持続点滴1リットル、抗生剤、シャワー、リハビリと結構な忙しさでした。
ピックは担当医によるとわりと新しい技術らしくて、二の腕辺りからカテーテルを入れます。
そして肝心のピックですが、入れるのは研修医ではありませんか!
おうNo!
聞くとまだ経験は一年半ちょっと。
うう、勘弁して下さい
結論から言うと3回目で成功。
留置針を刺されるくらいの痛さで、血管をグリグリ探されす、エコーで探して一発ずつぶっ刺されるのでそこまで痛くは無いのてますが、見事に研修医の練習台になりました。
いい先生になってよね!
刺し口から37cmも入っているみたいです。
刺し口から遠いから感染を起こしにくいメリットがあるそうな。
失敗したので担当医も気を利かせてくれて、入ったかどうかの確認をするレントゲンを部屋でとれるように手配してくれました。
でもこれでまた、点滴も採血もピックから出来ます。
末梢血管温存作戦!
一番喜んでいるのは病棟の看護師さん達です(笑)
私は度重なる治療により留置針を入れにくい患者で毎回エース級が2人がかりで15分くらい血管を探して、マジックでしるしをつけて、一人が血管が逃げないようにおさえ、一人が針を指すと言う大変手間のかかる患者でした。
エース級じゃないと指すだけ刺して入らなくて「選手交代しますね」って言って看護師さんが何度も変わってただ私は止血テープだらけになっていくと言う状態でした。
なのでピックの導入は私の悲願であり、看護師さん達の悲願でもありました
抗がん剤を大量に使っている患者のルート確保は看護師さんの間でもあまりやりたくない仕事みたいですね。
看護師さんにも自然と笑みが溢れます
さて無事にピックも入ってレントゲンとってオッケーが出ました。
夜の点滴から早速ピックが大活躍。
これで明日の採血も楽だ
そして、夕方会社の同僚が兵庫に行く前にと激励に来てくださいました。
長引くので何回もお見舞いに来てくださって申し訳なく思います。
有志の方からお見舞い金も頂き、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
もう2年もお会いしてなかった先輩にもお会い出来ました。
やっぱりこの職場の輪の中に早く帰りたい。
強く思います。
話し込んでいたらあっという間に1時間半が過ぎてしまいました。
来て頂いて本当にありがたいです。
確かに兵庫医科大学病院の後は未知の領域。
人生どうなるか分かりません。
一度、退職と言う形にはなってしまいますが、また同僚の皆さんと一緒に仕事を出来ることを目標に生き残る決意です。
先ずは兵庫に行く!それしかありません。
待つのもなかなか辛いてますね。
でも待とう!
兵庫は私の人生の背水の陣。
ここで負けたら終わりです。
だからこそ辿り着く!