障害者福祉業界の闇 | 大阪の社長 kentのブログ

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愛知県で障害者グループホームを運営している「恵」(東京)に対して、事業者の取り消し処分や、更新を認めない連座制の適用が26日に通知されたと報道がありました。

 

これで施設は順次運営ができなくなり、利用者や関係者からは憤りや不安の声が上がったとも報道されていました。

 

最近メチャクチャ増えている障害者グループホームについて、色々な業者が参入してきており、中にはかなりあくどい運営をしている所もあると聞いています。

 

特に知的障害を持った利用者さんに対して暴力を振るうと言った事や、今回の件の様に食事の質を極めて下げて利益を出すと言った事業者も後を絶たないと言われています。

 

 

この運営会社である「恵」は12都県で104か所もグループホームを運営しており、業界ではかなり大手に入ると思いますが、そんな大手事業者でさえこんな事がまかり通っている業界ってどうなんでしょうね?

 

まずは愛知県内の5か所の事業者指定の取り消し処分を行い、連座制で他の都県でもグループホームの運営ができなくなるみたいです。

 

今回の指定取消の原因は、食材費の課題徴収問題と言われており、簡単に言えば食費を偽り請求したが、実際には粗末な食事しか与えていなかったと言う事みたいです。

 

そして、その過大徴収額が愛知県内の事業所だけで3億円になると言う事なので、一体どの様な食事を与えていたのか???

 

それを会社ぐるみで不正を行っていたとして、その事業所で働いている職員さんたちは何も感じなかったのでしょうか?

 

こんな劣悪な食事か与えなければ利用者さんがどうなるのか?って思う職員さんはいなかったのでしょうかね?

 

不思議です。

 

ただ、障がい者福祉業界って色んな闇があると言われていますし、色んな噂や話が耳に入ってきます。

 

でも、それでも障がい者の受け入れ施設が少ないので、変な噂がある施設でも入所させなければいけない人が多いので現実みたいです。

 

また、文句や苦情を言えない人もおられるのも要因の一つとされていますが、こんな事で良心が痛まないのが不思議です。

 

行政の指導にも当然ですが限界があり、やはり働く人の良心に訴えるしかないと思うのですが…

 

正直、かなり難しい問題だと思います。

 

でも、「こんな事で本当に良いのか?」って事を考えてもらえれば簡単に答えって見つかると思うのですが…