僧名と得度 | み教えのまにまに。

み教えのまにまに。

人生の忘備録

高野山真言宗檀信徒
菩提寺で在家得度
 僧名 葩京
 

カエルカエルカエルカエルカエルカエルカエルカエルカエルカエルカエルカエル

いつも🌹読みに来て頂き

ありがとうございます🙇🏻‍♀️


けろ🐸です。

今日も😄宜しくお願いします❣️


先月、菩提寺から葩京と言う僧名を頂きました。

本来は

四国の菩提寺で、改めて授戒式を導師がして下さる

はずだったのですが、

コロナウィルス感染拡大を受け 首都圏からの

帰省は見送って欲しいと言う事で

第二波も考え帰省は遠慮する事にして授戒式で

頂く予定だった『生前戒名授与証』を頂戴しました。

(真言宗智山派の写経用紙)

その後 気になり

得度について菩提寺の師僧に伺いました。

高野山真言宗では、

先ず得度してから授戒式をして

加行に入るのだそうです。

「得度とは、出家をすると言う事で書いて字の如く
家を出て仏門に入ると言う事です。
今は僧侶になるのは、ほとんどが寺の子なので、
家を捨てると言う事はないのですが。」

が、得度式

高野山真言宗の僧籍に入るのであれば

高野山で得度しなければならないそうです。

その後受戒して、高野山内道場
高野山が認めた
道場で、100日に及ぶ加行をして

高野山で伝法灌頂を受けて、
はじめて
僧侶として認められる阿闍梨になるそうです。

阿闍梨の資格がない者は
高野山真言宗の僧侶とは名乗れないそうです。


師僧曰く、けろさんが

高野山に上がって加行して 阿闍梨を目指すと言う
覚悟があるなら、
高野山での得度式を受けられる
ように手配するけれど、👈とは全然思っていない

        口ぶり爆笑爆笑  

 だよね〜(笑)👈私もそんな気は毛頭ないてへぺろてへぺろ

(導師は最初の五体投地で椎間板ヘルニアに
 なったそうです。今も古傷で痛むそうで
 過酷な加行だそうです)

 
  『熱心な仏教徒として
  高野山真言宗の教えを守り、御仏の弟子として
  残りの人生を過ごしたい。』

 去年、法事の後に
 話した時にそう感じたので

 戒名を授けることにしたのだし、

 既に高野山東京別院で
 受戒していた事もあり

 菩提寺で、

 改めて授戒式をすることで、その気持ちを

 お大師さまや菩提寺のご本尊さまに誓い、

 御仏の弟子として

 この先の人生に於いて十善戒を捨てる事なく
 生きていく事を誓願する為に帰省してもらおうと

 その際に
 師僧になる僕から
 授戒する前に、得度

(正式な僧籍を取るのではないので、導師の弟子に
 なり仏門に入ると言う形の)

 形だけの得度を行うつもりだったそうです。


 『既に 受戒して 葩京になっているのだから

 在家ではあれど、

 御仏と縁を結び 得度していると言う事です。

 カタチではなく、

 自分の心の中に宗祖であるお大師様がいて

 よく十善戒を捨てる事なく

 先祖供養をして

 日々の生活の中で修行していってください』

 と言われました。

【実家は浄土真宗ですが、私は実家の墓守
 でも菩提寺の住職である導師は
 宗派は後から出来たモノ  先祖供養に宗派は
 関係ないと言って頂きました。】


得度して僧名(生前戒名)を授けられたから
と言っても

高野山真言宗の僧侶になった訳ではない

と言う事を

私は 重々承知しています。


時々、得度=僧侶と勘違いされている方

がいられますが


高野山真言宗では、得度は世俗を捨て

仏門(御仏の弟子)に入り

戒律を守り、加行に入る事を認めて貰う儀式で

阿闍梨と呼ばれる正式な僧侶になる方々は

高野山で行います。


お経が唱えられれば
お坊さんと言う訳ではない。

という事です。