10月28日は速記の日 だそうです。
議会ではいつもお世話になっている職業、
その仕事の様子は」とても特殊で
耳と鉛筆を持つ手が脳を経由しないで直結していると表現すれば解り易いでしょうか。
公益社団法人日本速記協会 「速記者の手元が見られます」を見れば一目瞭然。
昨日は急に南足柄へ行かねばならなくなったり
今日は急いで厚木往復と
車と高速道路がなければ成り立たない二日間。
どんどん便利になる世の中です。
一昔前は会社への定時連絡で外出中の用事を確認していたのが
ポケットベルの登場で急ぎの伝達が可能になり
今では携帯電話によって
「○○買ってきて」「○○ってなんだっけ」
みたいな用事まで瞬時に済ますことができる様になり
「待つ」という概念にも変化が。
手帳とは別にアドレス帳を持ち歩き、
取引先や、友達の電話番号の20や30く らい覚えていたものですが
今ではそんな能力を使う場面はなくなりました。
(FAX、電子メールがあるにもかかわらず電報を使う事の意味が解らない、NTTを儲けさせているだけではないかと思う私はひねくれ者か)
こんな時代にあっても「速記」という技術が
書道、そろばん等と共に
脈々と受け継がれているのは大変貴重であります。
地道にコツコツ周りを観察しながら歩いてみたり、
思いついたら携帯電話、ではなく、
次に会って聞ける機会を待ってみたり、
固定電話に電話して
ドキドキしながら取り次いでもらったり
と、こんな事をわざとしてみるのも
脳の活性にいいのではないでしょうか。
取り急ぎ「読書週間」ですか。