別所温泉を後にして、車でさらに北上します。
安曇野から白馬を抜けて、見渡す限り山、山、山の景色が広がる小谷村 (おたりむら) へ。
ここを車で通過したことはありましたが、目的地として来たのは初めて。
たまに小さな集落が出てきますが、基本何もなし。
ここに素晴らしい喫茶店があるというネット情報を見つけ、そんなところでお茶したくて来てみました。
でも、お店っぽい建物は見つからず。行き過ぎたかと、途中で引き返します。
あ。
あれか？ 看板もなにもないけど、人がいる。
当たり、喫茶白月さんです。
(カフェじゃなく、喫茶というのが◎ですね)
店内へ。”店内は撮影ご遠慮ください“ との案内が掲示されていたので、テラス席にします。
おー、風がそよそよと吹いていて、外席が正解。
気持ちよいです。
そして、遠くの景色。
いいねえ～。
優しげな店主さんとその奥様？ふたりでやっているようです。
場所がわからなくて、通りすぎた旨を伝えると、
「よくそーいう人いますよ。ずっと先に進んで、第一村人発見して、道を尋ねて戻ってきます(笑)」
店内のケースには、美味しそうな手作りケーキもありましたが、朝食がまだお腹に残っており、珈琲のみをお願いします。
浅煎～中煎の弦月 (ゆみはり) と、深煎の白月を。
コジャレた名前だね。😃
景色眺めて、ゆっくり休んでいると、珈琲が運ばれてきます。
山々を背景に、より美味しそうです。
ホット珈琲ですが、グラスにて。
白月。
実際に、美味しい珈琲だわ。
店主から「テラスの下にある椅子も気持ちよいですよ」と勧められ。
交代に座って木々に囲まれた気分も味わってます。😃
う～、鳥が鳴いてる。
しばらくゆ～ったり過ごし、
「次回は迷わず来ますね～」と再び車で移動します。
こーいう景色が続きます。
ありました～。
山の中のお店。
なんで、こんなところに？
というような場所ですが、次々バイクや車でやって来る人が続き、皆吸い込まれるように、この中へ。
そばジェラートとか、酒粕ジェラートなどそそるものがありますね。
連れは右側の、アボカドクリームチーズ。
を頼んだはずが、連れのは桜の塩とアボカドクリームチーズのダブルになってた。😃
旨いジェラートだよ。
しかもたっぷり。
奥深い山の中で、美味しい珈琲やジェラートを味わえるとは。やって来た甲斐がありました。😃
ここ小谷は、長野県最北に位置する山村。
塩の道 (かつて、海産物が牛馬によって運ばれていた、糸魚川と松本を結ぶ歴史的な街道) が通る要所の村なんですね。
おいら、この道をいつの日か、歩いてみたいと思っております。塩の道祭りというのもあるみたい。
そして。
ジェラート食べた後も、たまにやって来てここに吸い込まれる車を眺めながら、しばらくぼーっと休んでいたのでした。
