10月27日 | 森下賢人オフィシャルブログ「市議会議員の仕事と私生活を少々」Powered by Ameba

森下賢人オフィシャルブログ「市議会議員の仕事と私生活を少々」Powered by Ameba

市議会議員の仕事と私生活を少々。
(海老名市議会議員森下賢人のブログ)

今日から読書週間

海老名市立図書館で活字に触れて・・・

今日のプログの書き出しはこれで行こう、

なんて考えていたら

海老名「ツタヤ」図書館、共同運営会社が撤退を検討

という内容の記事が神奈川新聞に。

要約するとこの事業の良心ともいえるTRC(図書館流通センター)が

CCCに付き合いきれなくなったので破談にしたい、といった内容。

心配する市民からの問い合わせが私のところにも。

市役所、有馬図書館等取材するも

新聞報道以外の情報は無し。

今21時過ぎですがカナロコ(神奈川新聞のインターネット版)内の記事に見当たりません。

TRC関係者への取材か何かで交わされた会話の内容が

確認もないまま朝刊の記事になってしまったという事か。


しかしながら、これが現実になってしまったらと考えると

風変わりな事業展開を運営のスペシャリストがコントロールする、

というスタイルが成立しなくなるということ。

一連の騒ぎに対して

上場企業
(※2011年に上場廃止していました。ご指摘ありがとうございます。)
とは思えないほどの無反応ぶりを貫くCCC、

CCC単独での図書館運営に変わる事など現時点ではあり得ませんし

指定管理の約定からも外れることになるので

指定管理の見直しという事にする以外ないものと思われます。

CCCの思いを存分に取り入れてリニューアルされた今の図書館を

別の事業者が指定管理者としてそのまま使うという事は考えられず、

海老名市はその費用を損害として賠償を請求しなければならなくなるでしょう。

本件の問題は実はここにあると考えます。

総額11億円に上る額について

どこまでを現指定管理者の責任として追及できるかです。

新進気鋭の企業による全く新しい提案を歓迎してしまったこと、

その道のベテランとともに仕事をするからと

ベテランに頼り過ぎたこと

社会や学校の人間関係に置き換えれば解り易いと思います。

本を愛し、勉強に勤しむ人は

目立ちたがり屋のやる事など興味は無いのです。

議会においてこの点を指摘した議員もいたように記憶をしていますが

私ももっと早くこの事に気付くべきでした。


委託の約定上の不履行に当たり、

大変不利な状況になるでしょうから

報道の通りとなることは無いものと推察しますが

目が離せない問題として注視を続けます。


それでも海老名市立図書館は営業中。

読書週間を理解し、

海老名市立図書館で

読書の習慣を身につけたいものです。

図書館に行きましょう。