旧郵便法下の日本の急速郵便の発展 1933-1937 その4 | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

TAIPEI2023への出品作品のリーフの一部をご紹介します。

 

この作品は来月の「スタンプショウ・広島2023」に展示することになっていますので、ぜひ現地で実物をご覧ください。

 

画像は第5ページです。左右いずれも東京市内発着便です。

 

東京市内便というとありふれていると思われるかもしれませんが、料金改正直後の使用例はなかなか手に入りません。本来ならば2通とも7-8月のものにしたいところですが、まだ果たせていません。

 

 

左の速達書状は赤坂局の差立て、日本橋局を経て受取人に届けられました。2倍重量便のため、6+8=14銭分の切手が貼付されています。

 

右の速達書状は新橋局の差立て、小石川局を経て受取人に逓送されたものです。