住宅や土地の広さを表す単位にはいくつかの種類があります。
「お客様、こちらのリビングは16畳もあってすごくひろいですよ!」
「このあたりの土地は平均坪単価○○円です。」
「新築マンション!占有面積80m2、3LDKのゆとりある間取り」
うーん、イマイチわからん!統一して欲しいですねー。
しかしこの単位達の歴史は意外と古く、なななんと、奈良時代まで遡ります!
時は701年、大宝律令にて尺貫法は定められた。
1坪は人が1日に食べる米を生産できる広さとして、ほにゃららと言う話はさておき、
長い長ーい歴史があり、「坪」「帖」に関しては正式な不動産取引においてはすでに
使用することが禁じられておりますが、目安としてはおそらく残り続けます。
ですのでみなさん、がんばって慣れましょう!
しかし「坪」「帖」「m2」の中には、私たちを惑わせる者がおります。
誰でしょうねー。
1つずつ見ていきましょう。
まず一番裏切らないものは「m2」です。
1m×1mが「1m2」ですね!
なんと分かりやすい!そして正確!
よって不動産の取引にはこの単位が使用されます。
次に裏切らないのは「坪」
1坪=約3.3057m2です。
こちらも「m2」をベースに計算することができますので、ほぼ正確です。
ただし一般的に「坪単価」(1坪あたりの価格)という際は、
1坪あたり3.3m2で計算しますので、実際とは少し誤差が発生します。
そして最後に「帖、畳」!
「畳1枚で1帖」と言いますが、こちらがものすごく危険!
そう、ご存知の方もたくさんいらっしゃるかとは思いますが、
畳の大きさにはいくつか種類があるのです。
そのため皆さんの中には、賃貸のお部屋を見に行ったりした際に
「この部屋本当に6畳あるかなー?」などと感じた経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
ではどういった種類があるのか。
主に用いられる基準としては、以下のものがございます。
▪️京間
955mm×1910mm=1.824m2
主に近畿・中国・四国・九州と西日本の大部分で使用されている。
▪️中京間
910mm×1820mm=1.6562 m2
主に愛知・岐阜県の中京地方や福島・山形・岩手の東北地方の一部、および北陸地方の一部と沖縄、奄美大島で使用されている。
▪️江戸間、関東間
880mm×1760mm=1.5488m2
関東、東北地方の一部、北海道と三重県伊勢地方の地域で使用されている。
▪️団地間、マンション間
850mm×1700mm=1.445 m2
公団住宅、アパート、マンション等、共同住宅や高層住宅のほとんどで使用されている。
例えば
「広々20帖のリビング!!」
といった場合でも、
①京間の場合
1.824×20=36.48m2
②団地間の場合
1.445×20=28.9m2
となり、7.58m2もの差が生まれてくるのです。
団地間で換算すると約5帖分ですね。
大きな差です。
「帖」いう単位にはこういった様々な基準があるため、
出身地や、実家が戸建かマンションかなどにより、人によって広さの感じ方が異なります。
京間エリアの戸建出身の方が初めてマンション住まいされる際などは、
特に注意が必要ですね!
最初はイメージしづらいかもしれませんが、
できれば一番正確な「m2」をご自身の広さの基準にできるようにしましょう!