自然の中、というわけではないのですが、少し緑があって池もありぼーっとすることができました。リラックスできて良かったです。
テラス席に座っていると風を感じる事もできて、さわやかな心地よい風が体に触れていき、心穏やかな時間でした。
今、私は歯科に通っているのですが、先日のその時のお話をしたいと思います。
以前にも、歯科診察中で痛みの強いときには、推しの曲をイヤホンで聞いているとお話したと思います。
推しの曲を聞くことで、好きな曲に集中することができて、治療する機械の嫌な音が小さく感じ、痛みから少し離れることができるのです。
先日、イヤホンで曲を聞きながら治療が終わりました。
終わると、小さい使い捨てエプロンをはずされました。その時にイヤホンが引っ掛かったのです。
すると、歯科衛生士の方が、「あれ? イヤホンですか?」と聞かれました。
「はい」と答えると、
「ラジオをイヤホンで聞かれる人もおられます。癒しにですか?」とまた聞かれ、「はい、痛みに弱くて、気を紛らせるために音楽を聴いてました」と答えました。
すると「看護師さんなのに痛みに弱いんですね。注射も苦手ですか?」と聞かれたのです。
この歯科衛生士の方の頭の中には、看護師=痛みに強く、注射の痛みにも強いはず。
という思い込みがあるのです。
私は職業として看護師をしていますが、看護師の資格を取るときに痛みに強いかという問われ方もしていませんし、痛みにどこまで耐えられるかなどのテストのようなものも受けていません。
看護師資格取得に関して、そんなテストはないのです。
痛みに強いことが必要ということもないのです。
でも今までにも、看護師さん注射苦手なんですね、と言われたことがあります。
職業でその人のことを決めつけて、考えてしまうことがあるのです。
それは、看護師以外の職業でもあると思います。
自分の中にある職業からイメージした考えを、その職業を持つどの人にも当てはめようとしてしまうのです。
その自分のイメージとその人が違っていると、その人がおかしい、というふうに極端な考えになってしまうことがあります。
これはとても危険なことでもあります。
職業や、人のある一部分だけをみて、その人のことをすべてわかったように決めつけないようにしたいですね。
この歯科衛生士の方が悪いというのではなく、人は無意識にこのような決めつけをしてしまうことがあるというお話です。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理カウンセラーのともでした。