なんか、「項羽と劉邦」みたいなタイトルですみません
さて、
開成(S67)と武蔵(S60)の偏差値の差が7で、
海城(S58)と本郷(S50)の差が8で
ほほ同じという話でした。
但し、開成(S67)と武蔵(S60)は同じ御三家という括りですが、
海城(S58)と本郷(S50)とではワンランク違う印象があります。
一昔前までは、海城をすぐ後ろから追いかけるのは城北でしたが、最近は、すぐ後ろを追いかける都内の学校は、特にこれと言って存在せず、知る人ぞ知る「空白地帯」になっています。
ま、実際にはいろいろありますが………
SAPIX偏差値2022年だと
S58 海城①、早稲田①
S57 (早稲田)実業学校
S56 早大学院、広尾学園
S55 明大明治(←2日ですが)
~~~~~~
S50 本郷
大学附属、系属(早大学院、実業学校、明明)や畑の違う国際派(広尾学園)なので、いわゆる通常の進学校とは少し違うかなと思います。
そういった意味で、今後、海城を追撃するのは本郷なのかもしれません。
ところで、海城と本郷は色々似ているところがあります。
【似ているポイント①】駅から近い❗️
どちらもJR山手線沿線で
・海城は新大久保駅から徒歩5分
・本郷は巣鴨駅から徒歩3分
↓巣鴨にあるのに、本郷な理由は下を参照くださいまし↓
【似ているポイント②】スポーツが強い
・海城中のバスケ部は区大会の優勝の常連です。高校も強く、都大会ベスト8~16くらいの強豪校です。
・本郷高のラグビー部🏈は花園出場の超名門です。主将が東大や一橋に行くから、まさに文字どおりの「文武両道」ですね。
【似ているポイント③】2/1が定員の半分以下
熱望定員割合(受験初日の定員の占める割合)
・海城45.3%
・海城45.3%
2/1①(S58)145名
2/3②(S61)145名、帰国30名・本郷35.7%
2/1①(S50)100名
2/2②(S56)140名
2/5③(S58)40名
2/1①(S50)100名
2/2②(S56)140名
2/5③(S58)40名
確かに、海城も本郷も熱望定員割合は半分以下で、他の上位校からの併願者を多く集めていますが、一方で熱心な熱望組も多くいます。
海城初日受験生の6割以上、本郷初日受験生の4割以上が同じ学校の2回目入試に出願しています。
また、本郷の初日受験生の8割近くが3回目入試に出願しています。
それだけ、初日受験生の思いは強いものなのだと思います。
【似ているポイント④】宣伝上手
両校ともPRに長けている印象があります。
海城と本郷がぐんぐん伸びている(又はライバル校のように偏差値が落ちない)のはこのPR活動の上手さがあるのかもしれません。
ただ、海城は一流であることの発信、本郷は良いも悪いもさらけ出して好きになってほしいという発信の違いがあるかもです。
また、本郷の場合は説明会でもらい泣きするほど先生の熱意もありますね
これです
↓