最近銀行の方とお話ししていると日銀のマイナス金利が解除され、いよいよ金利が上がるのではないかと思われているみたいですね。
その為に貸出先にも金利が上がる旨の了承を取りに行かれているみたいです。
ウチの会社は全て変動金利なので、事前に承諾を取りに来られる事はないですが、借入の条件に東京1か月物のTIBORを使っているものもあるので、徐々にですが借入金利は上がっているような気がします。
また、これから進めていくプロジェクトについても、多分今までの様な金利や条件では借りれなくなるかも知れませんね。
まぁ長期金利が上がったからと言って直ぐに短期金利までは上がらないとは思いますが、これからは金利がある世界が待っているのでしょうね。
ただ、これまで長きに渡り金利のない世界で生きてきた我々としては、色んな事が変わる事を自覚しなければいけませんし、金利があがれば景気は悪くなりやすいので、そう言った観点で自社の立ち位置、向かうべき方向性も考えて行かねばなりません。
尤も、金利だけではなく物価高、人手不足と言った諸問題も、今後会社の業績には大きな影響を与えますし、どう考えても世の中が混とんとしていくのは間違いないでしょうね。
バブル期は銀行に定期預金として預けておくだけで年利5%や6%利息が付いていましたし、住宅ローンの金利も公庫でも5%以上しており、銀行では7%以上の金利だったと記憶しています。
それでも皆が住宅ローンを組んでいたんですよね。。。
今では住宅ローン金は0.5%以下と言う所もあり、1/10の金利となっていますが、だからこそ高値で不動産が売れているのだと思います。
ウチの会社を含め借り入れ依存の大きな会社って金利上昇は影響大だとは思いますが、これだけの建築コストが高止まりしている現状を考えれば、仮に賃貸で借りるとしても相当な賃料になるでしょうし、持っている者の強みが発揮されるのではないでしょうか???
間違いなくインフレに振れていくと思いますしね。
兎に角、来るべき「金利のある世界」にもしっかりと対応できるように対策を講じて参ります!