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アラフォーのゲイが、台湾BLドラマにハマった!
ぜひ見てもらいたいドラマをご紹介します。面白そう!と思ってもらえたら、ぜひいいね!していただけると励みになります。また、コメントで感想を共有したいのでよろしければぜひ。

台湾BLドラマのレビューをつらつらと投稿している、40代ゲイのkeyです。

今回の作品「僕らも知らない僕ら-UNKNOWN-」も、面白かった!

内容がてんこ盛りだったので、急遽前後編に分けました。Part 2は、おおよそ第8話から第12話(最終話)までの話で構成されています。

Part 1(第1話~第7話)はこちら。

 

事前にご連絡です。Part 2は全編ネタバレエリアの設定です。

結末まで記載していますので、未視聴の方はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

これよりネタバレエリアです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見どころ⑤ヤクザものの定番か…

第3話で、チエンがシャオバオを母親と同一視し、二人が大ゲンカしたシーンがありました。

家を出た後、階段でこけて足をくじき、ケガをしたシャオバオ。

そこに通りかかったのが、ロー兄貴のところにいたアーフーでした。アーフーはシャオバオを病院に連れて行ってくれました。

シャオバオとアーフーはお互いがチエンと関わりがあることは知りません。

でも、ウェイ一家は、まだロー兄貴との関わりが残ってしまっているんだ…と見ていて重たい気持ちになりました。この出会いが、いつかどこかでチエンを苦しめてしまうのではないかと…

第9話でチエンとジーユエンが二人で旅行から帰った日。

リン・ズーユエン(林祖源)医師から、ジーユエンにメールが。

「来週ヤツが戻る」

ほらほらほら…恐れていた展開ですよ…。こんなもん、「ヤツ」=ロー兄貴に決まっている。

ところで、何かあったらお世話になっていたリン医師ですが、フォロワーさん情報で「We Best Love」メインCPガオ・シードー(高仕徳)を演じたリン・ズーホン(林子閎)だと。

いや嘘だよそんなのー…と思っては見たものの、確かに名前に見覚えがあるなぁ…。よくよく見てみたら確かにそんな感じかもしれないとしみじみ。シュエン・ホアン(黄宏軒)もそうですが、髪型が思いっきり変わっていて別人に見えるケースがこれまでも多く、意外な人物が出演しているのを探す楽しみもありますね。

余談ですが、「HIStory3 那一天~あの日」のメインCPシャン・ハオティンを演じたソン・ウェインも、「血、拾人生」(日本語タイトル不明)白血病患者?を演じるために、昨年一時期は坊主姿になっていました。ただし彼は坊主になっても私にとってはハオティンでしたが笑

(詳細が記載された日本語版HPが見当たらず、唯一出てきたのはいつもお世話になっているフォロワーさんのアメブロでした。インスタではハッシュタグで白血病とありました。)

ロー兄貴がアジトに戻り、アーフーはウェイ・チエンを締めよう、敵を打とうと言います。

ロー兄貴は誰かのためではなく、自分でやれと告げます。

ジーユエンの部屋を掃除してた時、チエンは缶の中に入った昔の写真と、不穏な書き置きを見つけます。

    

「生まれてから死ぬまで、僕の人生は周囲と真逆でかたくなだ。振り返ってもそれしか思い浮かばない。でも、ここで全てが終わるなら、最後にひと目会いたかった。それが最大の心残りだ」

チエンも状況のおかしさに気づきます。この遺書がすべての状況を変え始めます。

兄を救うために、自らロー兄貴のところに出かけていったジーユエンを追って、チエンも奔走します。

ロー兄貴のアジトに乗り込んだジーユエン。アーフーと対面し、一味に暴行を受けます。

そしてチエンはロー兄貴と対面し、一緒にアジトに行くことに。

ジーユエンを助けに行ったチエンも暴行を受けますが、ロー兄貴はそれを止め、ロシアンルーレットを提案します。

このシーンがまた辛くて…。「奇蹟」と似たテイストを感じたのは、このあたりにも原因がありました。

あの時は、復讐シーンで…ほら、ああなったじゃないですか…。こっちとしてはもう必死の神頼みですよね。

 

1発目を志願したのはジーユエン。しかし無事でした。2発目はロー兄貴でしたがこれも不発。3発目はチエンだが、奇跡的に不発。ここで解放と言ったロー兄貴。

「ウェイ・チエン、二度と会わねぇぞ、借りは返したからな」

 

ロー兄貴はなぜか終始チエン側に立ってくれます。これはチエンの持つ才能を認めてくれたからなのでしょうか。

あいつらは、お互いのために命を張った。お前は?できねぇよな。」そうアーフーに言って去っていくロー兄貴でした。

ところで、チエンたちがいつも行く屋台の店主アーロン(全身刺青の男性・画像中央)はロー兄貴関連の人でしたね。初見のころから恐ろしい風貌でしたし、今回はロー兄貴に拳銃を渡しました。チエンと同じく、ロー兄貴の下で働いていたが、外に出たのでしょうか。この後の流れも含めて、実はアーロンはチエンとジーユエンをずっと見守り続けてくれていたのではないかと思います。

帰り道で、チエンはジーユエンを抱きしめます。

帰宅後、ジーユエンに置き手紙のことを問いただすと、アメリカで登山し、雪崩にあった時、死期を悟って書いたものだといいます。

「僕の一生の軌跡は、「ウェイ・チエン(魏謙)」の二文字だけで語り尽くせるほどなんだ。」

 

 

見どころ⑥シャオバオの幸せ

サンパンはウェイ一家にとって恩人。合鍵も持っていて、頻繁にやってきます。

チエンとジーユエンの間柄について不審に感じたサンパンは、シャオバオと話をします。その過程で、「好きな人はいる?」とシャオバオに聞くシーンがありました。

第8話で、シオンとサンパンが家に来ました。接待の日(ジーユエンがチエンを迎えに来た日)に飲みすぎてフラフラ。ジーユエンが食事を作ってくれます。

キッチンで話をするサンパンの首筋に、虫刺されのような赤みがあるのに気付いたチエン。仕事終わりにシャオバオが帰宅しますが、シャオバオの首筋にも同じような赤みが。

サンパンを呼び、二人の首元の赤みを問いただすと、サンパンは「兄弟、シャオバオと付き合ってる。」

キッチンから包丁を持ちだすチエン。どうやらみんな知っていた模様で、自分だけ蚊帳の外だったことがチエンの怒りを増幅することになるのです。

シオンはお前も好きな人を作れというが、そこでおもむろに「シオンさん、兄さんには僕が」ジーユエンが笑顔で立ち上がります。

 

そして最終話では、シャオバオに子どもができたことも明らかになりました。

一生の決断だ、よく考えろ。結婚するんだな?」と尋ねるチエンに、

「一人で私を育ててくれたよね。普段は兄さんだけど、大黒柱の父親であり、口うるさい母親だった。」

「私はずっと守られてきた。でもサンパンさんが教えてくれたの。家族以外にも私を大事にしてくれる人がいると。ユエン兄さんもそうでしょ。」

ここに来て、また泣かされるのか…と思ったシーンでした。ジーユエンは厳密には血縁関係はない。でも、家族でないけど自分のことを大事に思ってくれる存在の大切さを、シャオバオから教えてもらったチエンでした。

 

見どころ⑦チエンとジーユエンの仲

サンパンとシャオバオとの仲を、なかなか認めてくれないチエン。

親に恋路を邪魔されるドラマの主人公みたいだというシャオバオに、「人を好きになるのは自然なことだ。僕も打ち明けるよ。好きな人がいる。

 

その時、チエンは玄関にいて聞いていた。家に入り、「面倒な話はシャオバオ一人で十分だ」と冷たく告げ、部屋に戻るチエン。

今度はシャオバオがチエンの部屋に行き、誠意をもって考えを伝えます。

「誰と付き合ったとしても、私は永遠に兄さんのたった一人のシャオバオです。この尊い縁を大事にしたい。やっとユエン兄さんが帰国した。この週末は、家族3人揃って家族旅行に行きたい

そんなことを言っていたのに、結局シャオバオは仕事でミラノ行き。

結局二人だけで旅行に行くことになります。場所は以前も行った魚釣りの川辺へ。

ここでチエンが伝えたことは、

「俺を想うのはやめろ」

 

一方でジーユエンが伝えたことは、

その人が幸せなら、好きな人が何をしてようと、結婚しようと、僕には関係ない。

②辛かったが、あきらめようとしたけど、ダメだった。

③ここに戻ってこられただけで満足。もう僕を追い出さないで。

第10話で、チエンが鼻血を頻繁に出すように。サンパンと話していても鼻血が。具合が悪そうだから医者に見せろというサンパン。

いつものようにリン医師に診てもらいますが、総合病院で検査しろと言われます。

「血栓が脳神経を圧迫している」

悪化したら死を待つのみ

チエンは心配させたくないから、ジーユエンには何も言いません。病院に行くことも、「そのまま退院できなかったら?そうなったら、シャオユエンとシャオバオは?」「シャオユエンを巻き込みたくない」と言って、超後ろ向き。

 

しかし、何も相談してもらえないことがジーユエンにとっては不満だし、辛いです。

何度も何度も「隠していることはない?」「何か言うことがあるんじゃ?」と聞きますが、チエンは全く言ってくれません。だからとうとう聞いてしまいました。「兄さんにとって、僕はなんなの?隠してる方が楽だと思ってるの?」

最後には親友のサンパンがチエンを後押しします。

「シャオユエンの留学を勧めたのは、離れるのがお前らのためだと思ったからだ。でもどうだ?シャオユエンがいない間は、心が空っぽだっただろ?

シャオバオと付き合い始めた頃は俺にも葛藤があった。幸せにできるのか、正しい判断なのか、お前になんて言うべきか。でも人生は短いと気付いたんだ。何年も迷っていたら時間がもったいないだろ。自分のことを一番大事に思ってくれるのは誰だ?

確かに男同士だが、シャオユエンは世界中の誰よりもお前を慕ってる。問題を直視したらどうだ?」

これに対し、チエンも心の奥底を語ります。

俺は怖いんだ。

シャオユエンがロー兄貴のところへ。集団で殴られた。そして最後は、銃を突きつけられた。だから気軽に決断できない。将来を考えないと

しかし、この一連の流れを、ジーユエンは全て階段の上から聞いていました。耐えられず、家を飛び出すジーユエンを追って、チエンも外に行きます。

 

ヤバい展開ですよ…。そこで伝えたことは、以下の通り。

ジーユエンの気持ち

①尽くしても無駄だと分かっていたが、本人から聞いて傷ついた

②後ろめたいから追ってきたのか、僕が大事だから追ってきたのか、どっちなのか?

③僕の問題だ。僕が追いかけ、兄さんを頼り、好きになった。だから兄さんには何の責任もない

 

チエンの気持ち

①ジーユエンに対する気持ちが兄弟のものか、別の感情に変わるか、分からない。

俺にはお前が必要だ。遺書を見た時に、初めて(ジーユエンを失うのが)怖くなった。

 

ジーユエンは終始一貫して、「兄さん(チエン)には責任がなく、好きになった僕の問題だ」と言い続けています。そして、チエンは混乱しつつも、「ジーユエンを失うことを考え、恐怖が出てきた」と言っています。チエンがだいぶ素直になってきました。

 

ここでジーユエンの手を引っ張り、引き留めるチエン。その対応に、ジーユエンは

初めてだね、自分から僕を引き止めるのは

ジーユエンはチエンを引っ張り家に戻る。家に帰り、チエンからジーユエンを引き寄せ、キス。二人はここで初めて結ばれます

「わからないの?兄さんとしてではなく、つらい時は僕に頼ってほしい。悩んだら僕に相談してほしい。一生そばにいたい。できる?」

ここでチエンはジーユエンの思いを受け入れ、笑顔でうなずくのでした。

 

 

見どころ⑧その後

ロー兄貴がリン医師と話している。実は二人は仲が良かったようです。

「分かるだろ、気心の知れたヤツは少ない。お前は俺の身内だ。」

「俺がケガすると、いつもそういう目で見る。心配するな。もう足を洗う。アーフーの件は上層部に任せた。この道は、そう楽じゃねえ。」

そう言って去っていくロー兄貴でした。

この二人の関係、ちょっと意味深な終わり方をしました。単に知り合い(仲の良い友人)という意味なのか、それとも、もっと何かあるのか…。私は個人的には実は深くつながっていたのではないかと邪推していますラブ

リン医師とロー兄貴がつながっていたからこそ、リン医師はジーユエンに「ヤツが戻る」というメッセージを送れたのですね。

母親のこともあり、手術に踏み切れないチエンを、ジーユエンが必死に説得します。

それはチエンがジーユエンを見つけてくれたあの階段下でした。

ここも詳細は明らかになっていないものの、どうやら母の死を目の当たりにしたチエン。それを思い出し、ジーユエンに同じ思いをさせたくないと考えていたようでした。

自分に何かあったら、放っておいてくれと伝えるチエン。

チエンにそんなことを言われると(体が割かれるぐらい)痛いというジーユエン。

「僕を見て。これから先は、やるべきことをするんだ。手術もしろ。僕がついてる。わかった?」

家に帰るとシャオバオもいて、どうやら状況をサンパンから聞いたらしく、三人で抱きしめあったのでした。

家族がまた一つになりました

仕事終わりに、正装ででチエンを待っていたジーユエン。引き寄せてキスをします。

病院に向かうチエンに、ジーユエンが留学前にチエンからもらったブレスレットをつけてあげます

「ウェイ・チエンはすごく勇敢な人だ。それに僕がついてる。ずっと守ってくれたけど、今度は支えになりたい。僕が守る番だ。以降、怖がるな」

 

 

いかがだったでしょうか。Part 1でお伝えしたとおり、「ランクのスコアが低い=面白くない」ではない、と。

このストーリー、壮大ですよ。足掛け約20年分ぐらいのストーリーですから。ここまで長い付き合いを描いたBLドラマは、「正負之間~PLUS & Minus」「Life 線上の僕ら」ぐらいでしょうか。感情移入がしにくくなるネガティブ面を抱えつつ、あえて俳優を変えてまで二人の人生を描いています。その点では、すごく見ごたえのする作品だったと思います。

 

惜しかったのは、やはり暴力シーンが繰り返し視聴においてはちょっと気になること(「HIStory3 圏套~ラブ・トラップ」は、ヤクザものの割には血が少ない気はします。一部リンチシーンはありますが。)と、結局お母さんとの確執・リン医師とロー兄貴のつながりなど、もう少し見てみたかったと思える箇所が残ってしまったところでしょうか。

 

(そして本筋には全く関係ありませんが、インスタで画像を探していた時、シュエン・ホアンの左腕と右胸にタトゥーが見られました。私ダメなんですよ…。古い人間なので。そういった意味でも、シュエン・ホアンはいい人なんだろうけれども好きになれませんでした。)

 

そうであっても、二人を応援したくなる気持ちが日増しにあふれ、ハッピーエンドを願う自分がいました。2025年度最初に、いいストーリーを見られたなぁという感慨でいっぱいです。おススメいただいた皆様、ありがとうございました。