カメラと「おさんぽ」17 なにわの海の時空館1 | kentaのブログ

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自分の周囲で気づいたことがあれば書いていこうかと思っています。
趣味の野菜作りと写真、それと可愛い孫について書くことが多くなってきたようです。

博物館巡りが続きます。


10月7日「なにわの 海の時空館」に一人で行ってきました。

家族一行で奈良に行った時の事でした。

埼玉に戻る三女と近鉄「鶴橋駅」で別れ、別れで泣き叫ぶ孫の詩奈さん、旺志郎とママと私の計4人で難波駅に向かったのでした。


その後電車内ではiphonですっかり機嫌を直した詩奈さんでした。

難波では詩奈ママのブログ友達との交歓会が予定されているとのことで、待ち合わせ場所に送り届けた後、その間に私は「なにわの 海の時空館」に行ってきました。


この「なにわの 海の時空館」の事は「船の科学館」のことを調べていたときに、菱垣廻船が展示されているという内容をネットで知ったのでした。

時間があれば行ってみたいと思ったので、絶好の機会でした。


行ってみて「良かった」本物の実物大の千石船・菱垣廻船に触れる事が出来ました、感激でした。


なにわの 海の時空館

 場所:大阪市住之江区南港北2-5-20  〒559-0034

 電話:06-4703-2900 

 

 アクセス 大阪市営地下鉄中央線 コスモスクエア駅 徒歩650m 

      または ニュートラム南港ポートタウン線トレードセンター駅 徒歩600m


 開館時間10:00~17:00

 休館日  月曜日 年末年始

 入館料  大人600円 中学生以下無料


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  コスモスクエア駅から見た海の時空館(丸いガラスの建物)徒歩650mの距離 


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              なにわの 海の時空館 正面 



建物の外に展示されている古代船「なみはや」

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この「なみはや」についても「海の時空館」についても大阪から遠く埼玉に住んでいると詳しい情報も聞こえて来ず、何となく聞いたことがあるという程度でした。



「海の時空館」が立地している咲洲(さきしま)は大阪湾に面する大阪南港の北半分を占める人工島で、話題の大阪市行政の財政圧迫の主な原因ともなっている。


広大な敷地に閑散とした施設、「海の時空館」にしても大阪の事業仕訳で廃止と結論が出たとかで、入場者数も少ないようでした。(私のように感激する人が少ないのか、感激するような人はとっくに見学済みなのでしょう)


その展示場の前に飾られている木造の古代船「なみはや」でしたが、これも何だか問題を含んでいそうです。



大阪市なみはや号プロジェクト

大阪市政100周年・財団法人大阪市文化財協会創立10周年記念行事として、舟形埴輪の古代船を復元して「倭の五王」時代の公開を再現して、大阪-韓国釜山700kmの航海実験を行った復元船の展示でした。



大阪で出土した舟形埴輪を10倍にした木造刳り舟を再現(復元)したのです。

復元された古代船は長さ12m、高さ3m、幅1.9mもあります。


これだけ大きな木は日本では手に入らない(神木化している)ので、カナダから輸入し1989年完成しました。


上の写真を見て素人でもわかるように、「ホンマに漕げんのかいな」と思える(漕げませんでした)舟になりました。

重すぎる(重量5トン、漕ぎ手8人)のと安定が悪すぎるので波の高さ50cmでもバランスを崩すのだそうです。


古代の人が実際に舟を作るとしたら、もっと作りやすい、安定のとれた舟にするでしょう。


さて、大阪-釜山間の走破は見事成功した、という事になっているそうです。

舟を安定させるため、おもりを何百キロと積み込み、ボート部の選手に漕いでもらって(ほとんど進まなかったそうです)、昼間は漕いでいるように見せかけ、夜間こっそりと曳航してもらって釜山に着いたように見せたのだそうです。


埴輪を実際の船に復元して見せる、という意気込みには声援を送りたい。

しかし走行を目的とするならば、埴輪のイメージから考えられる木造船、当時の技術で建造出来た舟で、かつ走行できる舟というように考えるのが普通だと思うのですが。



とうとう、入館する前に記述が長くなってしまいました。

明日から入館します。