おはようございます。

 

よしけんこと、

『吉河原 健六郎』です。

と、自己紹介する夢を見たよしけんです。

#ヨシガワラケンロクローって誰だよ

 

さて、今朝は。

知らないという無謀について。

 

神や仏は全知全能だと

よく聞きますが、

 

こと、人間も驕ると

自分が完璧だ、

自分の判断に狂いは無い。

と思いがちです。

 

僕も物事がうまく進むと

ほら見たことか、

自分が素晴らしい。と

自画自賛まではいいものの

 

僕は完璧だ、と

間違った自認をしてしまいがち。

 

人というのは常に未完成であり

知らないことばかり。

 

例えば最近、

ポリメラーゼ連鎖反応の略称が

PCR(Polymerase Chain Reaction)

と知ったくらいです。

 

あれだけPCR検査が云々と

聞いていたのに、

それが何かすら知らない。

調べたことすらありませんでした。

 

興味がない、関係ない

といえばそれまでですが、

 

PCR検査なんて意味がない

と、知らずに批判する割に

何も知らないことを

認知できていない自分を

恥ずかしく思った次第です。

 

それは、この時もそう思いました。

「東の早慶、西の大和」

CMだったか

電車の吊り広告だったか

 

初めて見た時は

なんじゃこりゃ??と

思い、鼻で笑います。

 

僕がまだ私立学校法人の

担当をする前のこと。

 

自分の社会人の第一歩を

過ごした街である

大阪北部の吹田市に

開学した大和大学のCM

 

いやいや、何言ってんの?

関関同立に失礼じゃない?

 

当時はそう思いましたし

つい最近までもそう思ってました。

 

その本質を拭い去ってくれた本と

業務上出会いました。




上長が「これ読んでみ」と

渡してくれた本。

 

まあ勉強のために、と

ペラペラとめくって束の間

あっという間に読了してしまいました。

 

大和大学が開学するずっと前

西大和学園の創立時から今までの

辿ってきた歴史がそこにありました。

 

今現在自身が向き合い

分析している内容を

開学当時の理事長は

40年前に見越していた。。。

 

政治家とはいえ、

慧眼もさながら

その実行力は凄まじいものです。

 

ガラスが割れ、机が飛ぶ

奈良の田舎の私立校が

いかにして全国トップレベルの

進学校になったのか。

 

その歴史を知っていれば

先に述べたキャッチフレーズ

「東の早慶、西の大和」は

嘘ではない、現実味を帯びたものだ

と、理解できます。

 

知らずに、批判して

とても恥ずかしく思います。

 

そして、きっとこの目標は

達成されることでしょう。

 

いくらお金を出しても

優秀な人材を集めても

絶対に手に入れられないのは

「歴史」です。

 

歴史の上に努力で成り立つ

名だたる伝統校に

 

戦いを挑み、

歴史を作ってきた

彼らの実行力、行動力は

 

「探究、誠実、気迫」という

校訓に表れています。

 

今やすでに立派な歴史を持つ

彼らの令和での挑戦を

純粋に応援したくなったと当時に

 

自分がなぜ生きてきたか

何をしたかったのか

今一度思い出せたよしけんでした。

 

そして、異和を抱く表現に

ぶち当たったとしても

反射的に批判せず

 

まずは調べる・向き合うことが

とても大事だなあと、

改めて痛感したのでした。