スタンペディア社の雑誌からご依頼を受けて、喜望峰切手の概説記事を書いています。
この分野の文献(正確には文献ではなくオークションカタログですが)として、もっとも多くカラー図版が載っているのが、1982年10月のサザビーズで売りたてられた、Sir Maxwell Joseph コレクションのカタログです。
三角だけで1000ロットを超え、全部で300ページもある大冊でございます。
セールはまさに空前絶後の規模で、その後も喜望峰コレクションの世界的な売り立ては何度かありましたが、この規模を凌駕するものは未だありません。
丁度このセールの頃に喜望峰切手に興味を持ち、水原明窗さんからこのカタログのコピーをいただいたのが、私の収集のきっかけになっています。