2024年の終わりが近づいています。
今年は私の人生にとって、大きな転換点でした。地震や航空機事故の衝撃が冷めやらぬ正月に、何の気なしに見始めた台湾BLドラマにハマってしまい、アメブロまで始めてしまいました。ここで知り合った方もいらっしゃいます。新しい趣味が見つかり、素敵な一年になりました。
そこで、再度いろいろなシリーズを見直そう…と思っていたのですが。一つ心残りが。
初期の内容が雑
ここ最近では内容のフォーマットも固まってきましたが、当初はどんな感じで記事を書けばいいか分からず、今と少し違うテイストになっている面もありました。
そこで、今回は【アップデート版】として、再度まとめてみようと思います。
何をさておき【アップデート】しておきたいのは「About Youth」です。
超名作!青春を感じられるさわやかな作品です。いろいろな方に見ていただきたい作品ですので、初期の記事もリンクを貼っておきます。もしご興味がおありの方は、見比べてみてください。
総合スコア 21/30
①泣ける ★ ★
②ストーリー ★ ★ ★ ★
③リピート性 ★ ★ ★ ★ ★
④キャラ ★ ★ ★ ★
⑤セクシーさ ★
⑥おススメ ★ ★ ★ ★ ★
メインキャストと第1話のあらすじ
シュー・チージャン(徐啓章)
…シェン・ジュン(沈駿)
イエ・グアン(葉広)
…リー・ジェンハオ(李振浩)
レイ(Ray)
…シュー・シュオティン(徐碩廷)
アージエン(阿健)
…ホアン・シンホー(黄信赫)
メインCP①イエ・グアン(葉広)
海誠中学(日本の高校にあたります)2年生。学校内では大変な人気を誇るイケメン生徒。
後述するレイと親友。
メインCP②シュー・チージャン(徐啓章)
イエ・グアンと同じ高校に通う。イエ・グアンにほのかな思いを寄せている。
サブCP①レイ(Ray)
イエ・グアンの親友。イエ・グアンにはゲイだということが伝わっている様子。
彼氏がいるのだが、その人をイエ・グアンはよく思っていないみたい。
サブCP②アージエン(阿健)
シュー・チージャンのバンドにおけるリーダー。チージャンとは兄弟のような付き合い。
カフェでバイトをしていて、そこにあるときレイがやってきた。
人生最悪だったあの日…両親の望む第一志望校に不合格となり、雨の中、街を彷徨うイエ・グアン。
自分が世界一辛いと思っていたその時に出会ったのがシュー・チージャンでした。
彼もまた雨の中1人で泣いていました。自分より傷ついていることを直感的に感じ、自分が使っていた傘をそっと渡し、その場を立ち去ったのでした。
ナレーションでは、この先の展開を予感させる一言が。
「慰めが必要なのは彼だと思ってたけど、彼は僕の世界を変えてゆく」
いろいろなシーンから想像するに、「(僕たちの)青春」って意味を込めたタイトルのようですね。
なお、よーく見てみると、この傘、About Youthってロゴが書いてありました。
時は流れて2年後。イエ・グアンは高校では男女問わず大人気に。
誕生日に親友のレイ(Ray)と共に登校したとき、プレゼント責めにあうほど。
チージャンは、イエ・グアンのファンたちから持つように頼まれた「我喜歡你」(あなたが好きです)のプラカードを落としてしまいます。それをイエ・グアンは微笑みながら拾ってくれました![]()
まるでイエ・グアンからの告白であるかのように受け止めた視聴者は少なくないはず。チージャンは意味ありげに彼とプラカードを見つめるのでした。
チージャンと一緒にバンドを組んでいるアージエン(阿健)は、女の人が転んだ叫び声を聞き、おんぶして階段を下ろしてあげました。その女の人の彼氏がやって来たのですが、雰囲気的にそいつは二股をかけているらしい![]()
イエ・グアンの家では、両親ともこれから数日留守にするらしい。父親からはテストの成績が悪かったこと、もっと頑張らないといけないことを言われてしまいます。父親はついに一言も「ハッピーバースデー」とは言いませんでした。
これまで見た台湾BLドラマでは、必ずと言っていいほど誕生日シーンがあり、フォロワーさんからは「誕生日はその日に祝わないといけないとても大切なイベントだ」と教えてもらいました。
台湾の人にとっては本当に大事なものなのに、親から全く祝ってもらえなかったイエ・グアンの気持ちは察するに余りあります![]()
一方でレイ。思いを寄せる「彼」を女物の服
で待ちます。しかしその「彼」はアージエンがおんぶしてあげた女の子の彼氏でした。約束を無視され、悲しみの表情に。
再びイエ・グアン。インスタライブで多くの友人と繋がるものの、終わった後は絶望の表情
自転車に乗り夜道を駆けていきますが、その途中で犬のフンを踏む…自転車で転ぶ…人にぶつかり食べ物・飲み物をぶちまける…極め付けは自転車が盗まれる…。上から水も降ってくるし、人生最悪の誕生日です![]()
そんな時に、偶然シュー・チージャンと出会います![]()
このシーン、本当に印象的です。陽キャだと思っていたイエ・グアンが、まさかこんな表情を見せるなんて…。
見どころ①メインCPの接近と心の揺れ動き
シュー・チージャンにとっては、イエ・グアンは自分が一番辛い思いをしていた時に助けてくれた人。元々ほのかな気持ちを抱いていました。しかしイエ・グアンはその出来事を覚えていない。これがスタート時点での二人の心理的距離でした。
しかし誕生日の夜の一件から、二人は徐々に接近します。(というより、イエ・グアンがチージャンに接近し始めます。)
第2話では、イエ・グアンが初めてチージャンのライブに行き、彼が歌う「Take It Away」に心惹かれる様子が描かれていました。この先二人の関係はどのように進展していくのでしょうか。ネタバレエリアで深掘りします。
見どころ②イエ・グアンの家庭環境
台湾BLドラマによくある「家族との確執」問題。今回はイエ・グアン家に発生します。
というのも、彼の父はかなり厳格。誕生日ですら勉強やピアノの練習を休ませたくないぐらい。
イエ・グアンはそんな父親の思いを知っており、失望させたくないと感じています。
どこかで両親との関係が問題になりそうなフラグが。
この先、イエ・グアンと両親との関係はどうなっていくのでしょうか。ネタバレエリアで深堀りします。
この先ネタバレエリアです
見どころ③バンドの曲で分かるチージャンの気持ちの変化
以前OP曲の「Take It Away」の歌詞の内容について、まとめたことがあります。
これは明らかにチージャンのイエ・グアンに対するほのかな恋心を歌った曲でした。
彼の代表曲の一つです。イエ・グアンがバンドの練習を見に来た時にも、彼の眼を見ながら歌っていました。
この曲の歌詞は、
君のために輝きたいから
前に進む君を守りたいから
ゆっくり近づいて
縮めて 雨と君との間の距離を
今はまだあなたを遠くから見ているが、少しずつ近づきたい。いつまでもあなたを見守りたい…といったものです。こりゃ片思いですね。しかし、最後に行われた学校でのオンラインライブでは、この曲は今の自分には合わないと言って歌いませんでした。
そして歌った曲が、ED曲の「Slow Motion」でした。この曲の歌詞は、
お互いのそばにいて、存在の定義を探さないか?
ゆっくりと、あなたの信頼を勝ち取りたい
徐々に、あなたの顔を忘れられなくなっているんだ
といったものです。もう間違いなく付き合い始めた時の曲ですね。
印象的に何度も流れる曲を通じて、チージャンの気持ちをうかがい知ることができます。
毎回のOPやEDもそうだし、ライブシーンではそんなチージャンを思い浮かべながら泣きそうになりました![]()
見どころ④メイン・サブCPそれぞれのすれ違い
それぞれのCPに、すれ違いがあったことが丁寧に描かれていました。
第3~4話で、チージャンの家庭環境について描写がありました。
父親の影響で音楽を始めたチージャン。でもチージャンが中3の時に父親が浴室で突然死…![]()
その後おじさんからは父親の遺産をせびられ、殴られ、精神的に限界に。
泣きながら逃げて来て、うずくまっていたところにイエ・グアンがやって来たのでした。(冒頭の傘のシーンはそんなタイミング)
一方で、第5~6話でイエ・グアンも家族関係でトラブルが。自分のメンツのために子どもの気持ちを考えない父親に口答えするも、父親からこっぴどく叱られてしまいます。
チージャンを呼び、話を聞いてもらおうとしましたが、思わず…
「君は分かってない。なんでそんなふうに言うんだ。
君には僕の父さんのような父親がいないだろ」
何でこんなこと言っちゃうんでしょうね…。これにはチージャンも少し驚き、ちょっと身を後ろに引いてしまいます。
イエ・グアンも、後に自分が言ってしまったことを強烈に後悔。彼とも連絡が取れなくなってしまいました…。
サブCP。第2話ごろから二人は近づき始めます。
最初は、アージエンはレイの気持ちをありのまま受け入れることができませんでした。
道端でのキスシーンがあり、サブCPは早めにくっつく説により、早い段階で付き合い始めるのか…と思っていたら、意外と後半まで引っ張りました。
キスを断られたことで、レイがアージエンを拒絶するように。
そうこうしているうちに、親友だったイエ・グアンとレイまでもが疎遠になります…。
一時はバラバラになってしまったみんなの関係性。
最初に関係が修復したのは、意外にもチージャンとレイ。
チージャンはアージエンの頼みでレイに接触するも、イエ・グアンに対する気持ちがレイにばれてしまい、彼が恋愛(と人付き合い)が下手だという話題で意気投合。
アージエンは壊してしまったレイのペンダントを必死で修理し、朝までマンションの外で彼を待ち続けます。
徐々にレイの気持ちもほぐれていきます。
イエ・グアンはチージャンとの関係修復に向けて、チージャンの母親と話します。
「どの親も子どもを大事にしたくて最善と思う方法で接するけど、それが子どもの希望でないことも。だからよく考えて。
君は何がしたいの?そして両親とよく話して。シュー・チージャンともね。よく話し合って。」
ここらへんでイエ・グアンは気づくんです。自分は何がしたいのか。親の言うなりでいいのか。
そしてチージャンとの関係はどうしたいのか。シューママ、ナイス!
そしてここから、イエ・グアンは自分の心に従って行動し始めます。
翌日、イエ・グアンはチージャンと仲直りします。
一方レイとアージエンもキスをし、わだかまりも解け、仲直りしました。
メインCPとサブCP。知り合い同士ですが、それぞれのCPが一緒に会うのはこれが初めてでした。
アージエンから「告白は早い方がいいんだよ」と言われ決意したチージャン。ついにイエ・グアンに告白することに。
やっぱりサブCPに背中を押されてくっつく展開になりました。ここら辺は「HIStory3 那一天」もそうでしたね。
見どころ⑤イエ・グアンの親離れ
イエ・グアンとチージャンがハグしているところを、母親に見られました。
チージャンのことを聞かれます。
母親「変な友達はいらないの」
「ひとり親なの?
」
父親「どんな家庭で育つかが問題なんだ」「ひとり親の子は不良少年になりやすい」
ここにきて、ついにイエ・グアンが切れました![]()
「何も知らずに何を!父親がいればいいのか!」
「(愛情なんて)全然届いていないよ。自分たちのメンツばかり。」
「愛してるなんて聞いたことない。」
その後、定期試験を白紙で提出したイエ・グアンは、泣きながら動画でメッセージを撮りました。
「家に帰るといつも誰もいない。僕に話す言葉はいつも同じ。2人を喜ばせようと、満足させようと必死に努力した。でも2人が大事に思っているのは僕の成績で、僕ではない。
2人を大事に思ってる。けど、僕はただの17歳の高校生なんだ。
放課後は友達とふざけたり遊んだり、一緒に食事もしたい。誰かに話を聞いてもらいたいし、抱きしめてもらいたい
」
ここがタイトルにつながるのか…と思いました。About Youthとは誰の青春か?と思いましたが、イエ・グアンにとっての青春という意味も込められていたのでしょうね。
親からがんじがらめになってしまっていた気持ちをほどいたのは、一義的にはチージャンの母親。
しかし、チージャンと出会い、告白され、自分を本当に分かってくれる大事な人が見つけられたことで、自分自身の気持ちを確かめられたのだと思います。
最終ライブシーンが終わり、本作唯一のメインCPキスシーンがあって、このドラマは終了です。この二人の行く末をもっと見てみたい!そう思えるドラマでした。
余談ですが、リー・ジェンハオにとって、これが初めてのキスシーンだったそうです。そうやって見てみたら、確かにリー・ジェンハオはキス直前がすごく堅い…。あんなにイケメンなのに、ストーリー上もプライベートでもキスしたことがないなんて。初々しい雰囲気も、今作の完成度を高めてくれた要因の一つでした。
なお余談ですが、海誠中学の会長役で登場するのが、「那一天」のボーシャン(孫博翔)役だったウィルソン・リウ(劉韋辰)です。
イエ・グアンとともに、2人とも英語をかっこよく話しています。
リー・ジェンハオは英語も話せ、ピアノも弾け、ダンスも出来てすごい人だ…と感動したところで、文字数いっぱいです。
ご覧いただきありがとうございました。



















