熱性けいれん④ ~ダイアップ後の不随意運動症~ | ピータとパータ、両極端な性格をもつ兄弟の育児日記

ピータとパータ、両極端な性格をもつ兄弟の育児日記

ピータ(繊細・7歳・男の子) VS パータ(野生・推定5歳・オス)。

性格が対極な2人が繰り広げる愉快な?

毎日に振り回される母の育児日記です。

続きました。

 

 

 

あの恐怖と怒涛の日から、たった2ヶ月後の9月。

 

 

変な音すべてに反応する日々が続く中、またピータの熱、キター!

 

 

怖すぎるので、ダイアップを入れない選択肢は、私にはない。

 

 

38.5分を過ぎたあたりで、1回目のダイアップをイン!

 

 

ホッ。これでひとまず安心♪

 

でも8時間後、忘れずに2回目をインしなきゃね。

 

 

そして無事に8時間後、再びイン完了!

 

これでOK~♪

 

と安心していたら・・・

 

 

来たよ来たよ、

変なのが・・・

 

 

 

 

ぼんやりしながら、口をモゴモゴ・・・ピッチゃペッチャ・・・

 

ん?舌を左右に動かしてる?

 

 

どーした、ピータ!!

 

 

私 「ねぇ、舌を動かしちゃって、どうしたの?」

 

 

しばらくして、

 

 

ピータ 「・・・え?」

 

 

(舌を動かすのをやめる。)

 

   ↓

 

(また舌を左右に動かす)

 

   ↓

 

(言うと、しばらくしてやめる)

 

 

これをずっと繰り返している。

 

 

動かしている自覚はあるけど、無意識に動かしてしまっている感じ。

 

 

前回も舌を動かしていたけど・・・何なの??

 

 

とりあえず、病院だ!

 

 

どんぐり小児科へ、チャリでこぎこぎこぎ。

 

 

後ろの椅子でピータ、ベロンベロンベロン。

 

 

待合室でも、モゴモゴモゴモゴ・・・・

 

 

モゴゴー!!!

 

 

さて診察室へ。

 

 

 

 

私 「昨日、ダイアップを2回いれたんですが、なんか変なんですモゴ。」

 

 

ピータ 「モゴゴ。」

 

 

舟入病院で診てもらった方がいいとのことで、紹介状を書いてくれた。

 

 

~チャリでこぎこぎ~

 

 

舟入病院に到着。

いざ、診察!

 

 

先生の前でも、目はうつろのまま、絶好調に舌を動かすピータ。

 

 

右っ左っ右っ左っ・・・

 

 

先生 「やめれる?」

 

 

やめようとすれば、やめれる。

 

でもまたすぐに動かすという繰り返し。

 

 

先生 「様子を見るために、入院しましょう。」

 

 

結局、原因は分からないけど、

不随意運動症だと言われた。

 

 

 

不随意運動症

 

大脳の一部に異常をきたし、本人の意思とは関係なく、体が勝手に動くもの。

 

脳の病気が原因で頭・手足が動いてしまうものや、老化からくる震え、チックなどもこのカテゴリー。

 

その中に、

 

口(くち)ジスキネジー・・・口をもぐもぐさせたり、舌をペチャペチャさせるような不随意運動。(パーキンソン病治療薬や向精神薬の副作用)

 

というのがあった!

 

 

口や舌を動かしているから、動作的にはこれだ。

 

 

原因の薬は違うけど、ダイアップは神経に作用する薬だから、もしや!?

 

 

ダイアップの副作用は、「眠気、ふらつき」、が主なものだけど・・・。

 

 

結局、風邪のウィルスなのか、ダイアップなのか分からないまま、少しずつ症状は良くなっていったピータ。

 

 

舌を動かす時間が徐々に減っていき、翌日に退院。

 

 

~その後のダイアップ登場歴~

 

 

【4歳】

熱が出てイン。副作用は1日ぼんやりするぐらい。

 

 

【6歳】

熱が出て、寝ながらう~う~唸りはじめた。

目が半開きになってきたので、「間に合わないかも!」と思いつつイン。

(ダイアップを入れてすぐすぐには効かないからね・・・)

 

 

いれたあとは、ス~と落ち着いた。

「効いてる~」を実感!

 

入れなかったら、絶対けいれん起きてた気がする・・・

 

副作用は、1日ぼんやりするぐらいだった。

 

 

結局変だったのは、3歳半のけいれんの後に使ったダイアップと、その2か月後に使ったけいれん前に使ったダイアップだけ。

 

 

何だったんだろう・・・。

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ちなみに遺伝性がある熱性けいれん。

 

 

「もしやパータもなるんじゃ?」と恐れていたら・・・

 

 

1歳の時になりました! でも1回だけ!

 

 

白目で小さく震えること1分。その後ぐっすり寝て、元通り。

 

 

ピータのけいれんと違って、何てかわいいことよ・・・

 

余裕で動画も撮れたし、病院へは翌日行くという冷静さ。

 

ピータの時との対応の違いに旦那にひかれたけど、けいれん度合いによって、パニック度は違うんだよ~。

 

 

ちなみに、けぴの友達のくぴの娘ちゃんも2回けいれん起こしているんだけど、泡ふきチアノーゼとか、結構激しくて、話を聞くだけで恐ろしかった。

 

しかも1歳前からで、女の子だし、(1歳過ぎてからの男の子に多い)え~!って事も多いけど。

 

 

小学校に入ればほとんど起こらなくなるから、期間限定だと割り切って、一緒に乗り切ろうぜ!

 

 

 

 

【どんぐり小児科】

広島市西区観音にある小児科。

女医さんで的確な診断をしてくれる。

 

引っ越してきて近くの小児科を渡り歩いたけど、ここが一番だった。

 

他のところで、すごく親身な先生だなと思っていたけど、毎回毎回どんだけ薬出すん?ってとこもあったり。

検査はしてくれるけど威圧的な先生だったり、優しいけど診断に不安を覚えるところだったり・・・。

 

ま、要は相性ってことか。