認知症の患者数 | 大阪の社長 kentのブログ

大阪の社長 kentのブログ

関西で介護事業と不動産オーナー業をしている社長の
日常感じた事や出来事を綴っています。

認知症の高齢者数が2025年471万人から2040年には584万人に増加するとの予想を受け、「今後一人暮らしの認知症の人が増えるとみられ、家族の支援が限られる中、地域でどう支えるかが課題」としているようです。

 

高齢者7人に1人が認知症を患い、その半数が一人暮らしってなると、正直普通の生活が守られるのでしょうか???

 

買い物や入浴、清掃、金銭管理、火の始末 等々

 

地域で支えると言っても都会では隣近所の付き合いもなく、生活パターンや家族構成も大きく違う中で本当に地域で支える事などできるのでしょうか?

 

一方、田舎では地域のコミュニティがありますが、いずれも高齢化率は高まっており老老介護、認認介護って事になりますよね?

 

ただ、認知症と言うだけで自宅で生活を送れないとなるとその受け皿をどうしていくのでしょうか???

 

 

 

我々の様な介護施設で暮らすのか?

 

それとも頑張って自宅でリスクを抱えながら暮らすのか?

 

新しく比較的元気な認知症の人専用の施設を作るのか?

 

 

 

認知用の治療薬の開発も徐々に進んでいる様ですが、実際には進行を遅らせれても治るって所までは難しいようですしね。。。

 

社会的理由での入院はかなり減少していると思いますが、それは社会的に在宅復帰できない方たちを受け入れる介護施設が増えたからですが、コスト的には病院に入院しているよりは遥かに安価で済んでいると思います。

 

ただ、在宅で暮らして貰う方がコストは激減するので、必要最低限の介護サービスを提供する施設を作ればいいのかも知れませんが、その様な事業をされる事業者が見つかるのか?って思います。

 

認知症は確かに病気ではありますが、身体は普通に動く方も多いですしその対処の仕方って難しいですよね?

 

ただ、今の社会保障制度を本当にこのままの姿で維持していくのか???

 

ある程度選択していくのか???

 

今は本音で色んな事を考え直していく時期に来ているのだと思います。

 

もう待ったなしのタイミングですしね。