気づけば今年も残り3か月。どこかで視聴リストを作ろうと思います。
年明けの地震&羽田事故の記憶が冷めやらないタイミングで、何となく見始めた台湾BLドラマももう16作品目。
今回は「My Tooth Your Love ラブリー・クリニック」のレビューです。
余談ですが、Amazonプライムのサムネでは結構早い段階から気がついていた作品でした。しかし、タイの作品かなぁ…と思っていて、触手が伸びなかったのでした。
結論から言えば、見始めて4日でゴールインですから、私の視聴歴の中でも結構のめりこんだ作品の一つになりました。「We Best Love」シリーズの監督と、「HIStory2 越界&3 圏套」の脚本家がタッグを組んだ、と。そりゃあ面白いはずです。
先に言っておけば、濃厚なベッドシーンゼロ!初心者でも、思春期の娘さんを抱えたご家庭でも、楽しく見られると思います。(濃厚なキスシーンはありますので、その時はチャンネルを変えてくださいw)
総合スコア 16/30
①泣ける ★ ★
②ストーリー ★ ★ ★
③リピート性 ★ ★ ★
④キャラ ★ ★ ★ ★
⑤セクシーさ ★
⑥おススメ ★ ★ ★
メインキャストと第1話のあらすじ
バイ・ラン(白朗)
…アンディ・ウー(呉岳擎)
ジン・シュンアン(晋循安)
…ジン・ユー(余晉)
バイ・チン(白晴)
…エスター・ホアン(黃瀞怡)
イエ・チーラン(葉其然)
キム・ジェフン(金在勳)
アレックス
…アレックス・チョウ(周予天)
RJ
…マイケル・チャン(張豐豪)
メインCP① バイ・ラン(白朗)
ダイニングバー「白夜朗朗」のオーナー。歯医者に行くのをやたらと嫌がる。
メインCP② ジン・シュンアン(晋循安)
歯科医。バイ・ランの姉バイ・チンの大学時代の後輩。
誰得ですが、今作の私のタイプはシュンアンでした。マスク姿、正直メロメロです。
第1話、OP曲バック以外の本編では素顔が明らかにならないんです。それだけ何となく冷たい印象を持ってしまいます。
バイ・チン(白晴)
バイ・ランの姉。耳鼻咽喉科?の医師。時々花蓮に出張に行く。
イエ・チーラン(葉其然)
アメリカにいる医者。
この辺りはOP曲とともにキャスト名が出てくるので分かるのですが、イエ・チーランが何者なのかは、ストーリー前半には全く出てきません。結構重要な役どころらしいというのは登場順で分かるのですが、謎の人物のまま話が進んでいきます。
サブCP① アレックス(ジョウ・チョンハオ(周程郝))
ダイニングバー「白夜朗朗」の店長。英語が堪能で、セリフも英語が多い。バイ・ランのことを「bro(兄弟)」と呼んでいる。
アレックスも好きでした。というか、英語を話している姿がとてもカッコよく。国際化している台湾では、こんな感じで若い人は台湾語と英語を使いこなしているんだろうなぁ…とうっとり見ていました。
しかしストーリー全体を視聴後、調べてみると彼は歌手。さらに「We Best Love 永遠の一位」のED曲を歌いつつ、ゲスト出演していたらしい!ペイ・ショウイーが行ったバーの店員役だったとのことで、今作とつながりますね。実際にアメリカ留学経験もあるそうです。
サブCP② RJ(ホー・チンティエン(何青畑))
???(ストーリー第3話まで出てきません)
ダイニングバー「白夜朗朗」のオーナー、バイ・ラン。かなりひどい歯の痛みがあるのに、歯医者に行きたくないという。
姉のバイ・チンに歯の痛みがばれ、歯科医に無理やり連れてこられました。
このあたりで、バイ・ランの子ども時代のトラウマが見え隠れします。
両親に、歯医者に着いてきてもらいたかったようです。
バイ・チンと知り合いだったシュンアン。仕方なく診察し、歯の痛みは親知らずのせいだと判明。
処置終了後、地震が。ふらついて、診察台の上でシュンアンを抱き寄せるような形に。
なお、今作の特徴が、OPバック・EDバック(実際はEDはもっと後にあるのですが)で、メインCPの心の声が漏れ聞こえるシーンがあることです。
第1話のEDバックでは、シュンアンの心の声が聞こえました。バイ・ランに引き寄せられたあのシーン。彼に抵抗ができなかったあのシーン。実は、このころからシュンアンはバイ・ランに惹かれていたことが分かりました。
見どころ①メインCPはどうやって好きになっていくのか?
最初、バイ・ランは「歯医者だ」という理由だけで、シュンアンを毛嫌いしていた節がありました。それほどまでにトラウマが激しいのでしょうか…。
一方で、シュンアンは1話EDのつぶやきからも、実はかなり気持ちが寄ってきています。果たして二人はどのようにお互いを見つめていくのでしょうか。ストーリー前半の最大の見どころです。
白夜朗朗でお客とマスターとして再開したシーンです。
二人とも不器用な性格なので、つかず離れずといった状況を行ったり来たり。こんなことで、果たしてハッピーエンドは迎えられるのでしょうか…。
このシーン、EDバックでバイ・ランの隠れていた声が聞こえました。シュンアンだと気づいたと同時に、鼓動が早くなっていきました。徐々にではありますが、バイ・ランも彼に惹かれていっています。
見どころ②OPに名前がある人たちはいつ出てくるのか?
第1話で登場していないのはイエ・チーランとRJの二人です。彼らがストーリー中盤から後半にかけて、大きな騒動を巻き起こすのは想像に難くない。果たして、いつ出てくるのか。イエ・チーランはアメリカ在住の医者とのことですが、ストーリー上どんな関わりを持ってくるのか。
このあたりを考えながら見るのも面白いですね。
これよりネタバレエリアです
見どころ③バイ・ランのトラウマをどう治すか?
早くも第2話ごろからバイ・ランのトラウマについて言及がありました。が、詳細はのちほど。
第3話で、急に雨が強くなってきたタイミングで、バイ・ランは過去をフラッシュバックしてしまいました。たまたま通りかかったシュンアンが介抱し、家についていきます。
後々の話になりますが、このあたりでシュンアンは明確にバイ・ランのことが好きになってしまったようです。
第6話で、トラウマの全貌が見えてきます。
嵐の夜、バイ・ランは歯が痛くなり、バイ・チーが歯医者に行くことを勧めたものの、パパとママの帰りを待つとごねました。運転中の両親に電話で早く帰ってとせがむバイ・ラン。その時、両親の車が別の車と衝突し、二人は帰らぬ人になってしまったのでした。
それ以来、歯医者・ブレーキ音が苦手になり、明かりなしでは一人でいられず、一人で寝るのも嫌うようになってしまいました。
自分が両親を死なせてしまった…。自分は愛される価値がない存在なのだ…。
そんなことで自分を責め、もがき、耳栓・睡眠導入剤で必死に耐えてきたのでした。
見どころ④イエ・チーランvsバイ・ラン どちらを選ぶ?
体調が悪いときに看病をしてくれたバイ・ラン。シュンアンにとって、なくてはならない存在になっていきました。
そんな中、第5話でシュンアンの元カレの話題が。それがどうやら「イエ・チーラン」。
同僚の歯医者、ダーエイ(大A)によれば、シュンアンは学生時代に親密な人(イエ・チーラン)がいた。結局別れたものの、失恋のショックで丸7年恋人を作っていないらしい。
ダーAって名前、何なんでしょうか…。ドラマは好きだけど台湾の文化・風習はよく知らないので、RJやらダーAやら、もちろん通称ってのは分かるんですが、何を考えてAなんて文字を通称に入れるのでしょう?ご存じの人はコメントで教えてもらいたいです。
そのチーランが第6話でシュンアンの前に戻ってきてしまいました。ここから話は非常に複雑に。
元カレ(チーラン)と今カレ(バイ・ラン)のどちらを選ぶか…。
とあるタイミングで、シュンアンはバイ・ランにこんなことを言います。
考えなかったのか?僕の心にはもう決まった人がいると
これがまた波乱を呼ぶのですよ…。シュンアンはいらん一言も多いですw
これを聞き、バイ・ランは「決まった人はチーランだ」と思い込み、疎外感を感じます。これでまたすれ違いの日々…。あーじれったいw
しかし、シュンアンは非常に一途。EDで「君にとって、僕はなんなのだろう。僕にとって、君は一途になりたい未来だ」なんて思いもあります。それをきちんと言えばいいのにねぇ…。
一度はお互いの思いは別だと言って別れを選んだバイ・ラン。しかし、もちろん最後にはお互いを忘れられなくなり、チーランを振り切ってゴールイン!めでたしめでたし…
となればよかったんですが…。
見どころ⑤サブCPの進展は?
第3話に初登場するRJ。
RJ一家は彼の誕生日祝いを白夜朗朗ですることになりました。でも、何となく仲が悪そう…。
今作も誕生日シーンが出てきました。軽ーくですけどね。
16作品中10作品、62.5%でした。これ実は出てきていないと思っているシリーズにも出てきている説ありますね。
お母さんはRJに対して、
私たちは進歩的よ。あなたが何をしても応援する
それを聞いたRJ。
何を思ったか、料理を運んできたアレックスにキスを!
これでも?男が好きなことも?
父親は激怒して出ていきました。
RJは、「悪いのはいつも僕だ」と自分を卑下していました。個人的には、バイ・ランはかつての自分をRJに投影していたのではないでしょうか。だからRJを助けるべく、アレックスに指示して白夜朗朗に住まわせてあげることに。
ちなみに、これがRJにとってのファーストキスだったのですが、気持ちがこもっていなかったため、これはなかったものとして扱われますw
RJはまだ子ども。親が自分の言うことを聞いてくれないといって、癇癪を起こし、スマホを投げ捨ててしまいました。
アレックスは大人です。理解を得るには接し方を考えろと一喝。
徐々にではありますが、RJが精神的に成長していくのが見られるようになります。ありがとうの言葉が出てくるように。
RJがアレックスを壁ドンしたシーン。身長差が12cmと言っていたかな?
閉店後のカクテルの練習。目を見て「あなたが好きだ」とRJ。
RJが家に帰る直前、アレックスを引き寄せてキス。「今度こそファーストキスだ」
アレックスも、心に闇を抱えた人物なのかもしれません。RJに対してのアプローチは、何か抑えていたものを感じます。
しかし何はともあれ、この二人もゴールイン!RJも一途でかわいいですね。
見どころ⑥台湾BLドラマ頻出!家族の確執
11話で、バイ・ランとシュンアンがグランピングのデートに行きます。
シュンアンの両親に受け入れてもらえるか心配。
お揃いのブレスレットで、絆を確かめ合います。
ここ、どこかで見たことあるんだよなぁ…と思っていたら。
さすが「We Best Love」の監督さんです。ジョウ・シューイーとガオ・シードーも同じようにブレスレットをはめています。興味がおありの人は、以下に私のレビューのリンクを貼っておきます。
ところがこの後、いきなり連絡が途絶え始めます。
10日経ってようやく公園であったものの、シュンアンはどうやら寝ていないらしいし、触れられるのを避けている様子も。
結論から言えば、男と付き合うことに対して、お父さんの許しを請うていたけれども、連日のように折檻を受けていたのでした。バイ・ランとのことを聞いて父親は激怒。杖で殴り、許しを請うためにひざまずき続けていたのでした。
正直、ここ最近見たBLドラマシリーズで一番父親の怒りが激しい家族になってしまいました。日本では土下座で許しを請いますが、恐らく台湾では膝立ちで頭を下げる状態(ひざまずく状態)が許しを請う姿勢なのでしょう。シュンアンの膝は赤くはれ、背中には杖で殴られたあざがついていました。
それでもなお、バイ・ランを迎え入れるために、父親に頭を下げ続けたシュンアン。何て一途なんでしょうか。
その甲斐もあり、父親からも許しが出ました。見ていて涙が出てきました。
数々の試練を乗り越え、お互いがなくてはならない存在に。
最初の出会いはいい印象を持てるものではなかったけれども、深く知るにつれてここまで相手を思いやり、相手を助けたいと思える関係まで昇華できたのは、本当に素敵なことですね。二人の心情を推しはかると、自然と涙がこぼれてきました。
登場人物が多いので、いろいろなところで予想外のことが起こり、結構目が離せなくなりました。端折っていますが、あと2組もCPが成立しますw
私は結末が気になるから一気に見ましたが、秋の夜長に一日1話ずつ見ていっても、十分に満足できるドラマシリーズに仕上がっていたと思います。おススメです。























