2016年収穫品ランキング 10-6位 | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

2016年もいよいよ押し迫り、残すところあと2日となりました。

ここでこの一年の総括として、【2016年の収穫品ベスト10】をご紹介しておくことにします。

 

※このランキングは飽くまで個人的な思い入れによるもので、マテリアル自体を格付するものではありません。またランキングと取得価格は無関係です。

 

【第10位】 極東軍事裁判所あてカバー
特別送達ではありませんが、訴訟関係の郵便史を補完するのに欠かせないのが東京裁判関係マテリアルです。

 

【第9位】 競馬法5円切手貼 短期料金(33日間)速達書状
競馬法切手は料金改正直前の発行の為、この料金下での速達使用例は非常に限られています。

 

【第8位】 膨湖島(台湾)使用の郵便貯金台紙
旧大正毛紙6銭切手の非郵便使用例としても面白いので入手しました。この局の貯金台紙は初見でした。

 

【第7位】 20銭切手単貼速達重量便書状
昭和白紙と1次昭和の単貼を入手できました。ともに第4種3倍重量便(12銭)の速達(8銭)でちょうど20銭料金のものです。存外、みつからないものです。

 

【第6位】 3次昭和鎌足5円2枚貼書状
追放後の見逃し使用です。葉書に加えて書状も揃えることができました。

 

5位から1位は明日のブログで発表いたします。お楽しみに。