最近新聞をにぎわしている女性の活躍。について。
出世!なんて書いて、タイトルもってしまってますが、
今日は「女性がやりがいをもって働くこと」について書きたいと思います。
なんで、こんな書こうと思ったかというと、
私、組合の執行部をして、色々思うことがあるから。
毎日時間と格闘しているワーママの私が
なぜ時間外&仕事にも結びつかない組合活動をしているかといえば、
執行部の紅一点(しかも子育て中)として
会社に意見をし続けることは大切と感じているから。
↑偉そうなこと言っていますが、
正直、その目標がうまく達成できているとはぜ~んぜん思っていません。
からまわりしているなと間の前が暗くなることもいっぱいあります。
①女性といっても、総合職・事務職等立場によって、
目指す働き方も、考え方も違う
②なっかなか意見があがってこない。
③数少なくあがってきた意見を通そうにも、
男性執行部の考え方との違いでそれなり調整に苦労する。
④調整の末に会社に気持ちをぶつけたところで、
会社はそんなに女性の立場&気持ちをわかってくれない
やっぱり会社組織は男性の長時間拘束&自由に転勤できるシステム
にのっとっているようだ。と日々感じてます。
***
一時期、こんな話題が挙がったの覚えています?
女性の登用とか、女性の活躍とか、いうけど、
男女雇用機会均等法だから、
「女性」「女性」とフォーカスするのは、
それに反していて男性が不利になるのではないか?と。
理論的にはもっともです。
でも、個人的には超反対。
そんな筋論をぶつけるのなら、
すでに存在するガラスの天井を破壊してから言ってほしいと思います。
ガラスの天井はやっぱりある。
存在する以上、
声をあげて「女性を登用する」といっていかない限り、
日本社会の是正にはつながらないのです。
どんな会社もそうとはいえないけど、
私がいる中規模の会社の場合は、
管理職はオール男性で、
みんなプレイングマネージャーとしていっぱいいっぱいで
そんな時に何か重要な仕事を!と思うと、
結局融通がきく男性が担っています。
仕事の面でも教育の面でも、
男性の方がな~んとなくですが優位なのです。
このな~んとなくの差が、女子の仕事スキル向上や人脈育成に差を生む。
どんなに頑張る女子よりも、そこそこ頑張る男子の方が、
おそらく絶対的な経験値が高い。
そうした流れになってしまう原因は、その理由以外にもあります。
それは女性自身が、自分の気持ちを上司にしっかりと伝えないということ。
特に「声を上げること」=「女性らしくない」みたいな、
周囲も自分の無意識も、そんな美学があるような気がします。
自分がもっと頑張れる!とか、納得いかない!とか思っても、
広い視点からストレートに適切な人に意見できる女子は
なかなかいないようです。
***
でも、表面上「仕事は楽な方がいい」みたいなことをいっている女子達も、
本当は、もっともっと仕事で評価されたくて、経験も増やしたくて、
最終的にそれが給料にフィードバックされたいということが
わかり始めました。
つい最近、勝間和代さんが、
「女性比率の高い会社は、業績がいい」というデータがあり
その信ぴょう性について解説していました。
女性を活かせる会社
→安い賃金で効率よく成果を上げられるというのもあるけれど
→女性に限ることなく全社員の可能性をきちんと活かせることができるから、
→業績がいい。のではないかということ。
まさにその通りだと思います。
創造性が仕事領域として拡大するなかで、
女性だ、男性だいう固定観念にとらわれることなく、1個人の人材を活かすこと、
それが、今、会社に求められているのだと強く感じます。
社員のもともとあるモチベーションをいかに維持&向上させ、
最終的には会社の利益と各人の給料にフィードバックするという風土があるか、
それが女性の働きやすさの有無につながるのではないかと
感じています。。
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