こんにちは。
毎月の読書振り返り。
6月は、7冊!
1冊目
40代から手に入れる「最高の生き方」/いれぶん
タイトルに「40代」とあると、つい反応してしまう(笑)
不惑=40歳のこと。
孔子の論語にて、自分の生涯について
語った言葉「四十にして惑わず」。
例に漏れず、私もこれには実感している。
自分軸があるようでなかった20~30代。
強い芯に育ったなと思えるようになったのは
つい最近のこと。
「『まだ早い』なんて存在しないのです。
そして、『もう遅い』も存在しない。
今、やりたいことを先送りせず、
やりたいことをやる人生に変えていきましょう。
タイミングを逃してしまった後悔は一生残る。」
とても重みのある言葉。
40歳の壁はあるけれど、
思考をリセットして
その後も気持ちよく歩みだせるかは自分次第!
と心得てゆこう。
2冊目
子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!/てぃ先生
どの著書もAmazonレビューの評価が
めちゃくちゃ高い、てぃ先生。
今回初めて読んでみて、納得!
日常の子育てで使える技が
たくさんありすぎます。
メモしようとページにつけた付箋の数、すごかった(笑)
子どもと親(保育者)、
どちらにも寄り添った思いやアイディアが
人気の理由なのかなと感心する。
あとがきの文章に、
思わずほろりとなってしまった
温かい救われるメッセージ。
「愛情不足な親なんかいない!
その日にできる限り 精一杯やったら、
それは“その日の 100点”なんですよ。」
今日は叱りすぎてしまったな……と
ベッドに入って反省する日があるけれど、
そんなときはこの言葉を思い出そう。
3冊目
子どもへのお金の教育。
どんなことから、どんな視点から、
何を伝えたらよいのだろう。
お金の使い方5つ
「消費」「浪費」「投資」「投機」「貯金(預金)」
この違い、説明できますか?
個人的にすごく勉強になった&興味深かったのは、
プレミアムとラグジュアリーの違いについて。
富裕層の生態系。
お金を払うのは「機能」か「意味」か。
モノを見る目が変わり、
自分の周りにいる人たちが
どんなことにお金を払う人なのかも
ついつい考えてしまうように(笑)
今までと全く違った視点が生まれたなぁ。
NFTについて、
いくら調べても頭に入ってこなかったけど、
上手すぎる話し方(書き方)で説明された本書で
やっと理解できました。
(学校でこのようなわかりやすい
お金の教育をしてくれたらと心底思う)
子どもたちにたくさんの選択肢を
与えてあげられるように
「親も勉強し続けなければならないな」と、
読み終えて改めて実感。
4冊目
私らしい言葉で話す 自分の軸に自信を持つために/SHOWKO
時折耳にする「解像度」という言葉。
人によっては解像度を上げることを
「思考を分解する」と言い表すこともある。
これは私らしさを表現しやすくするための
ひとつの術なんだ、とこの本で学びました。
“感性の解像度”と“言葉の解像度”を
上げることが、
自然と自分と向き合う姿勢になり、
自己認識に繋がる。
私はそれをジャーナリングで
続けてみようと思います。
著者は陶芸家とのことで、
アーティスティックな思考が垣間見える文章が
キラキラしてみえました。
作品と向き合う過程から生まれたのであろう、
その言葉たちがとても新鮮でした。
5冊目
これが戦争を経験している女性のお話だなんて!
仕事に恋愛に全身全霊を捧げつつ、
3人の子どもをシングルマザーとして育てた
桐島洋子さん。
長女かれんさんを身ごもったときは
膨らんでいくお腹の理由を「腎臓の病気」と嘘をつき(!)、
臨月から産後1か月まで休職している間に極秘出産、
次女ノエルさんの計画的?な船上出産(!!)、
そして長男ローランドさんは
ベトナム戦争帯同中に授かり……。(!!!)
予想できないことの連続。
一気に読み切ってしまった。
前半は桐島洋子さん本人の文章で、
後半は3人の子どもたちが
かつて一緒に過ごした家族の時間を
それぞれの視点から描かれています。
奇想天外な子育て方法、
子どもたちが思春期に経験する海外居住、
洋子さんが一度結婚した数年間で
壊れかけた家族の仲。
姉弟3人でもそれぞれ感じ方が違い、
葛藤がありながらもご家族の絆は強く、
それらを乗り越えての「今」につながるまでのお話は、
読みごたえがありすぎました……!
6冊目
女という生きもの/益田ミリ
「同年代の友達と久しぶりに会うと、
鏡で自分の顔をのぞくように、
彼女たちの老化を探してしまう。
年齢は首に出るという人もいれば、
手の甲という人もいる。
目尻、ほうれい線、肌のハリなどなど、
チェックポイントは盛りだくさん。」
これ、とてもわかる(笑)
そして当然自分もそんな点を
たくさん見られていて、
お互いさまと笑い合う。
そこで本音を言い合える友だちには、
老化以外のことでも何でも話せてしまう。
・・・のんびり読書をしたいときには、
益田ミリさんの本に自然と手が伸びる。
優しいけど芯があるお人柄、
文章のテンポが好きなんだよなぁ。
7冊目
・・・は、【2023年6月】読書の振り返り②へ続きます!
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