カラダ改善トレーナーの安部です。
とあるFacebookのグループページに、自己紹介や自分の経歴を書くことになり、過去のことを振り返ったり、思い出したりしていました。
自分の歩んできた道をたまには振り返るのもいいですね。
常に前だけを見て、ポジティブに、前向きに!!って、
それも大切かもしれませんが、たまには後ろを振り返ることも必要なのかもしれません。
そこで、気付く事もありますしね。
今日は、自分の職歴を振り返ってみました。
まず最初の就職先は、新卒で(スポーツ医学の専門学校から)、中核的な病院へ就職しました。
その医療法人のリハビリテーション部に配属され、リハビリの補助や運動指導など、色々と経験させてもらいました。
そこでは、当時話題になった高齢者のための運動療法として、パワーリハ(パワーリハビリテーション)という介護予防の事業に携わることが出来ました。
パワーリハとは、ウエイトマシンを使った高齢者のための運動プログラムです。
基本的には、一般的な筋力トレーニング用のマシンですが、高齢者などでも利用しやすいマシンなどを選定し、不可も低負荷で実施し、プログラムも低体力者でも参加できるものでした。
そこでは、リハビリテーションの一環として、マシンを使用した運動療法や、デイケア(通所リハビリ)の利用者の方の運動療法として、集団でパワーリハの運動をしていました。
今では、リハビリや介護予防で筋トレマシンを使用したり、リハビリ室やデイサービスに運動機器やマシンがあるのが当たり前ですが、当時(15年くらい前)は、あってもレッグエクステンション(太もものトレーニング)とエアロバイク、ダンベル(鉄アレイ)やくらいしかないところが多かったのではないでしょうか。
そんな時期から、運動指導者としてリハビリテーション領域の運動療法や介護予防に携われたのは貴重でしたね。
パワーリハや高齢者の介護予防事業では、病院学会などでも発表もさせてもらったし、色々な勉強もさせてもらいました。
そして何より、運動指導によって元気になったり、身体機能が向上して行く様を間近で、実際に経験できたので、この経験は私のやりがいにも繋がっています。
特に高齢者は個人差が大きく、老化や体力の衰えが急速に進んでしまう方も多くいます。
ちょっとした事で、要介護状態になってしまったり、寝たきりになってしまいます。
特にカラダを動かす習慣のない方は、筋力の低下に歯止めがかからず、転倒による骨折、ロコモやフレイルによる悪循環を辿ることになります。
そこで、定期的な運動や活動量を維持させるのに、マシンを使ったパワーリハや運動療法が効果的になってきます。
もちろん、マシンを使わないでも身体機能の維持や強化もできますし、マシンや運動する環境が身近に無い方が多いと思うので、まずは自分でできる運動を継続してやっていく方が、現実的ですね。
ただ、自発的に運動に取り組む方は、それで良いのですが、問題は意識の低い方です。
私は現在、一般的なフィットネスクラブで活動していますが、その中で少数ですが自分の子(特に娘)から勧められて運動を始めた高齢者の方や、娘さんから相談を受けたりすることがあります。
年齢的に70代の方が多い印象です。
あと、80歳以上の体力の低下が心配な親御さんをお持ちの方で、相談される方もいます。
その場合、フィットネスクラブなどに通う元気や体力はないけど、デイサービスや介護保険を使ったサービスを利用するほどじゃない、いわゆるグレーな層ですね。
今の介護保険やサービスの現状では、上記の層へのアプローチや受け皿が不足していると思うので、私にも何かできればと思っています。
ただ自然と、自立能力が低下してきて介護サービスを受ける様になるまで、何もしなければ自然とそうなります。
その前段階で、やることやってれば・・・
特に、コロナ禍で一気に体力レベルの低下した高齢者は多いと予想します。
この辺も、オンラインなどでサポートできればいいですね。
やっぱり、自分の親にはなるべく長く元気でいてほしいと、誰でも思うでしょうしね。
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