原鶴~大分~南阿蘇ツーリング(2日目)②。 | けろんち(私はバイクと旅に出る)。

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こだわりを持たない「けろ」の、こだわりも何もない旅をつらつらと綴る旅日記。

H28.4.24から始めた日本一周の旅も…H29.3.15 無事に完遂。
【テーマ別】から「日本一周(まとめ)」を見ることが出来ます。

✳️ブログ更新遅延中(笑)。

つづき⇒




国道442号線を竹田方面へと走り、

ちょっと道の駅へ立ち寄り。


『道の駅 のつはる』。

休憩&この後のルートの検討。
時刻は12:00を過ぎた辺り。そろそろ朝飯兼昼飯も食べたいかな……てことで、外飯できそうなところもピックアップしておく。


あらかたルートも決まって、出発。



国道442号線を少し進んで、
最近綺麗に整備であろう山道をぐんぐん上ってたどり着いた、
『のつはる天空広場(展望広場)』。

令和2年から共用開始された新しい施設。
ななせダム(大分川ダム)の堤体に使用した土(コア材)を採取した山の跡地を整備して作られたとのことで、周辺の自然に恵まれた景観を活かし、スポーツや音楽イベントなどにも利用できる施設だそう。

『のつはる天空広場(多目的広場)』。

遠くに見えるポッコリと突き出た山は、
「高崎山」かな。

北へ視線をやると、
「由布岳」と「鶴見岳」は雲の中。

さて、ここで外飯でもと思ったが、、駐車場から景色の良いベンチまでかなりの距離があるんだよな。。なんだか往復するのが面倒臭いなと思い(笑)次の候補地へ向かうことに。



ここからは県道26号線へと下りて、


県道26号線を南下。
山合いの快速路をゆったりと走り抜ける。




そして、「四辻峠」にある駐車場へ。
大分市と豊後大野市との境界に位置し、この辺一帯は『平成森林公園』として整備されており、広大な敷地にはバランスよく季節の花が植えられている。春には数種類の桜が楽しめ、6月頃からはラベンダーが咲き誇るという。

とはいえ、今は5月の後半……桜の季節は過ぎ、ラベンダーの見頃には早すぎるというなんとも中途半端な時期(笑)。
まあ今回は花が目的で来たわけではないのでいいけど。

さてさて、、ここからの景色も良いのだが、ベンチなどがなくゆったりとできない。

なので、ここより「平成パークライン」を少しだけ進んだところ、、



『香りの広場』へ。

こちらはラベンダー園。
うむ、、花はまだ……だよね(笑)。
これはこれで良い光景なのだが。。


そしてここで本題。一番見晴らしの良い東屋にて、、中年夫婦が立ち去るのを確認し、


ちょっと遅めの朝飯兼昼飯。
昨日買ったパンと家から持参したカップ麺。



軽くお腹を満たして、、
再び「四辻峠」へ。。


と、その道中……気になった施設。
廃墟のようだ。。立派な建物なのだが、門扉には「平成16年10月から休館致しました」とある。てことは休館から19年が経過してるってことか。気になるのでちょっと調べてみた。

『旧 香りの森博物館』。
1996年に大分県の公共施設として総工費約44億円を掛けて開館。来館者の伸び悩みにより2004年に休館したとある。
典型的な箱物行政による負の遺産ですな。


さてさて「四辻峠」からは、、県道26号線を豊後大野方面へと下りていく。


とても走りやすいくねくね道。




そして県道57号線と合流。
ここより西は竹田方面を目指す。

てか、この道って……かつての国道57号線だよな。県道に格下げされても57号の数字が継承されるのって珍しいよね。




で、市街地に入る手前より脇道へ進入してやって来たのは、、

『十川(そうかわ)の柱状節理』というところ。

なるほど。

本流の「大野川」と支流の「稲葉川」が交わるポイントにあって、約9万年前の阿蘇山の大噴火の際に大量のマグマが流れ込みそれが冷え固まってできたもの。

バイクでこれだけ乗り入れできるとこもそうそう無いからね。





で、そのまま南へ進んで、、
国道502号線へと出る。


そこからはすぐ。

続いてやって来たのは、
『第三小田無(おだなし)隧道』。
近くを通るついでに立ち寄った隧道(穴ぽこ)。

出入口付近は切石積みで内部は素掘りのトンネルで現在も通行可。
穴ぽこ天国の大分県、まだまだ未知の穴ぽこが至るところにあるんだよな。

反対側へと出たら、

国道502号線へと戻ったら東進してすぐの脇道へ。

『豊後大野パークゴルフ場』の横を抜けて、どんどんと狭くなる道を慎重に走り抜け、、



たどり着いたのは『蝙蝠の滝 展望所』。
最近綺麗に整備されたであろう駐車場。

ここから望めるのが、
『蝙蝠の滝』。
かなり遠目からだけど。

しかしながら、こんなに離れた位置からでも分かる迫力のある滝。
近くから見てみたいのだが、道はあるのだろうか?


んじゃ戻りますか。

狭い狭い道を慎重に戻って、、



再び国道502号線へ。
一旦 東へと走って『原尻の滝』方面へ。



で、『原尻の滝』はスルーして(笑)、
そのまま県道7号線を南下していく。











しばらく走って、、

到着したのは『滞迫(たいざこ)峡』の駐車場。
この後は高森の『草部吉見神社』へ立ち寄るつもりにしているので、その道中で良さげなスポットをGoogleマップで見つけておいたってわけ。


駐車場から階段を下りていく。



で、下りてきて最初に出迎えてくれる滝。
なんとも美しい流れ。

さらに岩場を行くと、、


なんじゃこりゃ‼️‼️

エメラルドグリーン、、
というか、もうエメラルドやん(笑)。

ちなみにここ『滞迫峡』は、「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」の代表的な見所のひとつで、「奥岳川」沿いの峡谷で、両側を柱状節理の発達した溶結凝灰岩の絶壁で囲まれており、崖の高さは70mに及ぶという。

大好物な景観だ‼️
てか、8人ほどの若者グループが水遊び?なのか焚き火をして騒いでいる。駐車場に唯一停まっていた久留米ナンバーのハイエースか。やるのは構わないのだが、後始末だけはちゃんとしてくれよ。

そんなグループはほっといて(笑)、
「奥岳川」の美しい流れを堪能していく。
これほどまで美しい川が九州にあったなんてね。四国の「仁淀川」にも引けをとらないんじゃないかな。

今回たまたまGoogleマップで見つけたスポットなのだが、、高知の『にこ淵』 を訪れた時のシチュエーションと感動に似てるな。


『滞迫峡』に架かる「奥岳橋」。

もっと堪能していきたいのは山々なのだが、
パリピグループが居座っているのでね、
後ろ髪を引かれつつ、、『滞迫峡』を後にする。。



駐車場まで戻ったら、、


先ほど『滞迫峡』より見上げてた、
「奥岳橋」へ。

ここから見下ろせば、、
先ほどまでいた『滞迫峡』。
ここからでも「奥岳川」の美しさは健在。

「祖母山」も望めるのか。

さて、現在16:40。
ここからだと次の目的地『草部吉見神社』まではまだまだ距離もある。暗くなる前には着きたいので急ぎましょ。



ここより北上したら、、


「奥豊後グリーンロード」へと合流。
そこからは西へと進路をとる。




この時間、、全く車通りもなく快適に走り抜ける。自分のいう快適な速度とは……法廷速度+10km/h程度なんだけどね(笑)。




のんぴりとことこと走っていると、、
眼前に絶景が目に飛び込んできた‼️

思わずバイクを停車させ、

橋の上からパシャりとおさめる。
おおー谷が深い‼️

ちなみにここ、、
なんの情報もなく直感だけで立ち止まったのだが、、『神原渓谷』に架かる「神原渓谷大橋」というらしい。



では先を急ぎましょ。




⇒つづく。