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キャラクタープロデューサーのブログ

「ヒットキャラクターを出したい!」そんなキャラクター作家、イラストレーター、企業広報、宣伝部の人たち向けのブログです。




弊社も会員のキャラクターブランドライセンス協会の分科会のひとつにクリエイティブ分科会という勉強会があります。




先日行われたクリエイティブ分科会で講演いただいた株式会社ファンワークス代表でアニメプロデューサーの高山晃社長のお話が分科会が協会のHPに公開されました。

テーマは「クリエイターのセルフプロデュース術」






以下、一部抜粋〜

―大切なのは「職人」でありながら「広報のプロ」でもあるということ―




という言葉には重みを感じます。








CBLA(キャラクターブランドライセンス協会)の主催する交流会やセミナーはキャラクター業界の第一線の人や普段会えない偉い人などと一度に会えたり、 知識、情報、ネットワークなどを広げるすばらしいチャンスだと思います。 流通の偉いヒトが来る、有名キャラクターをプロデュースしたヒトが来る、世界的なソーシャルメディアのマネージャーが来る、などなど、そしてそういう人たちが持っている情報とつながることを意識してほしい。〜(高山さん談)







キャラクターブランドライセンス協会の分科会や懇親会に参加してもなかなか名刺交換をしない人がいます。こういった会では普段なかなか会えない人が多く参加しています。昨日は、人脈についてかきましたが、こういった会を利用して一気に増やす事も可能ですので、勇気を持って多くの方と接触してみてください。




高山さんのセルフプロデュース術とともに、ぜひ協会のHPもご覧ください。










昨日まで、キャラクターの出身地(デビュー方法)、プロモーションについて書いてきました。

今日は、人脈と情報について書こうと思います。

クリエイターの皆さんは、ツイッターやFacebook、Instagramなど一般ユーザーへの拡散はうまい方が多いと思います。

ツイッターなどSNSの情報拡散とは違いビジネス的な拡散は全く違った力が必要となります。
「売れる」「いい作品」という噂が広まりビジネスにつながっていくビジネス的に広がる拡散です。

一般に拡散した情報に飛びついてきた会社が一番いいパートナーかどうかは分かりません。
それを見分けるにはまずその会社がどういった会社なのかの情報が必要となります。

小ロットだけどイメージのいい販路を持つ会社、クオリティの高い商品を作る会社だけど営業力のない会社、営業力があり多くの商品を販売してくれる会社、ディスカウンターなどで大量販売しロイヤリティをいっぱい払ってくれる会社などなど様々な分野で活躍する会社があります。


以前このようなことがありました。
クオリティやイメージにこだわっていたクリエイティブ会社がありそこで契約していた作家さんの作品を大手の量産系の会社と契約。
契約した会社はビッグネームの大手会社ではあったのですが、ターゲットが子供中心で、販路は
量販店ばかりでした。ところがその作家さんのファンは大人が中心でどちらかというとホビー系の流通のほうが合っている作品でした。結果物が売れず、「売れなかったキャラクター」「失敗したよね」とライセンス業界からは忘れ去られた存在となってしまいました。

「ビッグネームの会社=自分の作品が合っている市場」とは限りません。

誰もが知る会社からオファーを受け舞い上がってしまい、低い条件で終了という話もよく聞きます。大きな会社は、多くの社員を食べさせていかなければならないので短期的な売上を望みます。アニメ作品と比較し知名度の低い作家さんの作品が「長期的にブランドを作っていく」には中小でも社長さんもしくは責任者の方が「継続的に展開してくれる」意識が強い会社と取り組むのがいいと思います。

もちろんいきなりアニメになり大々的に行きましょう、という場合はいいお話ですのでビッグネームの企業と組むのはむしろいいお話だと思います。

知名度と展開の大きさが合っているかどうかが重要で、知名度が低くても、漫画連載やアニメ化などで知名度が一気に上がる場合などはビッグネームの会社と組んでも十分ヒットの可能性があります。

企業との付き合いでどの会社と付き合えばいいのか分からないという方は、普段から一般の人でも入れるギフトショーやISOTなどのビジネスイベントに行ってみて様々な方と話をしてみるといいかと思います。だんだん雰囲気があっている会社なども分かってきます。

ファンシーショップという雑貨業界紙があります。最近ではFACEBOOKでも情報を発信しているのでこういった業界情報の公式SNSから情報を取るのもいいと思います。
ファンシーショップFacebook→ target="_blank">https://www.facebook.com/fancyshop.news/?fref=ts

キャラクターの権利元とメーカーの情報を幅広く扱っているCharabiz.comも有効な情報源です。
Charabiz.com→ https://www.charabiz.com/


これらが「情報」を得る手段の一部です。

弊社のようなエージェントはそのような様々なジャンル、形態の企業との付き合いがあります。
エージェントからそのような情報を取るのもいいでしょう。


そして人脈作り。
ギフトショーなどで雰囲気の合いそうな会社のブースに行き「商品化の担当者はいますか?」など声を掛け名刺交換をし、後日伺い、いろいろな方とお会いしてみてください。

その際、気の合う人だけでなく、苦手そうな人でもヒットキャラクターを生み出している人とは付き合いましょう。

ヒットを出している人は何かの法則を持っています。
作品を気に入ったり、作風を気に入ったりした人は、あなたの作品に何らかのヒットの可能性を、感じています。

気が合わないというだけで、その会社と付き合わないのは自分の可能性を狭めてしまう事になります。キャラクターをヒットさせるという事は自分の知識や意識を超えた次元にいくという事になります。自分の知識や意識で理解しコントロールしようとしていたら大きくビジネスを広げようとしている人は離れていってしまいます。

弊社も参加している「キャラクターブランドライセンス協会」というキャラクターライセンスビジネス促進を目的とした団体があります。

この団体では4つの分科会があり、会員はどの分科会にも参加できます。
分科会に参加すると様々な企業が聴講に来ているので、そこで「お名刺交換してもいいですか?」と名刺交換をし、事後訪ねて、人脈を作るのにも有効です。

キャラクターブランドライセンス協会
http://cbla.jp/


最近お会いするクリエイターさんは、LINEの作家さんで地方の方が多く、なかなか情報が取れないこともあるようですが、業界紙のネット情報などを活用し、ビジネスにつながる下準備が可能です。

キャラクターブランドライセンス協会の分科会のなかでも、特にクリエイティブ分科会はクリエイターさんのライセンススキルアップを目的とした分科会なので情報と人脈、ヒットクリエイターさんのお話なども聞けて有効です。
会員になるとどなたでも聴講できますのでぜひご活用してみてください。


作品は作っただけではヒットしません。

一般的な知名度が高くなっても、業界の中で評価されない作品もまだまだ多く見受けられます。ぜひいろいろな情報を活用しビジネスにお役立てください。



昨日書いたブログ、少し反響をいただきました。
リツイート、いいねなどいただいた皆様ありがとうございました。


ちょっと前回のおさらいです。

昨日は、「キャラクターの出身地」について。
キャラクターを作る前に、「旬なメディア」でデビューさせることを
考えましょうというお話でした。

72歳のおじいちゃんもエクセルで作ったLINEスタンプを販売するチャレンジをしています。

LINEスタンプだけでなく、アプリ、デジタル絵本、pixv、comico、エブリスタなど、今までアナログで発表してきた作品をデジタルで発表することができます。

新たな「キャラクターの出身地」を模索してみてください。


さて、今日は「プロモーション」のお話。

キャラクターは、作るだけではヒットしません。
出身地を決め、そして世の中に送り出します。


送り出す際、「どのように送り出すか?」「どうPRするか?」も考えます。

手法①【個展の開催】
以前は、クリエイターさんをサポートする際、「個展」をよく開催しました。
個展の初日や週末に商品化をしてもらえそうなライセンシー企業や出版社の担当者をお呼びし、作品を見に来ていただき、あとでプレゼンのアポイントを取ることが多かったです。

手法②【SNSでファンを獲得】
今では、TwitterやInstagram、Facebookなどで、ファンの母数を増やすことが可能なので、普段ファンを増やし、イベントなどで、限定商品を作製したり、会場でサインや直筆画やライブペイントなど特別感を演出したプロモーションを行います。

手法③【ハンドメイド系、アートイベントなどへの出店】
デザインフェスタやハンドメイドジャパン、店舗でのアート作品販売イベント個人作家さんが出展できるイベントも増えているので、そのようなイベントへの参加もプロモーションの手段です。

手法④【小売店への売り込み】
東急ハンズの専門店業態「ハンズビー」 では、池袋店、表参道店でも毎週クリエイター商品の出店をしています。

他の店舗でもクリエイター作品の取扱もしていますので、そういった店での取扱もいいPRになります。

ヴィレッジヴァンガードも店舗毎に取り扱うケースもあるようなので、断られるのを覚悟で持込んでみるのも手だと思います。


今では、LINEスタンプやcomico、YouTubeなどでリアルな商品化がなくても十分に売上げを上げられる作家さんが増えましたが、「作品」→「商品化・アニメ・出版・映画化」や「海外展開」など幅広い展開を求めようとすると様々なプロモーションが必要となります。


イベントは、今も昔も変わらず、継続的に開催することで固定ファンを獲得することができます。イベントの際にはお越しいただいたファンには必ず、限定商品や限定感のあるノベルティ配布などを用意することで、次回も来ていただいたり、InstagramやTwitterなどで拡散してくれたりプロモーションの輪も広がります。

昔はかなりハードルが高かったですが、小売店さんも持ち込みを受け付けてくれるようになりつつあり、小売店さんがPRをしてくれるケースもあります。


キャラクターやアートのレベルは高いので、バイヤーやエージェント、商品化をする会社は最近では「ファンの数」「Twitterのフォロワー数」「Instagramのいいねの数」そしてファンの属性などで採用の判断をします。

Twitterフォロワーを増やすツールもありますが、イベントなどをまめに行い、ファンを増やすことで、有効なファン数も増やせますので、ぜひSNSでファンを獲得し、その告知でイベントへの誘導が図れる下地を作ってみてください。

手法⑤【プレスリリース】
最後になりますが、告知をするのに皆さん「プレスリリース」を作ったことがありますでしょうか?ぜひプレスリリースを作成し、無料リリースサイトなどを通じてご自身のイベントを配信してみてください。
ホルベインさんのサイトでは、展覧会、個展のリリースも受け付けているようです。
http://www.holbein-artistnavi.com/artnews/keisai/forexhibition

PRの無料サイトもネットで検索すると出てきますので、気に入ったサイトなどを活用し登録、配信してみてください。また、アート系のメディアのHPから見ると「プレスリリースの受付」があるメディアもあります。地域媒体でもそのような窓口があるメディアがありますのでご希望のメディアのHPを見てリリースの送付を行うのもいいでしょう。


ぜひツイッターもフォローください!
→ https://twitter.com/Kensuky
久しぶりのブログです。


ここ数年、スマホの影響で、ヒットするキャラクターの傾向が変わってきている気がしていました。

近年、変わったことについていけなかった自分がいて、実は、ヒットするキャラクターの法則は変わっていなかったと気づかされたのが最近。

これからもこういう思いをする人がいるかと思い、自分がプロデュースしているキャラクターのことを書くだけではなく、「ヒットキャラクターを生み出すには?」というテーマでブログを書いてみたくなり再開してみました。

ちょっとしたしくじり先生ですね。

キャラクターをヒットさせたい!と思う人はたくさんいると思います。

クリエイターさん、企業広報、企業宣伝やアニメ制作会社、出版社の方などなど。

セミナー講師やコンサルティング、協会も理事をしていたことがありますが、自分もキャラクターをプロデュースする側としては、現役なので、成功も失敗もあります。

今まで、クリフォード、ケアベア、パワーパフガールズ、ポップルズ、I SPY(ミッケ)などの海外作品の日本への導入や日本のクリエイターさんの作品のライセンス、新作のプロデュース、クリエイターさんの発掘なども行ってきました。


それらのプロデュースしてきた経験を踏まえ、以前からセミナーなどでも話してきましたが、キャラクターをヒットさせることは、「確率を上げるための活動をすること」で、「何もしなければキャラクターはヒットしない」という考えは変わっていません。


16年間キャラクター業界を見てきたのですが、キャラクターをヒットさせてきた人には

ある法則があるなと感じています。
そこで、成功の秘訣について書いてみようと思うようになりました。
そして、このブログが、キャラクターを世の中に出していきたいと思う方の参考になればと思ってます。

今回は、「キャラクターの出身地」(デビュー方法)について書いてみます。

自分が、初めて世の中にキャラクターを大きく打ち出せたのは、2001年に当時ソニー・マガジンズ(現エムオン・エンタテインメント)さんと一緒に開催した「イーキャラブック大賞」というキャラクターコンテストで大賞を獲得した「ライトン生活」というキャラクターでした。
「大賞を受賞すると本が出せる」というコンテストからデビューした作品です。

「ライトン生活」の出身地は、「キャラクターブック」。大賞受賞から約9ヵ月後に本が出版されました。(ちなみに、この「ライトン生活」は今でもライセンスしており、今年で15年目。
 昨年中国の代理店も決まり海外展開もこれから始めます。)

キャラクターをヒットさせるには、より多くの人たちが注目しているメディア、もしくは、自分の作品テイストに合ったメディアでそれを現代の手法に置き換えてみることが今は大切と考えます。

当時は「キャラクターブック」が旬なメディアでした。

キャラクターに関する本も多く出版され、書店ではキャラクター本が多く売られ、コーナーも広く取られていました。

当時ヒットキャラクターを生み出すのは「本にすること」がヒットキャラクターの確率を上げるひとつの手段でした。


少し話はそれますが、ヒットキャラクターを生み出すということは、「ビジネス」の意識を持つことも重要です。自分の知っているメディアだけにこだわり過ぎて、「ビジネスにつながらない」ようではキャラクターはヒットしません。

世界観を守ること、作風っを打ち出し過ぎる、作品を愛してくれるパートナーを探すことを重要視するあまり、本来の目的である「キャラクターをヒットさせること」が目的ではなくなっている人によく出会います。

キャラクターをヒットさせるということは「ビジネス」でヒットさせるということであり、「こだわった作品を世の中に送り出すこと」ではないということを意識することが大切です。

もしどうしてもこだわりたいというのであれば、100%こだわった作品を世の中に出すのであれば、全て自費で行うのがいいと思います。


話を「キャラクターの出身地」のことに戻しましょう。

絵本を出したいから出版社に持ち込む、展示会で絵本を出してくれる出版社を探す、ということをしていても、今のデジタル化が進んだこの時代には、確率論からすると低いでしょう。

それは、今「ビジネスになりにくい」からです。

今では、ネットを使ったり、ヒット雑貨から出版につながるケースも少なくはありません。
最終的に目的を達成するためには、入口はどの手法でもかまわないと思います。

今は、電子出版で作品をアップすることも出来ますし、ツイッターから作品がヒットしたケースもあります。

弊社では、先日「雑貨デザイン」からキャラクターを世の中に送り出すことが出来ました。

今、キャラクターの店では、「LINE」「アニメ」「ハンドメイド」「pixv」「特定のファンがいる作品」などがキーワードで、全国的に知名度がなくてもツイッターやpixv、Facebookなどで固定ファンを多く持った作品がヒットしやすい傾向にあります。

先日、LINEスタンプの祭典で、72歳のおじいちゃんが作るLINEスタンプを見かけました。

エクセルで描かれた特徴のあるスタンプで非常にユニークさを感じました。

一旦、今までこだわってきた手法はリセットし、「旬なメディア」から自分の作品をどう出していくかを考えてみてはいかがでしょうか?

次回は、プロモーションについて書いてみようと思います。

では。

*ツイッターでもライセンスに関するツイートをしているので、よろしければフォローしてみてください。

 https://twitter.com/Kensuky