このところ、暖かい日が続いていましたが、
今週末あたりから天気が崩れる模様。
春分点を過ぎて、丁度桜も見頃になったと思うや否や、
お天気は総崩れのようで、
今年は、花見のチャンスを失ってしまったような、喪失感を味わってしまった今日この頃です。
これから、昼夜の時間の長さが入れ替わり、
クソ暑い夏に向かっていくわけですが、・・・
そんな先日、我が家においても、珍しい光景を目の当たりにすることになりました。
小生の勤め先は、相変わらず、在宅の指示をしていたことが、
結果的に幸いであったのですが・・・
例の如く、自室でWeb会議を終わらせ、昼休みの休憩に入る直前のこと、
打ち合わせを終えたので、昼食前の、お茶でもと思い、お勝手に赴いてみると、
電話口で、親が何やら声を荒げて、息巻いている様子・・・
話の内容がよくわからないものの、そのまま聞き耳を立てていると、
電話を切った様子だったので、
「どうかしたのか?」・・・と、話を聞いてみる・・・
親「なんだか、XXX(某百貨店)のサービスカウンターのXXXを名乗るものが、
私が買い物をした、商品の未払いがあるから、これから集金に行くからとか・・・」
(本人は、覚えが無いから、お巡りさん連れて来い!と息巻いていたようです)
(ここで一旦、電話を切ったので、話を聞いたところ・・・上記の内容を・・・)
(本人、覚えが無いことなので、腹が立って、息巻いていた様子でした・・・)
(・・・まぁ、確かに、自分は、ほぼ在宅で、親が買い物に出かけたとしても、
近所のコンビニや、スーパー程度で、わざわざ、百貨店まで出かけることはなかったので、
まさか、そんなことは無いだろうとは思ってました)
(ここで、一通り、話を聞いたところで、・・・これは、もしや、・・・
いわゆる、例の、特殊詐欺電話?・・・と、考えがたどり着いたところで、・・・)
またしても、電話が着信・・・RuRuRuRu・・・
電話に出ようとする親を制止し、自分が電話に出ました・・・
(電話のやり取りは、以下のような感じです)
電話の相手「XXX(百貨店名)のサービスカウンターのXXXと申します・・・」
わたし「はい」
電話の相手「XXX(親の名前)さんのお買い物商品の未払いがありますので、
費用の集金にお伺いしたいのですが・・・」
わたし「はい」
電話の相手「あの〜、先ほどお電話に出た方は、どなたですか?」
わたし「親ですが・・・」
・・・と、言ったところで、あちらは、電話をプッツリ切ってしまいました。
(この段階で、これは、特殊詐欺電話で間違いないと確信)
親には、もう電話はかかってこないから安心して頂戴な・・・と、宥めて、
(ヤツらも家族が出たことで、無理と判断しただろうとの解釈・・・)
自分は、この件を、某百貨店さまに、お問合せフォームを使って、お知らせ・・・
(特に被害には遭っていないので、警察への連絡は控えました)
お知らせしてから、しばらくして、ご丁寧な返信がありました。
要約すると、その日、同じ区内で、同様の手口の電話が、
高齢の方を相手に、何件かあったとのこと。
連絡してくれたことに対しての御礼と、くれぐれもご注意くださいとの内容でした。
特殊詐欺電話、意外と身近なものなんですね。
ご高齢のご家族をお持ちの方、ご注意ください。