田沢型6銭切手(Red Brown)の使用例 混貼・書状3倍重量の書留便 | 郵便・切手から 時代を読み解く

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切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

田沢型6銭切手(Red Brown)の内国郵便使用例をご紹介します。
 

画像は書状の3倍重量便の書留便使用例です。

 

 

引受局は大阪日吉橋局で、日付は大正9(1919)年5月2日です。

 

一見するとありふれた使用例のようですが、3倍重量便(料金3銭×3=9銭)は滅多にありませんし、その書留(料金7銭)となると、そう簡単ではないかも知れません。

 

重量の割にサイズがコンパクトなのと、白封筒で汚い感じがしないのが気に入っています。