BS改善の為のオフバランス | 大阪の社長 kentのブログ

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関西で介護事業と不動産オーナー業をしている社長の
日常感じた事や出来事を綴っています。

昨年より検討していた保有不動産のオフバランス

 

取引銀行の紹介で購入検討者がいたのですが、最終的にオフバランスを行わない事に決定しました。

 

検討していたのは、介護事業会社での現在の保有不動産は8棟ですが、その中の4棟を売却して、同時に長期の賃貸借契約を締結して運営を続けると言うスキームです。

 

昨年の春頃に検討を始め、売却金額、借受賃料などを含め、どれだけBSの改善ができるのか?

 

また、どれだけPLが毀損してしまうのか?

 

取引金融機関さんや顧問税理士さんの意見やアドバイスを受けながら、色んな視点で検討を続けてきました。

 

しかし、検討を始めた1年半前からでも、既に2棟の老人ホームが増えており、当初試算した数字と大きく違ってきました。

 

現在の状況で4棟の老人ホームをオフバランスしても、正直そんなに大きなBS改善には至りません。

 

だったらこのままの高収益性を維持する方がメリットがあると判断しました。

 

現在も新たな老人ホームの建築の計画が2棟あり、また、既存施設で唯一借り受けている物件の購入の話も進んでいます。

 

これからの計画がすべて実行されればBSはより悪化してしまいますが、収益性や規模は段違いに向上すると予想しています。

 

また、新たに進めようとしてる計画の融資も、何とか取引銀行さんの融資承諾が得れましたので、オフバラを含めたBS改善は、これらの計画分が完成した時点で考える事にしました。

 

どこまでの成長を目指すのか???

 

どの分野で成長を果たすのか???

 

いつまでに成長を果たすのか???

 

誰と一緒に成長を目指すのか???

 

等々

 

自分の年齢を含め、介護業界を取り巻く環境、後継者問題、人手不足問題、介護保険制度 等々

 

色んな視点や角度で事業を見直すのは、多分3年後とか4年後になりそうです。

 

その頃には当初を取り巻く環境はどうなっているんでしょうね?

 

良くなっているのか?

 

悪くなっているのか?

 

先月、旧盛和塾の委員会で7年振りに経営体験発表を行い、原稿を書く事をきっかけに色んな事を考える様になりました。

 

経営理念についてや社員との関係性

 

自分自身の天から授かった使命、役割

 

人生観、価値観、労働観

 

この会社の存在意義や事業の目的

 

会社の財務改善を含めた理想の会社像

 

等々

 

そんな事を考える度に、盛和塾で稲盛塾長から教わった事が、自分の中に湧いてきます。

 

「本当にそれで良いのか?」

 

 

 

頭で考える事と、心が感じる事には差異があります。

 

多分、多くに人もそうだと思いますが…

 

心で感じるままに生きるって事が許されるのか???

 

自分自身の立場や環境などの捉われているだけかも知れませんが、自然体で生きられる人が羨ましくも感じる自分がいます。

 

 

さぁこれからが本当の勝負だと思っています!

 

しっかりと顔を上げ、前へ、前へと進んで行きます!