続きました。
あの恐怖と怒涛の日から、たった2ヶ月後の9月。
変な音すべてに反応する日々が続く中、またピータの熱、キター!
怖すぎるので、ダイアップを入れない選択肢は、私にはない。
38.5分を過ぎたあたりで、1回目のダイアップをイン!
ホッ。これでひとまず安心♪
でも8時間後、忘れずに2回目をインしなきゃね。
そして無事に8時間後、再びイン完了!
これでOK~♪
と安心していたら・・・
来たよ来たよ、
変なのが・・・
ぼんやりしながら、口をモゴモゴ・・・ピッチゃペッチャ・・・
ん?舌を左右に動かしてる?
どーした、ピータ!!
私 「ねぇ、舌を動かしちゃって、どうしたの?」
しばらくして、
ピータ 「・・・え?」
(舌を動かすのをやめる。)
↓
(また舌を左右に動かす)
↓
(言うと、しばらくしてやめる)
これをずっと繰り返している。
動かしている自覚はあるけど、無意識に動かしてしまっている感じ。
前回も舌を動かしていたけど・・・何なの??
とりあえず、病院だ!
どんぐり小児科へ、チャリでこぎこぎこぎ。
後ろの椅子でピータ、ベロンベロンベロン。
待合室でも、モゴモゴモゴモゴ・・・・
モゴゴー!!!
さて診察室へ。
私 「昨日、ダイアップを2回いれたんですが、なんか変なんですモゴ。」
ピータ 「モゴゴ。」
舟入病院で診てもらった方がいいとのことで、紹介状を書いてくれた。
~チャリでこぎこぎ~
舟入病院に到着。
いざ、診察!
先生の前でも、目はうつろのまま、絶好調に舌を動かすピータ。
右っ左っ右っ左っ・・・
先生 「やめれる?」
やめようとすれば、やめれる。
でもまたすぐに動かすという繰り返し。
先生 「様子を見るために、入院しましょう。」
結局、原因は分からないけど、
不随意運動症だと言われた。
不随意運動症
大脳の一部に異常をきたし、本人の意思とは関係なく、体が勝手に動くもの。
脳の病気が原因で頭・手足が動いてしまうものや、老化からくる震え、チックなどもこのカテゴリー。
その中に、
口(くち)ジスキネジー・・・口をもぐもぐさせたり、舌をペチャペチャさせるような不随意運動。(パーキンソン病治療薬や向精神薬の副作用)
というのがあった!
口や舌を動かしているから、動作的にはこれだ。
原因の薬は違うけど、ダイアップは神経に作用する薬だから、もしや!?
ダイアップの副作用は、「眠気、ふらつき」、が主なものだけど・・・。
結局、風邪のウィルスなのか、ダイアップなのか分からないまま、少しずつ症状は良くなっていったピータ。
舌を動かす時間が徐々に減っていき、翌日に退院。
~その後のダイアップ登場歴~
【4歳】
熱が出てイン。副作用は1日ぼんやりするぐらい。
【6歳】
熱が出て、寝ながらう~う~唸りはじめた。
目が半開きになってきたので、「間に合わないかも!」と思いつつイン。
(ダイアップを入れてすぐすぐには効かないからね・・・)
いれたあとは、ス~と落ち着いた。
「効いてる~」を実感!
入れなかったら、絶対けいれん起きてた気がする・・・
副作用は、1日ぼんやりするぐらいだった。
結局変だったのは、3歳半のけいれんの後に使ったダイアップと、その2か月後に使ったけいれん前に使ったダイアップだけ。
何だったんだろう・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに遺伝性がある熱性けいれん。
「もしやパータもなるんじゃ?」と恐れていたら・・・
1歳の時になりました! でも1回だけ!
白目で小さく震えること1分。その後ぐっすり寝て、元通り。
ピータのけいれんと違って、何てかわいいことよ・・・
余裕で動画も撮れたし、病院へは翌日行くという冷静さ。
ピータの時との対応の違いに旦那にひかれたけど、けいれん度合いによって、パニック度は違うんだよ~。
ちなみに、けぴの友達のくぴの娘ちゃんも2回けいれん起こしているんだけど、泡ふきやチアノーゼとか、結構激しくて、話を聞くだけで恐ろしかった。
しかも1歳前からで、女の子だし、(1歳過ぎてからの男の子に多い)え~!って事も多いけど。
小学校に入ればほとんど起こらなくなるから、期間限定だと割り切って、一緒に乗り切ろうぜ!
【どんぐり小児科】
広島市西区観音にある小児科。
女医さんで的確な診断をしてくれる。
引っ越してきて近くの小児科を渡り歩いたけど、ここが一番だった。
他のところで、すごく親身な先生だなと思っていたけど、毎回毎回どんだけ薬出すん?ってとこもあったり。
検査はしてくれるけど威圧的な先生だったり、優しいけど診断に不安を覚えるところだったり・・・。
ま、要は相性ってことか。