海の日のつれづれ | やるわよバレエ♪と田舎の暮らし☆

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50代から再開した大人バレエも6年目になりました。
夫くんの定年でUターン田舎暮らしをしています。
(2022年7月)

今日は海の日だそうです。

 

私はこういう港町で育ちましたが…

 

私の母方の祖父は、この風景の奥の方のそのまた向こうにある島の出身で、そこには親戚の家があり民宿もやっていたので、夏には泊りで海水浴に行ったものでした。

 

浜までは子どもの足でも30秒、けっこう子どもだけで遊んでましたが、行っていい場所とか泳ぐときに気をつけなくちゃいけないことについては、大人からあれこれ細かく言われてました。

 

潮の流れがこうなってるからあの辺りには行っちゃいけないとか、あの辺りは海の底がえぐれていて危ないから絶対に行っちゃいけないとか、引き潮のときは沖に引っ張られるから気をつけろとか、波が来たらこうして乗り越えるとか、泳ぎ方の向きとか・・・まぁいろいろです。

 

そしてそんな注意話には、たいてい「自分が溺れそうになった経験談」とか「溺れて死にかけた体験談」がついていたのでよりリアル… ガーン

 

その懐かしの浜も今はこうなっちゃった。

親戚の家は津波で流されちゃってもうありません。

 

今は海からは遥か遠い(っていうか海ない)信州にやってきて、たぶんここに骨を埋めることになるんだろうな。

求めて望んでここに来たってわけじゃなく、たまたまの縁と成り行きの結果たどり着いたわけなんだけど、まぁ悪くない展開かなと思ってます ニコ

 

世間ではよく子どもに「夢を持て」とか「夢に向かって努力しろ」とか言いますよね。

でも、そんなにきっちり夢がなくても「こっちのほうかな~?」っていう方向になんとなく進んで行ったら予想もしなかったことに出会って想像もしなかったところに行きつく…っていうのも、おもしろくて悪くないものです。

そしてもしかしたら、その方が人生豊かに過ごせるんじゃないのかな~??

なんて思うこの頃です。

 

でも、やっぱ海はいいなキラキラ

海の日に、海の風景をどうぞ 音譜