結婚披露宴に出席している、こと葉。
新郎はこと葉の幼馴染にして、失恋相手。
自分が披露宴のお客さまとして席についていることに複雑な心境でいる。
そこでこと葉は、その後の人生を変える衝撃的な出会いを果たす。
披露宴の空気をピシリとかえた一人の女性、「スピーチライター」の久遠久美。
久遠久美のスピーチに感動を覚えたこと葉は、久美の弟子となり、
生活の安定が保障されていただろう会社員の道を捨て、
スピーチライターとしての道を歩んでいくことになる。
冒頭、披露宴の場面。
失恋相手の結婚式に出席しているという設定の部分を読んで、
「もしや、ベタベタの恋愛ものか??」
と残念な気持ちになりました。
しかし、その後、スピーチライター久美の祝辞の場面から話は想像をしなかった方向に向かいます。
結婚式場から、舞台は政治の世界へ。
思わぬ展開にぐんぐん引き込まれていきました。
失恋相手の結婚式に出席しているという設定の部分を読んで、
「もしや、ベタベタの恋愛ものか??」
と残念な気持ちになりました。
しかし、その後、スピーチライター久美の祝辞の場面から話は想像をしなかった方向に向かいます。
結婚式場から、舞台は政治の世界へ。
思わぬ展開にぐんぐん引き込まれていきました。
言葉が持つ力とその可能性を追求するスピーチライターをめざす主人公のお話。
心に染みるフレーズがちりばめられています。
私が一番好きなところ。
こと葉の師匠、久遠久美が両親を失ったときに、恩師に掛けられた言葉です。(『恩師』が誰かは、ここではあえて伏せます)
『困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している』
他にもたくさん、心に刺さるシーンが出てきます。
読む人それぞれの「今」に語り変えてくる言葉がきっとあるに違いありません。
お勧めです。
2011年、本を100冊読む。
88冊目「本日は、お日柄もよく」
私は☆3
1:文章がすき
2:作品全体の雰囲気が好き
3:ぐっとひきこまれた(イッキ読みした)☆
4:内容・結末に納得がいった ☆
5:その他 ☆
でも、言葉なんていらない、という状況もある。
言葉ではどうにもならない、という状況もある。
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