全国郵趣大会 2023 in 札幌 | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

標題のイベントが開かれるのに合わせ、週末は猛暑の東京を離れて北海道・札幌に遠征してきました。

 

天気は快晴。涼風が心地良い北の大地でした。

 

「全国郵趣大会 2023 in 札幌」は札幌駅に程近いホテルで開催されました。

 

初日は講演を2本きき、ブース(個人及び切手商)で買い物を少々。良いマテリアルを落掌することができました。

 

とくに国際展大金賞受賞者・斎さんの講演は、以前に同テーマでお話を伺う機会があったのですが、その時よりも内容がアップデートされていて、さらに興味深く拝聴しました。

 

2日目は昼前までひたすら「盆回し」を楽しみました。新郵便法施行直後(昭和23年1月)の速達書留書状のエンタイアを運良く手に入れることができ、満足しています。

 

今回の大会には東京からの遠征組も多く50-60名の参加者があったようで、総じて盛況のうちに閉幕しました。

 

JPS本部からも、山田理事長、金川副理事長、森下理事らの来訪があり、地方本部長会議が併催されたこともあって地方本部長の皆様も参加されていましたが、わが国最大を標榜する郵趣の全国組織で一定以上の役職を担う方々は、旅費支給の有無に関わらず「全国的な行事には何をおいても参加する」くらいの責任感と行動力があれば、さらに大会が盛り上がってよかったことでしょう。

 

とくに先日選任されたばかりの執行部のうち半分以上が不参加というのでは、大会の準備と運営に心血を注いでこられた地元の会員のみなさまに対し、些か礼を失するのではと感じました。来年の富山大会には、少なくともJPS執行部一同がうち揃って参加することで信頼を取り戻していただくよう希望します。

 

とまれ、大会の設営にあたられ成功に導かれた、地元の皆様のご労苦と温かいおもてなしに、いち参加者として、心より感謝いたします。

 

札幌駅周辺だけでは勿体無いので、支笏湖観光もいたしました。

 

海の幸やラーメンも堪能。少々食べ過ぎましたので当分はカロリー調整をいたします。