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アラフォーのゲイが、台湾BLドラマにハマった!
ぜひ見てもらいたいドラマをご紹介します。面白そう!と思ってもらえたら、ぜひいいね!していただけると励みになります。また、コメントで感想を共有したいのでよろしければぜひ。

見られるときに見ておかないと、と思って、お盆期間に台湾BLドラマをまとめて見ている、アラフォーゲイのkeyです。

第12弾はCraving You ~君に焦がれて~ です。一話10分×10話(最終話は17分ぐらい)ですので、見始めたら一気に見られるストーリーです。

 

総合スコア 10/30

泣ける   ★ ★

ストーリー ★ ★

リピート性 ★ ★

キャラ   ★ ★

セクシーさ ★

おススメ  ★

第1話のあらすじとメインキャラクター

 

    

ケント(宋一凡)  

…デビット・チウ(邱昊奇)

ユ・ケイン(于凱恩) 

…ファン・チェンチャン(范成章)

ソーダ(蘇達) 

…アラン・ソング(宋亞倫)

ノア(張柏融

…スタン・チェン(陳希騰)

メインCP①ケント(宗一凡)

ケーキ屋「K」の店長。寡黙な男。ケーキ作りの才能は素晴らしい。

メインCP②ユ・ケイン(于凱恩) 

大人気インフルエンサー。1000万回再生の楽曲「8秒」は、彼の初恋についての曲。

字幕では基本的に「ケイン」としか出てきません。

ちなみに演じるファン・チェンチャン(范成章)はマルチな活躍をしている人で、歌手として、モデル(Calvin KleinやCOACHなど多数)として、そして花屋のオーナーでもあるようです。インスタ、結構上裸の写真もたくさんあります。興味がある人は覗いてみてください。

大人気のケーキ屋「K」。その店長がケントです。

店員コーラの提案で、ネットで話題のインフルエンサー、ケインとコラボした商品を作ることに。

初めて会った日、ケインはゲリラライブで「8秒」を披露するも場は混乱。会場を後にする際、すれ違うケントにケインは笑顔でアイコンタクトをとってきました。

 

店に着いた時、「甘いものは嫌いだ」とかなりぶっきらぼうな態度をとっていたケイン。ケントは

「一口食べるだけで気にいるケーキを作ってみせる。8秒もいらない」

と挑発します。気に入るか気に入らないか、賭けをすることに。ケントが作ったケーキが気に入ったら、ケントの望みを一つ叶えてもらう約束をしました。 

 

見どころ①コラボの行方

初見では不味そうに見えたケーキを一口食べたケインですが、香辛料を使ったケーキに大満足。つまり賭けはケントの勝ち

コラボをすることになり、ケインには「K」で働いてもらうことに。

最初はふてくされていたケインでしたが、ケントが作ったマドレーヌの味にまた感動。少しずつケントの仕事ぶりに惹かれていきます。

第1話の段階で、ケントがケインに惹かれているらしいことは分かりました。しかし、ケインはどこか冷たい印象でした。最初の笑顔は何だったのか…といった感じ。この先、ケインがどうやってケントに惹かれていくか、その過程が見どころ…なのですが…。

 

見どころ②サブCPとの関わり

第3話で同性カップルの結婚式に使うケーキをケントが作り、そこでケインがラブストーリーを歌う企画が持ち上がります。そのカップルが今作のサブCPです。

サブCP①ノア(張柏融)左 とソーダ(蘇達)右

ソーダは高校時代、ギター部でケインの先輩。現在は音楽プロデューサーをしている。

ノアは孤児院育ちで孤独に生きてきた男。

今作のオープニング、第1シーンが結婚式の場面で、「お!ケインとケントは結婚するのかぁ…」なんて期待していたら、この2人が出てきて、その想像がもろくも崩れ去りました…w 結婚式はサブCPのものだったということで。ストーリーとして結婚式までどのような紆余曲折があるかを期待しないといけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下はネタバレエリアです

 

 

 

 

 

 

見どころ③ケインとソーダ

誰に言われなくたって、初見(=再会)シーンから明らかに「8秒はソーダへの気持ちを歌った曲」というのはバレバレ。つまり、

ケインの初恋相手はソーダ

見ている方にバレバレということは、登場人物にもバレバレということ。つまり、

ケントとケインはくっつかない?

ソーダとノアの結婚式がヤバい?

オープニングの第1シーンにあるぐらいですから、結婚式にはたどり着くんだろうなぁと思いつつ、やっぱりソーダとケインとの恋路が気になるところです。

※台湾BLドラマ、恐らくクランクアップしてから放送するようです。だから、オープニングバックは第8話のカットなんてこともよくあります。参考までに以前の記事のリンクを貼りますので、興味があればぜひ。

 

第7話で、ケインとソーダの高校時代が展開されました。

ソーダの誕生日。ケインはバースデーケーキと、お揃いで作ったペンダントを準備。

そこでソーダは一緒に写真を撮りました。

お互いこんな写真を持っていましたし、おそろいのペンダントもお互い持っていました。ノアが近くにいた時にソーダがペンダントを見ていたから、ソーダも未練タラタラなんですよね。諦めきれない理由は以下の見どころ④に続きます。
ところで、「出たよバースデーケーキシーンw」 先日追記した内容に続き、私がこの半年で見た12作品中6作品にバースデーケーキシーンがありました。実に確率5割!今後も「台湾BLドラマと言ったらバースデーケーキシーン」の公式は揺るがないでしょう。

 

 

見どころ④家族との確執

台湾BLドラマにはほぼ必須の「家族との確執」問題。今作では、ソーダの家庭環境がそれにあたります。

 

高校時代、ケインとソーダの仲を怪しんだ母親。

「父さんは私たちを見捨てた。普通の子のように、女の子と付き合ってくれれば…」
後半のストーリーで明らかになるのは、ケインへのラブレターがばれ(直接的なシーンはありませんが、ケインにあてたラブレターがビリビリに破られたシーンがあります)父親が激昂。そのことが原因で両親は離婚してしまったようです。別れたくて別れたわけではなさそうです。だからお互い未練タラタラなんですね。
 

ソーダの母親にも招待状を送ろうというノアに対して、それを拒絶するソーダ。孤児院で暮らしてきたノアですから、家族とは仲良くしてもらいたかったのでしょうが、こんなところからもサブCPのすれ違いが発生します。

果たして、サブCPのすれ違いと同じく、ソーダ家のすれ違いは解消されるのでしょうか。

 

 

見どころ⑤サブCPの推移

ケインがソーダに病院へ運ばれました。その後ケントが到着。ソーダに対し、

結婚を控えているのだから行動を慎め

と注意を。自分の軽率さを嘆きながら自宅に戻ると、今度はノアが結婚式の前の撮影をやめようと言い出します。

僕は謝罪じゃなくて、君の結婚の意思が聞きたい。

壮絶ですね…。この後、ノアは自暴自棄になり、結婚をあきらめ、家を出ていくことに。

ソーダにとってみると、結婚が怖い、約束することすら怖い、両親のように離婚するかもしれないことが怖い…といった感情もあったようです。どうなってしまうのでしょうか。

 

見どころ⑥最終話のケインの歌唱

最終話で、メインCPのことがネットニュースに出ます。歌手として今後も活動していくなら、この件を説明しないといけない。二人の関係か、歌手としての地位か、どちらかを選べと言われたケイン。

 

ケントに相談すると、ケントは初回の賭けでの約束(自分の望みを1つ聞いてもらう)を持ち出します。

僕に遠慮するな。どんな選択であろうと、君が幸せならいい。

ケインはどうすべきか悩み、涙します。

 

結婚式の日。生配信が始まります。その最初に、ケインは、

愛してくれる人を愛することで、真の自分に向き合いたい。代償が伴うが、僕は気にしない。人を愛することで僕は成長した。

と伝え、新曲の「寄り添えば」を歌います。ケインはケントとの愛情を優先したのでした。

日本語字幕もあるのですが、ちょっと意味が伝わりにくいところもあったので、英語字幕をもとに、私が訳した歌詞を掲載します。

いつからだろう、毎日ブルーな気持ちになったのは

他人を装うようになってしまった

私たちは彼らがなんで私たちを選んだのかわからない

鍵のかかった扉をあなたは開けてくれた

私の心はあなたの言葉でいっぱいだ

私たちはただ普通の生活が送りたいのだ

私たちは幸運だ

嵐の後には静けさがやってくる

全てのレッテルや固定観念を無視しよう

勇気を持って告白しよう

私たちは幸運だ

お互いにキスをしよう

文句を言う奴は黙らせよう

誰かの認めなんていらない

ただ世界のみんなに私たちのことを伝えよう

日本語字幕には「普通の生活」という表記が出てきていません。しかし、ここはケインが言いたかったことなのじゃないかと思います。特別なことではないのだと言いたかったのでしょう。

これに関連して、ケインを演じたファン・チェンチャンの投稿をこの記事の最後に紹介します。

 

マイナス要素 メインCPはいつ好きになったかが薄い

ネガティブなことを書きたくはないものの、今作はやっぱりこのポイントが大きな減点要素であることは間違いないです。

なぜメインCPはお互いを好きになったのか?

いくつも要素はつまっています。第2話で「K」で仕込みをしていたケントが、停電に巻き込まれます。ケントは暗所恐怖症。これを救ってくれたのはケインでした。ガラス越しに「8秒」を歌ってくれ、急速にケントの恐怖心が和らぎます。そして電気が戻ったら、ケインはケントを抱きかかえ、そのまま優しくキスシーンへ。

「吊り橋効果」ですか??いやこれじゃ納得できないです。

もともと興味を持っている様子はケントのみに見られ、ケインは最初こそ笑顔でしたが、「K」に来たときは相当ぶっきらぼう。その後は連絡を取りたいけれども…のシーンはありましたが、これで「なんとなく好きになった」を表したのでしょうか?

この後はメインCPはもうお互い好きなモードとして進行していくのですが、その間にソーダの登場があり、ケントはそれに気づいて嫉妬心を燃やします。

 

一方のケインは相当心が揺れ動いている様子。ケントから、

僕は、君が好きだ。君の気持ちは問わない、言っておきたい

と言われた直後の記者会見も、ぼーっとして何が言いたいのかよくわからない状態に。

 

終始ケインの感情がどっち寄りなのかが分からないんです。ソーダのことが好きなのは間違いないのですが、ソーダが結婚するからあきらめたのか、それとも元々ケントが好きなのに、一瞬の気の迷いでソーダに行きかけただけなのか…。テーマソングの「8秒」とは、「人を好きになるのに8秒で十分」ということなので、もし「8秒でケントを好きになった」のなら、最初に「K」に来た時からソワソワしているべきだったです。

 

これに関して、「1話10分×10話ではそこまで描ききれない」とも考えました。しかし、1話7分×10話「隔離が終わったら、会いませんか?」では、明らかにここでメインCPは惹かれたんだろうな…という一目ぼれシーンがありました。また、1話20分×4話「HIStory2 越界~君にアタック!」でも、徐々に惹かれていくメインCPの心は今作よりは描かれていたと思います。10分のストーリーだったとしても、もっと丁寧にメインCPの恋心を描いてほしかった気がします。

 

とはいえ、この点以外は満足いくドラマでした。登場人物もイケメンぞろいで、鑑賞したくなるドラマであったことは間違いありません。

 

おまけ ファン・チェンチャンのインスタから

ファン・チェンチャンが、最終回に合わせてインスタに以下のような内容の英文を投稿していました。私なりの意訳も含みますが、ご紹介します。

台湾の方、特に若い方は英語が堪能な方も多いですね。これまで紹介した中では、「About Youth」イエ・グアン(葉広)を演じたリー・ジェンハオ(李振浩)は英語でインライをやっていたようです。恐らくファン・チェンチャンも堪能なのだと思います。英語の投稿がかなり出てきます。

 

どのシーンが好きだったかと聞かれるが、間違いなく第10話(最終話)が一番感動したよ。自分の気持ちを告白し、その後「寄り添えば」(英語タイトルLucky ones)を歌ったんだ。この歌は本当によく書かれていて、歌詞も美しく意味が深い。この社会に存在する、ゲイを完全に受け入れられない状態や彼らの苦しみを伝えているんだ。僕もその中にいて、つい感情的になってしまったよ。演じた時、何度も泣いてしまったんだ。

とにかく言いたいこと、それはここ台湾では同性婚は合法化されたけれども、ゲイに対する差別は台湾でもほかの国でもまん延していて、ゲイはいじめられたり批難されたりしている。カミングアウトなんてできなくて、不自由な生活を送っているゲイの友達もたくさんいるんだ。今作でゲイ役を演じた人の中に、役柄をジョークにしようとした人がいるが、それが既に差別なんだよね…。

だからゲイの友達みんなに伝えたい。僕はゲイを演じたことに誇りを持っています!みんなの声を集めよう!自分自身に誇りを持とう。

 

黄色の網掛け部分、原文ではI am very proud of being a gay!とあり、「ゲイであることに誇りを持っている」が正しい訳です。

台湾語では「ゲイに生まれたことを誇りに思い」と記載されていて、ゲイの友達に励ましをかけているようにとれました。正直どういう意図なのか、よくわかりませんね。