今どきの糖尿病治療薬で3が欠番なのは気持ち悪くないか | 血糖知を上げてみる?

血糖知を上げてみる?

糖尿病から得た「血糖知」を語るブログ。

昨日に引き続き、冒頭の段落をもういちど繰り返します。

GLP-1受容体作動薬 (
Glucagon-Like Peptide-1 agonist)
SGLT2阻害薬 (Sodium/GLucose coTransporter 2 inhibitor)
DPP-4阻害薬 (DiPeptidyl Peptidase-4 inhibitor)

よく見ると物質名のサフィックスに数字の3がないのですよ。ついでに言えば5とかもね。ほんとうに3とか5とかが欠番なのかどうかを調べるのにもGoogle検索が役立ちます。

上記の3つの薬剤、物質や薬効に違いはあるものの、構造的には「○○数字○○薬」という並びで一致しています。3や5の数字をもつ糖尿病治療薬があったとしてもおそらく同じ構造を示すのではないかと考えられます。

そんなときに役立つのがGoogleのワイルドカード検索です。

上記の例のように、○○のところには何らかの語が入るのだけれども、何が入ってもよいような場合には、アスタリスク(*)を用いて検索式を作成します。サフィックスに「3」を持つような糖尿病治療薬を検索するなら

*3*薬 糖尿

となりますし、サフィックスが5の場合は

*5*薬 糖尿

のような表現になります。「糖尿」という語とともにAND検索する理由は、もし「糖尿」という語がないと、語の途中に「3」や「5」の数字が入り、末尾が「薬」で終わるようなすべての語が対象となり、必ずしも糖尿病薬がヒットするとは限らないからです。

で、気になる検索結果はというと、途中に数字の3や5を含む糖尿病治療薬は発見できませんでした。ま、上位10件の検索結果を見ただけなので、ひょっとすると11位以降にあるのかもしれないですけど。