例年なら、実家に帰る電車の中でブログを書いてるんですが、今年は名古屋の家の中。
年末年始は必ず実家で過ごすってのをずーっと続けていましたが、今年は現状を鑑みて断念。
残念だけど、しゃぁないかなって。状況を見ながら近いうちに帰れるタイミングを見つけようと思います。
2020年、これからもずっと語り継がれていくだろう衝撃の1年だった。
当たり前のことが当たり前でなくなる、どれだけの人がそれを痛感したんだろう。
新しい生活が徐々に定着していく中で、受け入れて順応していく自分と、少しずつ内側の世界に留まっていく自分が交錯する1年でした。
やはり、「配信」というツールが1年のほとんどを占めたと言っても過言ではありません。
以前から何となくやっていたことが、生活の中心になるなんて、思ってもみなかった。
うまくいかなくて八つ当たりしたり、知らないヤツから嫌なことを言われたり、決して楽しいばかりではなかったけれど。
それでも、笑ったり喜んだり楽しんだことのほうが遥かに多くて、淋しさをも吹き飛ばしてくれました。
それから、毎年開催の周年コンサート。できないかも…って覚悟もしていたけど、無事開催できました。
ホールに来られた人は限られちゃったけど、応援プロジェクトや大掛かりな配信など、コンサートをやる上での色んな取り組みに沢山の方が協力してくださったことが何よりも嬉しかったです。
延期になっていたプラネタリウムのコンサートも、沢山の方の協力があったからこそ実現ができました。
この状況下でありながらも、沢山ライブをすることができたのは、様々な場所で尽力してくださる方々のおかげです。
本当に、ありがとうございました。
僕は、「今」繋がっている人との関係を大事にしたい。
もちろん、新たな出逢いにも期待はします。過去にも縋ります。
今、「ここにいる」人たちに喜んで貰えるよう努力して、その先の世界をもしっかりと見ていきたいです。
ひとも音楽も、形を変えて生き続けていける。
2021年、苦しい時を乗り越え、逢いたい人に逢いに行ける1年になりますように。
袈裟丸祐介
