Keyaki
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Internationales Strassenmusikfestival 2015 ②

日曜日は2回のステージ。










他のミュージシャン達もみな2回のステージを終えると、会場のメインステージで上位3位までの発表が行われる。

受賞者はあらかじめOFFICEから電話がかかってくるシステムで、ポケットの携帯を気にしながら旨いビールでしばし待っていると、楽器をもった何組かがメインステージへ向かうのが見えた。

受賞者は表彰後にメインステージで演奏することになっている。
そう、つまりもう受賞者は決まったんだな。自分は3位以内には入らなかったとこの時点でわかつた。

正直なところ自分の評価では自分は15位前後。

根拠としては、去年よりも多くの投票が集まっていたように思ったし、計8回のステージのいくつかではお客さん達と本当に楽しんで演奏することができて、良いレスポンスをもらえたからだ。
去年が28位なので今年は20位以内には行けるかなと。











メインステージで発表された上位3組は納得の3組だった。
それぞれ多くのお客さんを湧かせてたミュージシャン達だ。

嬉しかったのは今年50歳になるイタリア出身のワンマンバンド、Paoloさんの3位入賞。
同じワンマンとしても嬉しかったし、なにより彼が何年も同じスタイルを続け、それが人に愛されているということがわかったのが嬉しかった。
努力をしつづける中年のおっさんの格好良さと、それを評価するお客さんの粋さ。
なんだかとても、素敵やん?




2位は去年の3位バンドが入賞。
パフォーマンス的には去年にくらべエネルギーが少ないと感じたけど、若いながらも一生懸命お客さんを喜ばせようとする姿勢はみてて気持ちがよかった。学ぶ所が沢山あるな。




1位は誰もが納得のラテンバンド。自分が今回一番好きだったバンドが優勝。
高い技術と知識とハート、音楽にのせて彼らの人柄が伝わってくる素晴らしいパフォーマンスだった。うん、納得だし嬉しい。




優勝後のメインステージの演奏も重厚で暖かく、グルーヴィでHotだった。
喜ぶお客さんを見てて思ったけど、彼らを優勝させた貴方達オーディエンスもまた素晴らしいですよ。ハートが粋!おっちゃん目頭熱くナタヨ。


そんなこんなで沢山の収穫のあったLudwigsburgのInternationales Strassenmusikfestival。

また来年も是非勉強させてもらいに行きたいとおもいます。

ありがとうございました!



最後に、今年のランキングの結果。。。




Ranking 2015

1 El Flecha Negra

2 Carpe Noctem

3 Paolo Sgallini One Man Band
4 Giovanni Bassano

5 Stilbruch

6 Microguaga

7 Cornalusa

8 Crepes Sucettes

9 Midnight Circus
10 The Busquitos

11 De Strawanza

12 Frederic Konradsen

13 redensart

14 Jingle Django

15 Florian Betz

16 The Matchbox Big Band

17 Nike & June

18 TR(y)KKA

19 Freakaz

20 El Turbion Tango

21 Gustav & Gerlinde

22 Keyaki Narusawa

23 Palo Santo

24 The GO GO Megafon

25 Matthias Lüke

26 Der Katze & die Hund

27 Peter Jones & the lazy Bandits

28 Oh Peta

29 Guitarmatze

30 Sleepwalkers Station

31 Georg Viktor emmanuel

32 Eva Croissant

33 Daily Journey

34 Duo Carlos Justiniano

35 andyvazul

36 Micha Bissinger & the Progressive Folk Orchestra
37 Streetdog Andersen

38 Duo Stumpf

39 Mannswild



近い将来、俺もあそこあがったる!!!

Internationales Strassenmusikfestival 2015 ①

2014年が初参加なので今年で2回目となったドイツ、LudwigsburgのInternationales Strassenmusikfestival。

シュトットガルトから電車で約30分、
300年以上の歴史をもつルートヴィヒスブルク宮殿の中で行われる3日間の野外音楽フェスティバル。
参加ミュージシャン達は400組前後の申し込みの中から選考された40組で、ソロの弾き語りからクラシックからラテンからメタルまで幅広く、出身国も南米からアフリカから東欧・西欧・アジアまで。

アーティストの年齢層や音楽ジャンルもそれこそ多様で、様々な楽器やバンド形式を見れるのも魅力。
フェスティバルの参加はそんなミュージシャン達との新たな出会いや再会も楽しみの一つで、思いで話に乾杯したり、情報を交換したりもまた嬉しいのです。

今年は去年よりもお客さんが多く、初日の金曜日の夕方からすでにいくつかのステージはビール片手のお客さんで盛り上がっており、初日夜のアーティスト専用BARでは、「今年のお客さんいい雰囲気だね」なんて話もでていました。

土曜日、日曜日はあっぱれな快晴で、どこのステージ前も沢山のお客さん。

いくつかのバンドはステージ下までおりてお客さんを立たせて乗せてダンスフロアに変えるほどの気合いの入りよう。
ミュージシャン達が本気でお客さんを楽しませようという姿や光景が至る所でみられて、それはそれはいい空間。




















そもそもこのフェスティバルはコンペティションもかねており上位3組には賞金が出る上に、翌月シュトットガルトのコンサートホールに招待されて演奏できるという特典つき、ミュージシャン同士はもちろん仲良い雰囲気だけど、みなそれを狙うライバルでもあるわけです。

そんななか、もちろん優勝を狙う自分は土曜日も3ステージ。

前の2ステージもいいレスポンスをいただいたけど、最後のステージは格別だった。

時間的にそのステージ最後のアーティストということもあり、なおかつお客さんがもう出来上がってていて場がかなり温まっていたということもあり、初めてお客さんと一緒に楽しむステージができた。もうただ楽しい、お客さんが踊って、自分が演奏して、話しかけて、答えてくれて。一緒に遊んだ、という感覚。
この収穫は大きかった。

いままでやりたくてもどうしていいのかわからなかった「お客さんと楽しむ」ということ。
この土曜日の最後のステージを踏んだおかげで、自分の中に新たにこの回路が出来上がった。


*土曜最終ステージ




明日からはInternationales Strassenmusikfestival

さぁそして!

明日からは、ドイツのLudwigsburgで行われるInternationales Strassenmusikfestival 2015!

http://www.strassenmusikfestival.de

https://www.facebook.com/Int.StrassenmusikFestival?fref=ts

世界各地から招聘された40組のミュージシャンが優勝賞金めざして3日間で9ステージをこなすバトル!

昨年自分は28位という中途半端な成績。

今年は何位までいけるのかっ!!!



いってきまーす!


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