「ギリギリで入学したわが子は学校の勉強についていけるのか」

 

ある中学受験塾経営者が、いくつかの有名私立中高一貫校の担当者に直球の質問を投げたところ、意外な回答が返ってきたという。

 

参考までに紹介したいと思います。

 

桐朋

 

・入試データとその後の追跡は最近おこなっていないが、10年前くらいに具体的なデータ分析をおこなったことがある。

 

・その結果は『入試の成績と高校卒業時の成績に相関関係はまったくない』というものだった。

 

・中学入試で補欠合格だった生徒が東大の数学科に進んで、いまはウチの数学教師をしている。これなども相関関係のなさを如実に表す例。

 

聖光学院

 

入試得点とその後の成績の相関関係は『緩く』存在しているという程度で、例外のほうが圧倒的に多い

 

・データ分析すると、相関係数として0.3程度。

 

・本校は第1回入試(2月2日)と第2回入試(2月4日)があるが、1回目入試は500番台で不合格だった子が、2回目入試は100番台で合格することもある。

 

入試問題によって発揮される実力が大きく変動するということ。

 

 

頌栄女子

 

中学校1年生の成績は入試順位とある程度の相関関係がある。

 

・だが、不思議なことに1年経つと、ばらばらになり、相関がなくなる。

 

 

成城

 

・本校は追跡データを細かく取っていて、中学入試と定期テストの相関データもその一つ。

 

・それを分析すると、中学1年生の夏休みを過ぎたあたりから、入試の結果と定期テストの結果に関係が見られなくなっていく

 

・入学したあとに学習習慣をどう育んだかが何よりも大切。

 

 

コメント

 

以前ブログで書いたことがりますが、中学入試の合格者の間にはかなりの実力差があります。

 

 

 

 

問題が変われば簡単に合否がひっくり返るのはそのため。

 

中1くらいまでは中学受験の勉強の蓄積が影響するが、それ以降はそれがなくなると考えられます。

 

上のケースでは、入試の結果と中高一貫校での成績、特に卒業時の成績との相関が低いことは示されていますが、中高一貫校での成績を上げるファクターが何なのかは明らかになっていません

 

中学受験と中高での学習では、どんな違いがあるのか。

 

入学後に中高で伸びるのはどんなタイプなのか。

 

勉強の質とアプローチ、学校カリキュラム、宿題や補習、通塾、先生や仲間との関係、家族との関係、本人の意識…。

 

いろいろな事が考えられます。

 

本人が、中高6年間、何を重視して過ごすかということが大切と思います。

 

 

Noteでも情報発信しています。

(親子で中学受験に挑んだ3年間の激闘の記録)

 

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