ダイアモンド online に稲盛塾長の著書の紹介記事が掲載されていました。
リーダーの「絶対NG行動」ワースト1と言う見出しでしたので、あぁ多分ワースト1のNG行動って「これかなぁ?」「あれかなぁ?」って想像を巡らせました。
塾長は「考え方を良くする」「魂を磨き高める」「正しい事を貫く」と言う事をよく仰っていましたので、自分自身の地位や名誉、お金などに執着する行動がワースト1かと思います。
事業経営をしていく上において正々堂々と商いをするのは当然ですが、実際にピンチに陥ってしまった時の判断がどの様な判断になるのか???
公にすると大きな損害を被ると分かっていて、果たして人は正々堂々とした行動を取れるのか???
通常の時には偉そうな事が言えても、大きなピンチに陥った時に同じ行動が取れるものなのか???
塾長からは多くの事を学びましたが、通常の時は「なるほどなぁ」「そりゃ当然だよなぁ」って思う事であっても、実際にその様な場面に出くわした時に正しい行動が取れるのか?
正直、なかなか「YES」って言い難いって感じる自分もいますね。
ただ、塾生の中にも会社が倒産してしまうのではないかと言うくらいの失敗を犯し、それでも正々堂々と公表して対処されて乗り越えられた事例を数多く見てきました。
そんな塾生の多くが、もしも盛和塾で稲盛塾長から教わっていなければ、きっとこの様な対応はしなかったであろうし、きっと卑怯な振る舞いをしていたのではないかと仰られていました。
稲盛塾長が師事されていた西郷隆盛氏の言葉に
己れを愛するは善からぬことの第一なり。
修行のできぬも、事の成らぬも、過ちを改むることのできぬも、
功にほこり驕慢の生ずるも、
皆自ら愛するがためなれば、決して己を愛せぬものなり。
と言う言葉があります。
とても有名な言葉なので皆さんもご存じかと思いますが、自分を愛する事、自分さえ良ければいいと言う考えがすべの元凶であり、人生がうまくいかないのも、事業がうまくいかないのも自己愛が強いからこそ引き起るものである。
また、人は一人では生きていけないので、周りの人たちに助けられて生かして貰えているのだと言う感謝の念を持たねばならない。
って事ですよね。。。
う~ん。。。
今までも多くの事を学んでいきましたが、難しいですね。
頭では理解できていても行動が伴わないって感じですよね。
でも、そこが大成しない最大の要因である事もわっかっていると言うのに…
勿体ないですよね。。。
ダイヤモンド社から発売される
稲盛和夫、原点を語る 「経営」
是非購入し、今一度塾長の教えを確認してみます。