母ちゃんは「わけあって絶滅しました」 | ピータとパータ、両極端な性格をもつ兄弟の育児日記

ピータとパータ、両極端な性格をもつ兄弟の育児日記

ピータ(繊細・7歳・男の子) VS パータ(野生・推定5歳・オス)。

性格が対極な2人が繰り広げる愉快な?

毎日に振り回される母の育児日記です。

ピータによって、絶滅危惧種認定された、母ちゃんです。

 

 

「わけあって絶滅しました」っていう本、知ってます?

 

 

絶滅された生き物さんたちには申し訳ないんだけど、笑えるのよ。

 

 

「油断して絶滅した生き物」、「やりすぎて絶滅した生き物」の後悔がつらつらと綴られていてね…涙

 

 

何がきっかけで絶滅ルートにのるかなんて、分からないものね。

 

 

だからね、みんな絶滅しないように気をつけましょ。

 

 

実はね、母ちゃんも絶滅しないように「気をつけなきゃ!」と思った出来事があったの。

 

 

~とある、うららかな休日~

 

 

向こうの部屋から、ゲスな笑い声とともに、パキッ、パキッという音。

 

 

ん?これは。 発砲スチロールの箱を勝手に壊したな…
 

まぁ2人で楽しく遊んでいるうちは、母ちゃん楽だし、そのままにしておいてやろう…
 

まぁそこまでひどくなってはないだ…

 

 

ギョエエエエエー!!

 

 

部屋は、発砲スチロールのカスが飛び散りまくって悲惨な状態。

 

 

洋服も散乱。

 

 

ラックの上に置いてあったケースも落下。

 

 

しかも発砲スチロールは部屋をとびこえ、布団部屋(引きっぱなし)も大惨事。

 

 

布団たち、昨日やっと全部が綺麗になったばかりなのに!!

 

 

あげておけばよかったよ~!

 

 

布団を見て、怒りメーターが最高に・・・

 

 

いや、振り切ってはいけない。

 

 

落ち着こう。

 

落ち着けオニババ。いや、私。

 

落ち着いて、怒りましょうね。

 

 

そしたら、すぐにピータは片付けたの。さすがね。

 

 

でも、パータはふざけて片付けない。

 

 

もう一度怒ってみたけど、パータはさらにふざける、ふざける・・・。

 

 

ドドドドドドド・・・

 

 

何度も怒ってるのに、目の前でふさげるパータ。

 

 

おしりペーンペーン

 

ブッヒョ~!

 

おかーさんにお尻つけて~おならつけちゃうよ~ムヒョヒョヒョヒョヒョ!

 

 

おしりっ、おしりっ(ズボンとパンツを上げ下げ) チーン(前を向いてチン〇ンこんにちは)

 

 

しまいには、段ボールをかぶってウロチョロ、ウロチョロ・・・

 

 

(ピータはもう展開が読めているので、無用な嵐を呼ぶパータを睨みながら粛々と片付けている)

 

 

ドドドドド・・・

 

 

母ちゃん無理!まじ無理!!

 

グォォォォォォォ!!

 

 

貴様は何考えとんじゃぁぁぁぁ!!

 

 

怒りメーター振り切った!

 

止まらないわ!

 

どうしたらいいの!?

 

みんなはこんな時、どうやって怒りを収めているのかしら…

 

元々の器の違いなのかしら…

 

 

しかもね、怒られている最中に、逆切れしたパータが母ちゃんのスリッパを隠したのよ!

 

 

「オレ知らない~」としらを切っていたパータが、翌日、押し入れに隠したことを白状してきたの。

 

キィィ。 持ってきてよね!

 

 

パータ 「押し入れにいれたのに、消えた。」

 

 

消えるわけないでしょー!

 

 

そしたらピータがね、

 

 

「お母さんは、怒る時に声が大きすぎて怖いんだよ。」

 

 

「それでパータは、もっと悪いことしちゃうんだよ。」

 

 

え、母ちゃんのせい…?

 

 

「スリッパだってさ、”一緒に探そうね”て言ってあげたらいいんじゃないの?」

 

 

ヌォォォォォ!

 

正論!

 

 

「お母さん、声が大きすぎて絶滅するかもよ・・・」

 

 

マジーーー!!

 

よくわからんが、絶滅はしたくないわ!

 

 

”お母さん、声が大きすぎて絶滅。声を小さくしておけば良かった。”

って本に書かかれるかもよ」

 

 

おやめー!

 

 

「スノートくんのお母さんみたいにさ、優しく言わなきゃだめだよ。」

 

 

いやいや、スノート君のお母さんは聖母なのよ!

 

 

でも、ダック君のお母さんなら、絶滅するかもしれないわね… ←失礼

 

 

「ダック君のお母さんも、優しいよ」

 

 

キィィ、君はまだ本当のダックママを知らないだけなのよ…

 

 

なんて思っていたら、ダックママが、外でガチギレしていたのを見たピータ。

 

 

驚きを隠せないピータ。ほらね、ヌフフ

 

 

お母さんはみんな、絶滅危惧種だわよね!?

 

 

あたいだけじゃないわよね!?

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

怒りを鎮めるおもちゃ、ないかしらね。

 

マヨネーズをブチュッと出しても、また戻ってきたり、お皿を割ってもまた元に戻ったり。

 

子供のおもちゃで、いたずら放題ってやつ、あるじゃない。

 

 

あの、リアル大人バージョンがほしいわ。

 

【オンライン限定価格】怒りの41歳 怒り放題ビッグ版リアル+【送料無料】

 

どう? ポチッちゃいそうじゃない?

 

世の母ちゃん、発売まで肩を抜いていこう!

 

 

●パータのマッチョ写真

タオルを詰めまくっているわ。ハァ…

 

私の忍耐も、このマッチョを目指さなきゃね!

 

 

●「わけあって絶滅しました」

 

続続続編に、母ちゃんが入らないように頑張るわよー!

 

 

 

 

 

 

 

小学生男子に大人気。
もれなくピータも1年生の時からハマっているわ。子供がツボれば、大人もツボる!

「デコりすぎて絶滅したオパビニアさん」
「筋肉ムキムキに進化して動きづらくなり絶滅したスミロドンさん」

彼らの後悔と、恨みつらみを激白する姿は、笑い涙ありには見られないのよ。

語り口が「紙兎ロペ」そっくりで、面白くない訳がないわ!

 

 


●ちょこっと紹介●
「イヌのぬれぎぬで絶滅したフクロオオカミさん」

いや待ってくださいよ!ヒツジ食べたのおれじゃねーっすから!


いやたしかにおれはオオカミって呼ばれてますけど、名前だけなんで。(中略)
 

後からいきなり来て、「おれの飼ってたヒツジ食っただろ?」とか文句言われても。
それでいきなりボコボコにするとか、マジひどくないっすか?
 

だからヒツジ食ったのおれじゃなくてイヌっすから!

あ、おいイヌ!てめーきたねぇぞ、しっぽふりやがって!(中略)


(わけあって絶滅しました より引用)

 

 

 

って!! 7月に絶滅展が開催されるんのねー!

 

行きたーいって、大阪かぁぁ!