Aufgetischt St.Gallen 2015 最終
最終日の打ち上げ、関係者の特設BARで各国のアーティスト達と話して気付いたけど、皆、共通の思いを感じていた。
それはオーガナイズの素晴らしさ。
全ての準備がきちんとなされ、アーティストがcomfortableなように配慮されていた。
近場に準備された宿泊先、プロの作る食事、楽器等Gearの預かり、考えられたタイムテーブル,
充分な報酬。
会場となった町中をみてもトイレは整備されて常に綺麗、至る所にStand Bar、Food court、子供を遊ばせる特設エリア、親子で遊べる工作のコーナー、お客さんが参加出来るコンテンツも盛りだくさん。そして警備、清掃スタッフ、200人のボランティアチームによる観客対応。
なんでこんなに素晴らしいオーガナイズができるんだろう?
オーガナイズチームの責任者であるChristophと話してみてわかった事。
それはフェスティバルを成功させる決意とプライドだった。
CH:「俺たちは皆にこの町を好きになってもらいたいんだよ。観客にもお客さんにも。だからその為にどうしたら喜んでもらえるだろうって皆で考えて話し合って準備してきたんだ。」
俺:「でもこんな大人数だからもめたり大変だったんじゃないの?」
CH:「俺たちはこの町を皆に好きになってもらうことに関してプライドもってるやってる。だから違う意見が出てきてもめるのは当たり前だよ。でも違う意見が出てきた時に、そいつの意見が本気で町や観客やアーティストの事を考えて言っている意見なら皆賛同するよ。」
CH:「世の中には権威や立場のせいでただプライドが高く、自分の意見を押し付けようとする大人もいるでしょ?自分のプライドの為に権力を使って意見を通そうとするみたいな?でも俺たちのチームの中では、より深くこの町のためを考えて発言したりするほうが偉いんだ。皆、本気でフェスティバルを成功させる事だけ考えていて、皆そこにプライドをもっているんだよ」
熱い!!!
すげー熱い!!!
こういう熱いの大好物!!!
最高です!
このフェスティバルに参加できたことを誇りに思います。
最後に、、、
今回のフェスティバルのFACEBOOKページの表紙に自分の写真を使っていただきました。
https://www.facebook.com/aufgetischt.sg?pnref=story
大変光栄です。
参加出来て本当に良かった。
快く行かせてくれた家族にもありがとう。
また来年も是非参加したいフェスティバル、スイス、St-GallenのAufgetischt!でした。
出発前からFBで多くのエールをありがとうございました!
それはオーガナイズの素晴らしさ。
全ての準備がきちんとなされ、アーティストがcomfortableなように配慮されていた。
近場に準備された宿泊先、プロの作る食事、楽器等Gearの預かり、考えられたタイムテーブル,
充分な報酬。
会場となった町中をみてもトイレは整備されて常に綺麗、至る所にStand Bar、Food court、子供を遊ばせる特設エリア、親子で遊べる工作のコーナー、お客さんが参加出来るコンテンツも盛りだくさん。そして警備、清掃スタッフ、200人のボランティアチームによる観客対応。
なんでこんなに素晴らしいオーガナイズができるんだろう?
オーガナイズチームの責任者であるChristophと話してみてわかった事。
それはフェスティバルを成功させる決意とプライドだった。
CH:「俺たちは皆にこの町を好きになってもらいたいんだよ。観客にもお客さんにも。だからその為にどうしたら喜んでもらえるだろうって皆で考えて話し合って準備してきたんだ。」
俺:「でもこんな大人数だからもめたり大変だったんじゃないの?」
CH:「俺たちはこの町を皆に好きになってもらうことに関してプライドもってるやってる。だから違う意見が出てきてもめるのは当たり前だよ。でも違う意見が出てきた時に、そいつの意見が本気で町や観客やアーティストの事を考えて言っている意見なら皆賛同するよ。」
CH:「世の中には権威や立場のせいでただプライドが高く、自分の意見を押し付けようとする大人もいるでしょ?自分のプライドの為に権力を使って意見を通そうとするみたいな?でも俺たちのチームの中では、より深くこの町のためを考えて発言したりするほうが偉いんだ。皆、本気でフェスティバルを成功させる事だけ考えていて、皆そこにプライドをもっているんだよ」
熱い!!!
すげー熱い!!!
こういう熱いの大好物!!!
最高です!
このフェスティバルに参加できたことを誇りに思います。
最後に、、、
今回のフェスティバルのFACEBOOKページの表紙に自分の写真を使っていただきました。
https://www.facebook.com/aufgetischt.sg?pnref=story
大変光栄です。
参加出来て本当に良かった。
快く行かせてくれた家族にもありがとう。
また来年も是非参加したいフェスティバル、スイス、St-GallenのAufgetischt!でした。
出発前からFBで多くのエールをありがとうございました!
Aufgetischt St.Gallen 2015 ⑤
最終日の最後のステージ。
最後の場所は町の入り口の小さな路地。
さっきはうってかわって人も少なく暗くて地味な場所。
それでもすでに気分は最高だった。
プレッシャーを振り切って自分でモチベーションをあげて演奏し成功した安堵感と達成感で満たされていた。
さぁこれで最後のパフォーマンス。あの大きなメイン広場で成功おさめた後の最後の演奏。
あとは自分が楽しいように目一杯やるだけだ。美味しいビールがまっている。
本当に全然人がいなかったけど、セッティングが終わり持ち時間になるとすでに人垣ができはじめた。
よーし!最後、思いっきりいってみよう!
最高でした。
この一体感!
この後のビールの旨いこと!
最後の場所は町の入り口の小さな路地。
さっきはうってかわって人も少なく暗くて地味な場所。
それでもすでに気分は最高だった。
プレッシャーを振り切って自分でモチベーションをあげて演奏し成功した安堵感と達成感で満たされていた。
さぁこれで最後のパフォーマンス。あの大きなメイン広場で成功おさめた後の最後の演奏。
あとは自分が楽しいように目一杯やるだけだ。美味しいビールがまっている。
本当に全然人がいなかったけど、セッティングが終わり持ち時間になるとすでに人垣ができはじめた。
よーし!最後、思いっきりいってみよう!
最高でした。
この一体感!
この後のビールの旨いこと!
Aufgetischt St.Gallen 2015 ④
土曜日の1ステージを気持ちよく終えて次のステージに向かう途中、同じく出番を終えたアーティスト達とすれ違いざまに立ち話で情報交換。
「今日の人の多さ!凄いな!」
「あぁ、なんか町のテンションが高いな」
「お客さんののりがめちゃくちゃいいぞ!」
「こりゃすでに最高の一日だ。」
皆それぞれ良いパフォーマンスができているようでいい雰囲気。
そんな中、何人かのアーティストが言った。
「あのメインの広場はヤバいぞ」
「あそこはものすごい人の多さとエネルギーだ」
「正直あそこでやるのはビビるね」
「でもあそこを湧かしたら成功者だな」
なになに?メインの広場?どこですかそれは?
地図を見る。
おう!
お、おれが次やるところじゃないか・・・
やっぱりここの場所、メインの広場は凄い人とエネルギーなのか。。。
正直今回のフェスティバルで自分が一番不安に思っていたことは、この場所で演奏することだ。
フェスティバル最終日のメインの広場、人が一番多い18時前後の時間帯。
このタイムテーブルを見たとき「なにかの間違いじゃないか」とさえ思ったくらいだ。
パフォーマンス暦20、30年のプロのベテランアーティストも沢山いるのに。
そしてホーン主体のノリのいいSka bandやRock bandもいるのに。
なぜ、俺?
果たして盛り上げる事ができるんだろうか?
そんな不安が昨日からずっとあった。
ここ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150520/22/keyakin/05/62/j/o0800060013313081800.jpg?caw=800)
そうか~やっぱ凄い人とエネルギーなのか~
お~そうか~
でもやるしかね~な~
うん、やるしかない
と、独り言をブツブツいいながら現場へ向かった。
現場では前の回のパフォーマー、ベテランのDADOさんがまさにパフォーマンスを行っているところだった。
うお!なんだこの人の数!
しかも皆楽しそうに手を叩いたり笑ったりしてる!
DADOさん凄い!超凄い!
観客を楽しませながら自分も楽しんでいる。
DADO
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150521/00/keyakin/31/47/j/o0800053413313181990.jpg?caw=800)
あぁ、不安。。。。
超不安。。。
まずこんなに人が集まってくれるだろうか。
そしてこんなに広い場所でいいのだろうか。。。
DADOさんのパフォーマンスが終わると、いったんお客さんがひき、ただの賑やかで人の多い広場になった。
確実に成功者となったDADOさんは眩しかった。
持ち時間まではあと1時間以上もある。ゆっくりとセッティングしてはあたりを眺め、歩き回り、遠くからセットを眺めてみてはまたセッティング、全然落ち着かない。
その時、オーガナイザーのChristophがやってきた。
「Hi keyaki! Is here enough space for you?」
と、笑いながらスイスジョークだかなんだかわからない事を言ってきやがった。
「men,Im trying to enjoy here now」
そうすると彼は、
「ここは一番大きなメインのステージだよ。良いチャンスでしょ?思いっきりやりなよ!」
と。。。
おぉそうだな。それは間違いない。良いチャンスだ。こんな大人数の前でできるんだから。
これはもうこの経験を楽しむしかない。
よし!やろう。
心にポッと種火がついた。
自分のセッティングを終了すると、パフォーマンスを終えて片付けて次の場所に移動するDADOさんと目が合った。
まっすぐ目をみながら一言だけ、うなずきながら力強く優しく言ってくれた。
「Success」
Good luckでもなく、Have a good oneでもなく、Success。
「成功しろよ。」
武者震いがした。
お前もこっち側に来いよ、と言われてる気がした。
不安とかいってる場合じゃない。
「成功するんだ」
その瞬間、種火が大きく燃え上がりはじめた。
タイテーブル通り演奏始めた。
今までやってきたことをすべてぶつけ、ただ込めて込めて込めて演奏した。
苦手な英語のMCも、お客さんとの会話も全て全力。
きづいたら大きな人垣ができていた。
踊りだす親子、笑顔のカップル、酔っぱらいの乱入。全てが楽しかった。
演奏のエンディングの曲ではお客さん全員がクラップ。
終わると同時に広場が大きな拍手に包まれた。
やった。。。。。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150521/23/keyakin/2c/e4/j/o0800053413314042415.jpg?caw=800)
いままでこんなに多くの拍手をこんなに多くの人からもらったことがない。
遠くでオーガナイザーのChristophが微笑みながらこちらをみていた。
そして他のアーティスト達からの「おめでとう」の言葉がうれしかった。
「今日の人の多さ!凄いな!」
「あぁ、なんか町のテンションが高いな」
「お客さんののりがめちゃくちゃいいぞ!」
「こりゃすでに最高の一日だ。」
皆それぞれ良いパフォーマンスができているようでいい雰囲気。
そんな中、何人かのアーティストが言った。
「あのメインの広場はヤバいぞ」
「あそこはものすごい人の多さとエネルギーだ」
「正直あそこでやるのはビビるね」
「でもあそこを湧かしたら成功者だな」
なになに?メインの広場?どこですかそれは?
地図を見る。
おう!
お、おれが次やるところじゃないか・・・
やっぱりここの場所、メインの広場は凄い人とエネルギーなのか。。。
正直今回のフェスティバルで自分が一番不安に思っていたことは、この場所で演奏することだ。
フェスティバル最終日のメインの広場、人が一番多い18時前後の時間帯。
このタイムテーブルを見たとき「なにかの間違いじゃないか」とさえ思ったくらいだ。
パフォーマンス暦20、30年のプロのベテランアーティストも沢山いるのに。
そしてホーン主体のノリのいいSka bandやRock bandもいるのに。
なぜ、俺?
果たして盛り上げる事ができるんだろうか?
そんな不安が昨日からずっとあった。
ここ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150520/22/keyakin/05/62/j/o0800060013313081800.jpg?caw=800)
そうか~やっぱ凄い人とエネルギーなのか~
お~そうか~
でもやるしかね~な~
うん、やるしかない
と、独り言をブツブツいいながら現場へ向かった。
現場では前の回のパフォーマー、ベテランのDADOさんがまさにパフォーマンスを行っているところだった。
うお!なんだこの人の数!
しかも皆楽しそうに手を叩いたり笑ったりしてる!
DADOさん凄い!超凄い!
観客を楽しませながら自分も楽しんでいる。
DADO
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150521/00/keyakin/31/47/j/o0800053413313181990.jpg?caw=800)
あぁ、不安。。。。
超不安。。。
まずこんなに人が集まってくれるだろうか。
そしてこんなに広い場所でいいのだろうか。。。
DADOさんのパフォーマンスが終わると、いったんお客さんがひき、ただの賑やかで人の多い広場になった。
確実に成功者となったDADOさんは眩しかった。
持ち時間まではあと1時間以上もある。ゆっくりとセッティングしてはあたりを眺め、歩き回り、遠くからセットを眺めてみてはまたセッティング、全然落ち着かない。
その時、オーガナイザーのChristophがやってきた。
「Hi keyaki! Is here enough space for you?」
と、笑いながらスイスジョークだかなんだかわからない事を言ってきやがった。
「men,Im trying to enjoy here now」
そうすると彼は、
「ここは一番大きなメインのステージだよ。良いチャンスでしょ?思いっきりやりなよ!」
と。。。
おぉそうだな。それは間違いない。良いチャンスだ。こんな大人数の前でできるんだから。
これはもうこの経験を楽しむしかない。
よし!やろう。
心にポッと種火がついた。
自分のセッティングを終了すると、パフォーマンスを終えて片付けて次の場所に移動するDADOさんと目が合った。
まっすぐ目をみながら一言だけ、うなずきながら力強く優しく言ってくれた。
「Success」
Good luckでもなく、Have a good oneでもなく、Success。
「成功しろよ。」
武者震いがした。
お前もこっち側に来いよ、と言われてる気がした。
不安とかいってる場合じゃない。
「成功するんだ」
その瞬間、種火が大きく燃え上がりはじめた。
タイテーブル通り演奏始めた。
今までやってきたことをすべてぶつけ、ただ込めて込めて込めて演奏した。
苦手な英語のMCも、お客さんとの会話も全て全力。
きづいたら大きな人垣ができていた。
踊りだす親子、笑顔のカップル、酔っぱらいの乱入。全てが楽しかった。
演奏のエンディングの曲ではお客さん全員がクラップ。
終わると同時に広場が大きな拍手に包まれた。
やった。。。。。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150521/23/keyakin/2c/e4/j/o0800053413314042415.jpg?caw=800)
いままでこんなに多くの拍手をこんなに多くの人からもらったことがない。
遠くでオーガナイザーのChristophが微笑みながらこちらをみていた。
そして他のアーティスト達からの「おめでとう」の言葉がうれしかった。