スパルタコミュニケーション講師・けぴです。
2年生になった長男ピータ。
自己紹介の紙を宿題でもって帰ってきたので、
覗いてみると・・・
「好きな食べ物・・・パパイヤ」
おい!
パパイヤなんて食べたことないぞ!!
つっこまれたら、どーするんだ!!
というか、質問の意味は分かってるのか!?
急に不安が襲ってきた・・・
パパイヤを今すぐ買おうか一瞬迷った、
愛が溢れる自分にノックアウト!
・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、ピータが療育に通っていた時、言われた言葉があります。
「子供の成長は、綺麗な階段ではない。
たくさん溜めて、一気に階段をのぼる子もいる。」と。
確かにピータは、ふと気が付くと、一気に成長しているタイプです。
そんなピータが苦手なもの。
コミュニケーション@とくに電話
早速、ピータの電話の場面を見てみましょう。
ばーちゃんとの電話です。
イエスノーの質問には答える。
しかし、質問スタイルには・・・。
無になる。
おーい、ピータ、帰ってこーい。
給食表を見に行くため、
無言のまま立ち去るピータ。
言おうする努力は感じる!
しかし、無言のまま行くでなーい!
その後・・・
⇒ ばーちゃんは返事がないと思い、次の話を始める
⇒ ピータは、まだその会話を続けているつもりなので、話そうとする
そして、すれ違う2人。
・・・・・・・・・・・
そんなピータの電話コミュ力を上げるために、
俺様は立ち上がった。
1年生の授業で使った、1冊のファイル。
その中に、コミュニケーションのコツがあったのだ。
イイ感じのことが書いてあるじゃねえか。
さて、これを片手に、今日もばーちゃんに電話だ!
ばーちゃん 「ピータ、元気?」
ピータ 「うん」
ピータ 「ばーちゃんは?」
よし!!
さぁ、話をつづけたまへ!
ばーちゃん 「ピータ、今何してたの?」
ピータ 「・・・。」 ←無言
ピータ 「えーと。」 ←ファイルを見ながら
なぁ、ピータ、これが、会話だ!いいだろう!
ガハハハハハ!
とスパルタ教育を施していたら、
ばーちゃんからひと言。
「ねぇけぴこ、うるさいわよ。ねぇピータ。」
ピータ 「うん。」
ばーちゃんは、ピータとの穏やかな会話が好きで、心が救われるんだと。
こうしてスパルタ指導は、早速終わりを告げたのであった。
がしかし、その数日後。
奇跡が起きた。
またばーちゃんと電話をしている時。
滑らかに喋るピータ。
質問までしちゃうピータ。
お前は誰だ!
貴様、ピータに乗っ取って、何するつもりだ!
えええええーーーー
まさか、ピータァァァァ!?
前まであんなに無言だったのに、何があったの!?
は、さては母ちゃんのスパルタ指導のお陰だね!
ピータ 「違うよ。何かできるようになったの。」
そこは、「そうだよ」って言っておかんかいーー!
次は、お世辞を言う練習だ!
スパルタ母ちゃんより。