いよいよ年度末です。
「郵趣」誌の4月号が届いていました。例によって、巻頭カラーから目次ページへと読み進んでいきますが、例のコラムのところで目が止まります。
http://yushu.or.jp/yushu_stamp/pdf/m_1904.pdf
やはりクォリティの酷さは相変わらず・・・。もはや何を言っても馬耳東風ですね。というよりも、とうとう筆者は、自力で考えを纏めて見解を披歴することをほぼ断念されたように思われます。
とはいえ、今年の私の方針に従い、これを敢えて「前向き」に捉えますと、破綻した論理を振りかざして理解不能な「ネガティブ・キャンペーン」を展開しフィラテリーの振興に水を注されるよりも、今回のようなパターンを採られるほうが余程ましだと感じました。
要するに、
単行本の「あとがき」には次のようなものがみられる。
例えば、本Aには「・・・」、
本Bには「・・・」、
本Cには「・・・」、
本Dには「・・・」
と書いてある。
これらは今日でも通用するものなので、噛みしめたい。
(引用終わり=青字イタリック部分)、と言っているだけです。
つまり本コラムの殆ど(全34行中27行)が単なる引用なので、オリジナルな主張はほぼ皆無なのですが、単なる引用ですから責任がない分、害もありません。これは従来に比べると大変な進歩です。
確かに引用されている言葉には含蓄あるものが多いので、筆者の主張は「その通り」だと思います。
いっそこのまま来年3月号まで、ずっとこのパターンで続けられてはいかがでしょうか。ある意味、安心して読めますので。