おはようございます。
デザインがカッコ良かろうが
色目が素敵だろうが
気分を上げてくれようが
結局自分のサイズに合った服ばかりを
着てしまうなあと思うよしけんです。
#服はたくさん持ってるけども
#自分の定番服は少ないものです
さて、今朝は。
自分サイズ、という話を。
うちの会社の特徴として
「実績と社内評価軸がリンクしない」
というものがありまして
正確にいうと、
正しさや確からしさより
心地よさ、耳障りの良さが
評価される制度になっています。
ちなみに、ここでの主語は、
上司にとって、です。
そもそも存在する強烈な学歴差別
(国公立大学以下は一緒くた)
も加わり、出世はほぼ無理ゲー。
社員に金を撒くくらいなら
コーポレートガバナンスを遵守し
株主還元を第一に考えて
「外に出して学歴が通り」
「前衛的風何もしない」人にだけ
資金を投下することが是、そんな会社です。
そんな環境を、気づかせないように
事実を煙に撒くために
複雑奇怪な面談制度を敷いています。
表向きは、社員育成と
組織成長をリンクさせるために
KPIを設定し上司部下で相互合意し
その進捗を半期もしくは四半期に
定期的に面談し見直す、という制度ですが
そこで100%、120%達成しても
社内評価にほぼリンクしていない
仕組みになっていて
春夏秋冬、その資料を作り
合意形成を図るという
業務風作業に手を取られることに
なってしまいます。
「あ、俺ここで上がり〜♪」と
構造的に助長する
ピーターの法則が起きやすい
設計になってて、本当にお見事です。
どんな獣医よりも歯医者よりうまく
牙を抜く構造たるやあっぱれ。
そもそも、上司と話す時間がないし
そんな時間すら取れない企業からしたら
羨ましい、と言われるでしょうし
個人で事業を行っている人からしたら
その責任が自分の双肩にかかっており
しんどい、という意見もあるでしょうが
隣の芝生は青い理論だと思って
今日はお付き合いください。
そんな、必要超絶悪の面談が
今年も行われました。
僕の上席であるアナライザーかつ
ご意見板の元やり手ビジネスパーソンは
毎度、厳しいご意見を僕にくれまして
昔なら、何くそこんちくしょう、
じゃあ頑張ってやろうやないか
と、頑張ったのでしょうが
僕が君や君の上席の立場なら
さっさとこの辺の課題を解決しつつ
次のフェーズに移るのにね、と
思いながら、指摘に頷いている僕は
茶番の会社ごっこの中
他のみんなと同じように
「ファイティングポーズ取ってる風」が
随分上手くなってきたなと、
吹き出しそうになります。
ただ、それでも、自分の主張の端々には
誰も幸せにしない現在の歪な構造を指摘し
指揮命令系統が壊れ、責任を取らない軍部を
痛烈に批判する言説が含まれており
その評論家上司から、
「現実を見ろ、無理なことを言うな」と
嗜められることも、多いです。
その人の名誉もあるので、
誤解なきように言うと、
その上席は、僕の指摘を至極真っ当と
理解してくれており
だからこそ、この会社には
その理屈は通用しない
(やっても無駄)だと
いつも指摘してきます。
この部分が批判的な彼でも
嫌いじゃない部分なのですよね。
#人にはいつでも恵まれている
さて、そんな中、
過去に出会ったコンサルの先生から
もらった金言をふと思い出しました。
「自分サイズで考えることが肝要
間違っていると気づいていても
自分の範疇を超えた問題に
頭を悩ましても、解決しない」
どうして、悲惨な犯罪が無くならず
世界では戦争が繰り返され
減税するって言って当選した人たちが
なかなか履行しない現実を憂いでも
小市民の僕には、解決する力はない。
あくまで、自分サイズ、で考えないと
自分の能力が発揮できないし、
自分サイズ以外の問題を
あらかじめ前提条件にして
検討する方がビジネスは進む
といった教えでした(多分)。
だから、自分の努力では
どうにもならないことに
怒りや悩みのリソースを
割くべきじゃない
と、これまで生きてきました。
が、最近は、この自分サイズの
調整が上手くいってない。
できること、したいこと
そして、すべきことの重なる範囲を
求めたとしても
もっと狭く浅い部分だけに
仕事を収斂させるように命じられる。
君の立場なら、このサイズだよ
と出された箱の小ささに、
なるほど、なるほど…となる。
見えていて、改善できるあれこれを
見逃し生きるが、君の立場だ。
と言われているようなもの。
ボタンが閉まらないジャケットを
「前を開けて軽さを表現される方が
結構多いですよ」という
謎理屈で説得してくる
平成の服屋の店員か!と
心の中で突っ込みつつ
未来への大きな設計も
ここでは肥大した妄想と
切り捨てられる現実に
狭いな、と口にするのが精一杯です。

