも話せる仲になっていた



ホテルで相部屋も増え、他のメンバーに相談できないことも由依には出来るようになった





由依と過ごしている時が一番楽しくて、由依自身も他のメンバーには見せない一面を見せてくれるようになった






そして、過ごしていくうちに私は由依に恋をした



グループは恋愛禁止だし、由依のことが恋愛感情で好きなんて言ったら引かれる。そう、思ってた



でも、ある日、、、


レッスン終わりにマネージャーに呼ばれた






30分後、レッスン場に戻ると皆はもういなかった



なのに、由依だけが残っていた





「どうしたの?皆と一緒に帰らなかったの?」

由「うん。先に帰ってもらったの」

「なんで?」

由「なんでだろう?」

「なにー?教えてよー!笑」




私は由依の背中に抱きつき、教えてもらおうとした


由依の頬は赤くなっていて、少し照れくさそうにしていた




「教えてよー!」

由「理佐と.....かっ........た.........から........。」

「ん?もう一回、言って?」

由「理佐と一緒に.......帰りたかったから。」





いつもそんなこと言ってこない由依が突然


もちろん、断るわけが無い





「うん!帰ろ!」

由「いいの?良かった~」





そうして、二人で帰った




「由依、あのさ、もし女子に告られたらどう思う?」



そう、たずねてみた



由「好きになるのは、人それぞれだし、私のことを好きって思ってくれてるなら、素直に嬉しいかな」

「そっか、由依はさ、好きな人いるの?」

由「私?…うん、いるよ。」





やっぱり由依にも好きな人がいたんだ。




「どんな人なの?」

由「どんな人?人見知りでクールだけど、とっても優しくて、すごく頼れる。ツンデレで可愛い。私にとってなくてはならない存在かな...」




その好きな人のことをはなしてる由依は、とても楽しそうで、もう私なんて眼中にないんだな。そう思った。




「そっかぁ、結ばれると良いね」

由「でも、その人は私の気持ちに気付いてないと思うの」

「どうして分かるの?」

由「今、私のこの発言で気付いてないから。」

「えっ、どういうこと?」

由「私が好きなのは理佐なの。」

「えっ」



由「ご、ごめん。変なこと言った。忘れて。」




由依がまさか自分のこと思ってくれてるとは




「由依、私も由依のことが好きだよ。この気持ちどうしていいのか分からなかった。伝えたら由依を困らせるんじゃないかって。だけど、ずっと前から好きだった」





「由依、付き合ってください。」

由「うん!」




その日は、手を繋いで帰った




...........こうやって、私達は、付き合うことになった。






















続く