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アラフォーのゲイが、台湾BLドラマにハマった!
ぜひ見てもらいたいドラマをご紹介します。面白そう!と思ってもらえたら、ぜひいいね!していただけると励みになります。また、コメントで感想を共有したいのでよろしければぜひ。

本格的に新年度に入り、バタバタしそうだったのと、FODの解約が迫っており、最後に何を見ようかなぁと思っていましたが、何人かのフォロワーさんからおススメいただいた「僕らも知らない僕ら-UNKNOWN-」にしました。

こちらの作品は、Amazonプライムでも見られるのですが、私の家のTV設定が悪いのか、字幕が重なって表示される不具合が頻発し、「これでは落ち着いて見られない」とFOD版で見直した経緯がありました。FOD版ではバッチリみられ、感情移入もして泣くシーンもあり、いい作品だと感じました。

 

総合スコア 16/30

泣ける   ★ ★ 

ストーリー ★ ★ ★

リピート性 ★ ★ ★

キャラ   ★ ★ ★ 

セクシーさ ★ ★

おススメ  ★ ★ ★

以前も書きましたが、20作品見た記念に実施した「オリジナルランク」と「総合スコア」。これ、一概に「スコアが低いから面白くない」とは言えません。「⑤セクシーさ」が低いとsexシーンが少ないという意味ですし、個人的に好きなキャラがたくさん出ていないと「④キャラ」は高くないです。よって、「好きなキャラが少なく、sexシーンも少ない」といった作品はスコアが低めです。あくまで参考程度に。

 

メインキャストと第1話のあらすじ

 

    

ウェイ・チエン(魏謙)

…クリス・チウ(邱宇辰)

ウェイ・ジーユエン(魏之遠)

…シュエン・ホアン(黄宏軒)

シャオ・バオ(小宝/魏離離)

…タミー・リン(林思廷)

サンパン(三胖)

…キム・ジェフン(金在勳)

 

メインCP①ウェイ・チエン(魏謙)

幼い頃に両親を亡くし、全部1人で背負ってきました。仕事を掛け持ちして夜間学校に通い、チンピラみたいなことも。

人生全てを妹と弟のために過ごしています。

 

メインCP②ウェイ・ジーユエン(魏之遠)/シャオユエン(小遠)

公式インスタからの説明です。

シャオユエン(小遠)は生まれた後、孤児院に送られました。いじめを避けるために、彼は孤児院から逃げることを選び、寺院の近くに隠れ、生き残るために供物を盗みました。」

「感受性の高いシャオユエンは、ウェイ家に入ってからも兄の足を引っ張ってしまうのではないかと恐れていた。」

兄が彼と妹のシャオバオのために犠牲を払っているのを見て、兄に代わってその重荷を担うことを望んだ。それで彼は背を伸ばすために一生懸命努力し、一生懸命勉強し、飛び級しました。」

なるほど、背が高くなったのは努力のおかげだったのですね。納得しました笑

そして彼は「VIP Only」メインCPリウ・リー(劉歴) の親友ライ・ダイイー(頼岱義)を演じていました。こんなに雰囲気が変わるのか…と、フォロワーさんからの情報を半信半疑で今作を見ました。

雰囲気激変は他にもいますが、それはPart 2で。

 

ウェイ・リーリー(魏離離)/シャオバオ(小宝) 

ウェイ・チエンの妹。

 

タン・ユー(譚于)/サンパン(三胖) 

ウェイ・チエンの親友。ウェイ一家が住む家を貸しているのは、サンパンの父親。

「サンパンと名付けられた理由は、彼がウェイ・チエンより3歳年上で、若いころは非常に野心的な少年であったため」(胖には、太るという意味があるそうです)

 

OP曲ならびに挿入曲の作詞作曲を担当しており、歌も歌っています。OP曲はクリス・チウが、そして挿入曲はシュエン・ホアンも歌っています。私は耳がバカなので、クリス・シュエン・ジェフンの声の聞き分けが全くできませんでしたが笑

 

酒に酔ったジーユエンが「兄さんが好きだ。僕が好きなのはウェイ・チエンだ」とキスするもチエンから殴られるシーンから始まります。

フォロワーさんからも教えてもらいましたが、「義兄弟」設定、結構多いですね。あるあるの一つなようです。

今作以外にも、「HIStory 離れて、離さないで」「HIStory2 越界~君にアタック!」「HIStory 4 隣のきみに恋して~Close to You」あたりは定番でしょうか。タイトルに、私が書いたレビューのリンクを貼っていますので、ご興味がございましたらご一読ください。

 

時を戻して正月シーン。サンパンが家に来ます。料理を作っていたチエンが、ジーユエンを迎えにいきます。昔を懐かしみ、

「情に駆られて、見知らぬ少年を家に上げた。」

階段下の、同じ位置に座っていたジーユエン。手を差し出し、立たせてあげるチエン。

一方のジーユエン「あの時、諦めず待ってたから、僕には帰る家ができたんだ。兄さんがいる家が。」

 

さらに時を戻して2007年。

チエンは生きるため、仕事をもらいにヤクザのワン・ジュンロー(王郡楽)/通称ロー(楽)兄貴のところにいました。

仕事帰りに、ジーユエンに会いました。身を守ろうとパイプを振り回す姿に、かつて自分も母親に反抗して折檻を受けたことを投影。持っていたパンを一つ分けてあげました。

それからはチエンはヤクザ組織で働きつつ、ジーユエンに食べ物や、寒さを凌ぐ衣服をあげていました。

引き取れないからついてくるなと引き離したこともありましたが、最後には玄関の前にいたジーユエンをシャオバオが引き入れました

ジーユエン、本来シャオユエン(小遠)と呼ばれていましたが、ロー兄貴が「ウェイ・ジーユエン」と名付けました「チエンの(之)ユエン(遠)」という意味を込めています。

 

そして今作は、少年から青年に至る成長が描かれています。そのため、メインCPも年齢により複数の人物が演じています。贅沢ですね。

このうち、チエンについては大人・青少年が、ジーユエンについては少年の俳優さんが好きでした。大人のジーユエン(シュエン・ホアン)については、笑っているシーンは好きでしたが、真顔のシーンはそこまで…といった感じで。ということで6人中3人が好きでしたので、④キャラは★3つとなりました。

 

2011年、怪我をして病院に行ったチエン。

サンパンは「いつまでロー兄貴とつるむ?弟たちに手本にならないと」と説得。何とか抜け出しましたが、その後ジーユエンが学校に行っておらず、ロー兄貴が関わっているとアジトに乗り込みました。

ロー兄貴のところにいる武闘派アーフー(阿虎)は、抜けるなら何かを置いて行けといいます。

ロー兄貴は、「決闘で勝ったら抜けさせてやるよ」と条件を出します。

決闘に負けているチエンを見て、ロー兄貴に「お願いだからもうやめさせて」と懇願するジーユエン。しかし、ロー兄貴は、

「目を開けてよく見ろ。お前のために必死で勝とうとする兄貴の姿を」

必死に食い下がり、勝利を掴んだチエン。大けがをしたものの、無事抜けられることになりました。

帰り道、涙ながらに、「僕を捨てれば、楽になる?」と聞くジーユエンに、「捨てたら、俺には何もない。泣くな」と優しく言うチエンの姿がありました。

 

時が進み、チエンは大学を3年で卒業しそう。シオン(熊)の会社に来てもらいたいと言われています。

チエンが高校を卒業し、ボウリング場で働いていた時にシオンと知り合い、進学や将来を約束されたそうです。

チエンがロー兄貴のところを抜け、まっとうに生きてきた流れの背後には、サンパンだけでなく、シオンとの出会いがあったのでした。

 

見どころ①ジーユエンの成長

いつもチエンに守ってもらっていたジーユエン。周囲とコミュニケーションもとらず、学校でも一人で過ごしていた様子。

そんなジーユエンが、大きく成長していきます。

ジーユエンは知能は高いものの、他の子より年齢が低く、周りとの交流が苦手で学級委員としか話さないとチエンは担任から言われます。体育系の部活動に入り、周囲と仲良くすることを勧めると、「兄さんが言うなら」とハーフマラソンに出ることに。朝から長距離を走り、いくらチエンが呼び止めても、止まろうとしないジーユエン。倒れるまで走ってしまいます。

 

最初はそんなジーユエンの姿に戸惑いを見せるチエンに対し、サンパンは「あいつはずっとお前のそばにいた。だからお前に似たんだ」といいます。二人は似た者同士なのでしょう。お互いがお互いを守りたいと考えています

チエンが大学を卒業するまでには、ジーユエンも(体格的に)大きく成長します。卒業式の日に、花束を渡してお祝いします。

卒業式の写真を見ながら、心の中でジーユエンがつぶやきます。

「いつからか分からないけど、僕の世界は彼のために回っていた。1人じゃないよ。僕がずっとそばにいるから

社会人になったチエンと、学生のジーユエンとの関わりが本格化します。二人の接近は、ネタバレエリアで。

 

見どころ②母親との確執

母親との確執は名言されていませんが、出てきた断片をまとめてみます。

第2話で、母親との出来事がフラッシュバックし、吐き気を催します。

テストで満点を取っても「100点を取っていいなんて言った?」と折檻。ひざまづいて謝罪を求める姿勢(跪下)をしています。「見ててイラつくの」「なんで死なないの?」「あんたなんか死ね」などと言われてもいました。

それは実の妹のシャオバオにとっても同じことらしい。

ある日、シャオバオがモデルの仕事のために着飾って出かけようとしていました。しかし露出が多いから着替えろというチエン。「母親のマネか?」とチエンが聞いたことで、シャオバオが相当なショックを受けます。売り言葉に買い言葉で、「もう帰ってくるな」と言ってしまいます。

母親と同じだとみなされたことで、シャオバオも怒り心頭。二人の兄妹にとって、母親は記憶から消し去りたい存在のようです。母親との不仲や、トラウマになる作品も、台湾BLでは時々見られます。「My Tooth Your Love」「正負之間~PLUS & MINUS」なんかはその一例でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この先ネタバレエリアです

 

 

 

 

 

 

 

 

見どころ③ジーユエンとの別れ

チエンは、シオン・サンパンと共に設立した「H.O.T」(Home Of Three)に就職します。

ジーユエンも出入りして仕事を手伝うようになります。

チエンは時々頭痛やめまいがします。ある時、肺炎にかかったチエンをジーユエンが看病します。一緒の布団で、チエンを抱きしめて寝るジーユエンの姿がありました。

 

一緒に暮らすシャオバオは、ジーユエンの変化に気付きます。

「ユエン兄さんはこの頃、どうやら、恋をしてるみたいなの」

私の口からは言えないようなものを見てる」(←BL小説)

このあたりから、チエンはジーユエンが男が好きらしいと気づきます。しかし、それが誰かにはまだ気づいていません。

出てきた情報をまとめると、

①ジーユエンが学校で唯一学級委員と仲良くしていたのは、「チエンと同じ誕生日だったから」

②ジーユエンは「兄さんの隣は心地いい」と感じている

③一緒に釣りに行ったときに、「僕は男が好きなんだ」とチエンに告白します。

④しかしチエンはジーユエンの将来を考え、受け入れられません。自分の教育が悪かったから…とまで考えるチエンに、何度も何度も「その人を好きになったのは僕の勝手だ。兄さんは関係ない」と告げます。

 

二人の関係をサンパンにとがめられるチエン。サンパンは「ジーユエンが好きなのはチエン」だと気づきます。

「お前を見るまなざしや、病院で世話を焼く姿は、好きな人に対する態度だった」

 

ジーユエンとサンパンが直接話す機会があり、説得を試みます。

「あいつの未来のことも考えろ。兄貴を苦しめたいのか?」

「俺の話を聞き入れろ。お前が傷つくんだぞ」

しかしジーユエンは聞きません。

「H.O.T」の倉庫で、とある事情から酔いつぶれたジーユエン。発熱もあり、自分をセーブしきれなくなったジーユエンは、ついに自らの言葉で「僕が好きなのはウェイ・チエンだよ」と告げ、キスをします。(これが第1話冒頭のシーン)

この状況をチエンは受け入れられず、彼を拒絶するようになります。サンパンの勧めに従い、チエンが家を出ることになります。同時に、サンパンはジーユエンに接触。思いを断ち切れないジーユエンに、外の世界を学べと、海外留学を勧めます。誰にも会わず、さよならも言わず、一人静かに留学に旅立ったのでした。

そういえばジーユエンの部屋にかかっていたタペストリーは、ニューヨークの地名(Harlem W 146th St.)が書かれていました。本当は行ってみたいところだったのでしょう。この先、4年ほど留学することになります

 

 

 

見どころ④再会、そして

離れ離れの正月を過ごす、酒びたりのチエン。そこにジーユエンから電話が。話も出来ずにぶっつぶれてしまうチエン。

サンパンが駆け付け、持病ではないか?と心配しますが、チエンはそれをジーユエンが聞いたら帰ってきてしまうから、絶対にいうなと止めます。

ここでサンパンは「シャオユエンを想っているのか?」と聞き、チエンは答えられないシーンが入ります。

字幕のみで見れば「想う」=考えるですが、別シーンで同じ「想う」を「寂しい」「恋しい」のニュアンスで訳している箇所があります。

それを合わせたら、サンパンの意図は「シャオユエンのことを恋しく思っているのか?」となります。自分の感情が分からなくなってしまったチエンには、サンパンの質問に答えられるわけがありません。

誰もいない家に1人戻って来るチエン。この日はチエンの誕生日。いろいろな思いが巡り、ついにジーユエンに電話をかけることに。

兄や妹のことを心配し、いろんな思いが駆け巡るジーユエンですが、チエンはそこそこにして電話を切った後、彼にメッセージを送ります。「家が恋しいなら、帰ってこい」

接待で酒によってふらふらのチエンに、「兄さん、帰るよ」

タクシーで話す2人。ジーユエンの肩にもたれかかって眠るチエンがいました。

長くなってしまったので、この続きはPart2で。

 

テイストが「奇蹟」に通じるものがある作品です。「ヤクザ・チンピラもの」ですし、「別れ」も。先読みができる感じ(伏線とも言えますが)もちりばめられています。他BL作品の出演者も出ています。エンタメとしてはとても満足がいく作品ですよね。

 

現段階でもそうなのですが、若干暴力シーンが痛々しいのが難点でしょうか。その関係で「奇蹟」もランクの星を削った部分がありますが、今作もちょっときついと感じる方もいらっしゃるかもしれません。