こんにちは、けぴです。
先日、ピータとパータが胃腸炎になり、そして最後に私がうつりました。
旦那はですって?
毎度のごとく、一人だけ元気です。キィ
と思っていると、義理母から電話。
神が舞い降りた。
いつも、なんで自分だけっクソッ!
って思っていた自分が恥ずかしい。
視点を変えれば、こんなにも違うなんて。
もっと視野を広くもたないといけないな~と反省。
さて、この胃腸炎で、ピータは熱を出しました。
熱・・・
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
実はピータ、過去3回も熱性けいれんを起こしていて、母ちゃんトラウマなんです。
でも、もう7歳!
もうけいれんは起こしにくい年齢だけど、分からないじゃない。
一晩中ジッと見つめて、チェックしていました。
熱は急激にはあがらず、4時間ほどかけて38.5分どまり。
よし!!
このままならけいれんも起こらないだろうし、ダイアップ(けいれん予防の座薬)も入れないでいいかな。
がしかし、油断はしない。
何度も起きるたびに熱をはかり、薄着にさせ、ポカリを飲ませ、氷枕を置き、扇風機をあて、ダイアップのスタンバイもOK。
ふーふー。
熱が上がるなら、絶対見逃さずに、ダイアップを入れるぞ!!
ダイアップは、けいれん予防薬だから、入れたら回避できる!!
がしかし、副作用もあるから、できれば入れたくはない。
うぉぉぉぉぉ!!
熱が出てから12時間・・・ねむ
安心圏内に入ってきた・・・
熱が出てから24時間・・・ねむ
24時間すぎたー!!
今回は、起こらなかったどー!!
母ちゃん、もう力尽きました。
お休みなさい。
早く大きくなって、熱性けいれんの恐怖から解放されたい!思い続けてはや6年!!
過去の記憶が薄れる前に、ピータの熱性けいれんについて、書いておきます。
1歳、2歳、3歳と、3回起こり、3歳の時は、短時間で2回起きる「複雑型の熱性けいれん」でした。
母ちゃん魂抜けるがな・・・
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1歳の熱性けいれん
家族でパルコに行っていた時。
周りの人が、ベビーカーの中のピータを覗き込んでいました。
どうした?と思って覗いてみると、
目はカッと見開いたまま、あらぬ方向に向いている。
呼びかけに応答なし。
体はピーンと伸びて硬直している。
これは一体・・・。
もしや脱水なのか・・・? ←違う
パニックな私と違い、旦那は超冷静。
私 「救急車・・・」
旦那 「いや、大丈夫でしょ。」
いつも楽観的
え、私焦りすぎ?
とりあえず、市民病院へ行こう!
今日は日曜日だけど、出産もここでしたし、診てくれるかもしれない!
下でタクシーをつかまえ、タクシーの中で、
「ピータァァァ!」と叫ぶ。
意識朦朧のピータに、脱水だと思った私は、ジュースを口移しであげる。 ←喉に詰まるからNG
病院ついた! 走る!
しかし断られた!
ガーン・・・
救急病院は舟入病院らしく、またタクシーで向かった。
6年前のけぴこや。。
救急病院は、知っておきなさい。
さて、舟入病院で診察をしてもらうと、熱性けいれんでしょうと。
脱水じゃなかった!
診察では、熱性けいれんかどうかを判断するため、下記のことを聞かれたが、全然分からなかった・・・。
ベッドで点滴をしたあと、血液検査も問題なし。
まだ意識はぼんやりしていたけど、病院をあとにした。
昼に痙攣を起こし、完全回復は、翌朝。
痙攣直後はぐっすり寝て、起きたら元通り!
ってよく聞くけど、ピータはいつも回復に1日かかる。
個人差なのかな?
何はともあれ、何ともなくて良かった・・・
それにしても、あの姿はホラー。
ホラー以外何者でもない。
ピータさん、ホラー映画に出れるよ。
その後母ちゃんはというと、少しでも物音がするたび、心臓が飛び出るようになりました。
唯一の希望は、熱性けいれんの半分以上は1回だけしか起こさないということ。
そうか、ならホラーピータも1度きりね! と安堵していたのに。
このあと2回も起こるなんて、考えてもなかったよ・・・。
~続きたくないが、続く~
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さぁ、シュミレーションだ。
1.始まりの時間をチェック
2.動画撮影
※できない場合は、両目の向き、体の動きをチェック
3.できれば体を横にする
4.5分以内に収まらなければ、救急車を呼ぶ
5.終わりの時間をチェック
6.熱をはかる
1歳から3歳までの子供に、10人に1人ぐらいの確立で起こる、予後のよい病気。
短時間で急激に熱が上がることで、(ピータはいつも1~2時間の間に39.3分を超えた時)未熟な脳がショートしてけいれんを起こす。
遺伝性が強く半分以上は1回きりだが、なりやすい子は、ピータのように何回もなる。
6歳ごろには、起こりにくくなる。
目はカッと見開いて、両目とも同じ方向に、一点を見つめている。
体は、いくつかのバージョンがある。
⇒左右対称に手足をリズムよく大きく上下させる
⇒小刻みにカタカタ震える
⇒全身体をピーンと張って、硬直
⇒ダラーン
意識はないので、呼びかけても返事はない
ほとんど、1~3分以内で終わるが、長く続く場合、けいれん中は呼吸が浅くチアノーゼ(低酸素状態で唇が紫、顔色が土色になる)になるので、救急車を呼ぶ。
泡をふくこともあるので、窒息しないために、横向きにさせるほうがよい
(私は恐くて、一度もしたことがないけど)
突然大きな奇声をあげてから、始まることもある。
けいれん後は、脳が疲れてぐっすり寝ることが多く、起きたあとはいつも通りに戻っている
(ピータはすぐにいつも通り、とはいかないが)
ほとんどの痙攣は数分で止まるため、後遺症が残ったり死ぬことはない。
しかし痙攣が止まらない場合は、脳に影響がでるので注意。
※5分間様子を見てから救急車を呼んだ場合、止まらない痙攣の場合はリスクがあるので、すぐに救急車を呼んだ方がいいという先生もおられます。
発達には問題ないらしい。
少ないが、てんかんに移行する人もいる。
過去2回以上けいれんを起こしていたら、38.5分以上(個人差あり)で、ダイアップというけいれん予防の座薬を、入れる。
8時間後に熱がまだ下がっていなければ、もう1個いれる。
予防薬だが、けいれんが起きてしまった後でも、けいれん時間を短くしたり、2回目を起こしにくくするようで、入れてもいいらしい。
副作用で数日ボンヤリしまうことと、例えばインフルエンザ脳症になってしまった時との区別がつきにくいので、推奨しない先生もいる。
けいれんが悪いから予防するというよりは、親の精神安定の側面も強いと言われた。
追記
新聞に記事があったので、参考のため載せておきます。