つづき⇒
国道442号線を竹田方面へと走り、
ちょっと道の駅へ立ち寄り。
『道の駅 のつはる』。
休憩&この後のルートの検討。
時刻は12:00を過ぎた辺り。そろそろ朝飯兼昼飯も食べたいかな……てことで、外飯できそうなところもピックアップしておく。
あらかたルートも決まって、出発。
国道442号線を少し進んで、
最近綺麗に整備であろう山道をぐんぐん上ってたどり着いた、
『のつはる天空広場(展望広場)』。
令和2年から共用開始された新しい施設。
ななせダム(大分川ダム)の堤体に使用した土(コア材)を採取した山の跡地を整備して作られたとのことで、周辺の自然に恵まれた景観を活かし、スポーツや音楽イベントなどにも利用できる施設だそう。
『のつはる天空広場(多目的広場)』。
遠くに見えるポッコリと突き出た山は、
「高崎山」かな。
北へ視線をやると、
「由布岳」と「鶴見岳」は雲の中。
さて、ここで外飯でもと思ったが、、駐車場から景色の良いベンチまでかなりの距離があるんだよな。。なんだか往復するのが面倒臭いなと思い(笑)次の候補地へ向かうことに。
ここからは県道26号線へと下りて、
県道26号線を南下。
山合いの快速路をゆったりと走り抜ける。
そして、「四辻峠」にある駐車場へ。
大分市と豊後大野市との境界に位置し、この辺一帯は『平成森林公園』として整備されており、広大な敷地にはバランスよく季節の花が植えられている。春には数種類の桜が楽しめ、6月頃からはラベンダーが咲き誇るという。
とはいえ、今は5月の後半……桜の季節は過ぎ、ラベンダーの見頃には早すぎるというなんとも中途半端な時期(笑)。
まあ今回は花が目的で来たわけではないのでいいけど。
なので、ここより「平成パークライン」を少しだけ進んだところ、、
『香りの広場』へ。
うむ、、花はまだ……だよね(笑)。
これはこれで良い光景なのだが。。
そしてここで本題。一番見晴らしの良い東屋にて、、中年夫婦が立ち去るのを確認し、
ちょっと遅めの朝飯兼昼飯。
廃墟のようだ。。立派な建物なのだが、門扉には「平成16年10月から休館致しました」とある。てことは休館から19年が経過してるってことか。気になるのでちょっと調べてみた。
『旧 香りの森博物館』。
1996年に大分県の公共施設として総工費約44億円を掛けて開館。来館者の伸び悩みにより2004年に休館したとある。
典型的な箱物行政による負の遺産ですな。
さてさて「四辻峠」からは、、県道26号線を豊後大野方面へと下りていく。
とても走りやすいくねくね道。
そして県道57号線と合流。
ここより西は竹田方面を目指す。
てか、この道って……かつての国道57号線だよな。県道に格下げされても57号の数字が継承されるのって珍しいよね。
で、市街地に入る手前より脇道へ進入してやって来たのは、、
『十川(そうかわ)の柱状節理』というところ。
なるほど。
バイクでこれだけ乗り入れできるとこもそうそう無いからね。
で、そのまま南へ進んで、、
国道502号線へと出る。
そこからはすぐ。
続いてやって来たのは、
『第三小田無(おだなし)隧道』。
近くを通るついでに立ち寄った隧道(穴ぽこ)。
出入口付近は切石積みで内部は素掘りのトンネルで現在も通行可。
穴ぽこ天国の大分県、まだまだ未知の穴ぽこが至るところにあるんだよな。
反対側へと出たら、
国道502号線へと戻ったら東進してすぐの脇道へ。
『豊後大野パークゴルフ場』の横を抜けて、どんどんと狭くなる道を慎重に走り抜け、、
たどり着いたのは『蝙蝠の滝 展望所』。
最近綺麗に整備されたであろう駐車場。
ここから望めるのが、
『蝙蝠の滝』。
かなり遠目からだけど。
しかしながら、こんなに離れた位置からでも分かる迫力のある滝。
近くから見てみたいのだが、道はあるのだろうか?
んじゃ戻りますか。
狭い狭い道を慎重に戻って、、
再び国道502号線へ。
一旦 東へと走って『原尻の滝』方面へ。
で、『原尻の滝』はスルーして(笑)、
そのまま県道7号線を南下していく。
しばらく走って、、
到着したのは『滞迫(たいざこ)峡』の駐車場。
この後は高森の『草部吉見神社』へ立ち寄るつもりにしているので、その道中で良さげなスポットをGoogleマップで見つけておいたってわけ。
駐車場から階段を下りていく。
で、下りてきて最初に出迎えてくれる滝。
なんとも美しい流れ。
なんじゃこりゃ‼️‼️
エメラルドグリーン、、
というか、もうエメラルドやん(笑)。
ちなみにここ『滞迫峡』は、「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」の代表的な見所のひとつで、「奥岳川」沿いの峡谷で、両側を柱状節理の発達した溶結凝灰岩の絶壁で囲まれており、崖の高さは70mに及ぶという。
大好物な景観だ‼️
てか、8人ほどの若者グループが水遊び?なのか焚き火をして騒いでいる。駐車場に唯一停まっていた久留米ナンバーのハイエースか。やるのは構わないのだが、後始末だけはちゃんとしてくれよ。
そんなグループはほっといて(笑)、
「奥岳川」の美しい流れを堪能していく。
これほどまで美しい川が九州にあったなんてね。四国の「仁淀川」にも引けをとらないんじゃないかな。
今回たまたまGoogleマップで見つけたスポットなのだが、、高知の『にこ淵』 を訪れた時のシチュエーションと感動に似てるな。
『滞迫峡』に架かる「奥岳橋」。
もっと堪能していきたいのは山々なのだが、
パリピグループが居座っているのでね、
後ろ髪を引かれつつ、、『滞迫峡』を後にする。。
駐車場まで戻ったら、、
先ほど『滞迫峡』より見上げてた、
「奥岳橋」へ。
では先を急ぎましょ。
⇒つづく。