5回目の月命日 | 余命3ヶ月だったバンドマン

余命3ヶ月だったバンドマン

Candy Vox Music 統括とLa'cryma Christi LEVINさんのローディー ケンツのBlog

ケンツが亡くなったのは真冬…
季節も移り変わり、梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。



 
昨年の七夕は入院をしていて、夕食のデザートに
『七夕ゼリー』が付いていたのを思い出しました。

病気が発覚してからは毎年実家に帰るという約束もあり、
地元のお祭りに参加するのも恒例になっていました。

 

今年はPIERROTの復活。

「ケンツに伝えてあげられなかったのが悔やまれる」と
言ってくださった優しい潤さん。

「きっと天国から観に来てくれるでしょう」
とも言ってくださりました。

 

最初に新しい治療をしないと言った時に、
ケンツの心を動かしてくださったお方でもあります。

主治医や私の説得に全く応じようとしなかったケンツが、ある日
「潤さんとの約束を守るまでは生きな!!」

それから受け入れた治療がベクティビックス。

治療は効果を発揮して、最初のPIERROT復活の際には
ライブを観ることができました。

お手伝いをしたいという話もしていました。

ケンツのことを普段から気にかけてくださっていたようで、
とてもお慕いしていたように思えました。

 

色々なことに、あと少しというタイミングで逝ってしまったケンツ。

寧ろ、これまで頑張ってくれたのだと思います。

 

ANDROGYNOSは、元気だったら絶対に観に行かせて頂いていた筈。

潤さんがおっしゃった通り、昨日は勿論、今日も
天国から観に来ることと思います。