久しぶりのブログです。
ここ数年、スマホの影響で、ヒットするキャラクターの傾向が変わってきている気がしていました。
近年、変わったことについていけなかった自分がいて、実は、ヒットするキャラクターの法則は変わっていなかったと気づかされたのが最近。
これからもこういう思いをする人がいるかと思い、自分がプロデュースしているキャラクターのことを書くだけではなく、「ヒットキャラクターを生み出すには?」というテーマでブログを書いてみたくなり再開してみました。
ちょっとしたしくじり先生ですね。
キャラクターをヒットさせたい!と思う人はたくさんいると思います。
クリエイターさん、企業広報、企業宣伝やアニメ制作会社、出版社の方などなど。
セミナー講師やコンサルティング、協会も理事をしていたことがありますが、自分もキャラクターをプロデュースする側としては、現役なので、成功も失敗もあります。
今まで、クリフォード、ケアベア、パワーパフガールズ、ポップルズ、I SPY(ミッケ)などの海外作品の日本への導入や日本のクリエイターさんの作品のライセンス、新作のプロデュース、クリエイターさんの発掘なども行ってきました。
それらのプロデュースしてきた経験を踏まえ、以前からセミナーなどでも話してきましたが、キャラクターをヒットさせることは、「確率を上げるための活動をすること」で、「何もしなければキャラクターはヒットしない」という考えは変わっていません。
16年間キャラクター業界を見てきたのですが、キャラクターをヒットさせてきた人には
ある法則があるなと感じています。
そこで、成功の秘訣について書いてみようと思うようになりました。
そして、このブログが、キャラクターを世の中に出していきたいと思う方の参考になればと思ってます。
今回は、「キャラクターの出身地」(デビュー方法)について書いてみます。
自分が、初めて世の中にキャラクターを大きく打ち出せたのは、2001年に当時ソニー・マガジンズ(現エムオン・エンタテインメント)さんと一緒に開催した「イーキャラブック大賞」というキャラクターコンテストで大賞を獲得した「ライトン生活」というキャラクターでした。
「大賞を受賞すると本が出せる」というコンテストからデビューした作品です。
「ライトン生活」の出身地は、「キャラクターブック」。大賞受賞から約9ヵ月後に本が出版されました。(ちなみに、この「ライトン生活」は今でもライセンスしており、今年で15年目。
昨年中国の代理店も決まり海外展開もこれから始めます。)
キャラクターをヒットさせるには、より多くの人たちが注目しているメディア、もしくは、自分の作品テイストに合ったメディアでそれを現代の手法に置き換えてみることが今は大切と考えます。
当時は「キャラクターブック」が旬なメディアでした。
キャラクターに関する本も多く出版され、書店ではキャラクター本が多く売られ、コーナーも広く取られていました。
当時ヒットキャラクターを生み出すのは「本にすること」がヒットキャラクターの確率を上げるひとつの手段でした。
少し話はそれますが、ヒットキャラクターを生み出すということは、「ビジネス」の意識を持つことも重要です。自分の知っているメディアだけにこだわり過ぎて、「ビジネスにつながらない」ようではキャラクターはヒットしません。
世界観を守ること、作風っを打ち出し過ぎる、作品を愛してくれるパートナーを探すことを重要視するあまり、本来の目的である「キャラクターをヒットさせること」が目的ではなくなっている人によく出会います。
キャラクターをヒットさせるということは「ビジネス」でヒットさせるということであり、「こだわった作品を世の中に送り出すこと」ではないということを意識することが大切です。
もしどうしてもこだわりたいというのであれば、100%こだわった作品を世の中に出すのであれば、全て自費で行うのがいいと思います。
話を「キャラクターの出身地」のことに戻しましょう。
絵本を出したいから出版社に持ち込む、展示会で絵本を出してくれる出版社を探す、ということをしていても、今のデジタル化が進んだこの時代には、確率論からすると低いでしょう。
それは、今「ビジネスになりにくい」からです。
今では、ネットを使ったり、ヒット雑貨から出版につながるケースも少なくはありません。
最終的に目的を達成するためには、入口はどの手法でもかまわないと思います。
今は、電子出版で作品をアップすることも出来ますし、ツイッターから作品がヒットしたケースもあります。
弊社では、先日「雑貨デザイン」からキャラクターを世の中に送り出すことが出来ました。
今、キャラクターの店では、「LINE」「アニメ」「ハンドメイド」「pixv」「特定のファンがいる作品」などがキーワードで、全国的に知名度がなくてもツイッターやpixv、Facebookなどで固定ファンを多く持った作品がヒットしやすい傾向にあります。
先日、LINEスタンプの祭典で、72歳のおじいちゃんが作るLINEスタンプを見かけました。
エクセルで描かれた特徴のあるスタンプで非常にユニークさを感じました。
一旦、今までこだわってきた手法はリセットし、「旬なメディア」から自分の作品をどう出していくかを考えてみてはいかがでしょうか?
次回は、プロモーションについて書いてみようと思います。
では。
*ツイッターでもライセンスに関するツイートをしているので、よろしければフォローしてみてください。
https://twitter.com/Kensuky