ヒットキャラクターを生み出すには③~情報と人脈~ | キャラクタープロデューサーのブログ

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「ヒットキャラクターを出したい!」そんなキャラクター作家、イラストレーター、企業広報、宣伝部の人たち向けのブログです。

昨日まで、キャラクターの出身地(デビュー方法)、プロモーションについて書いてきました。

今日は、人脈と情報について書こうと思います。

クリエイターの皆さんは、ツイッターやFacebook、Instagramなど一般ユーザーへの拡散はうまい方が多いと思います。

ツイッターなどSNSの情報拡散とは違いビジネス的な拡散は全く違った力が必要となります。
「売れる」「いい作品」という噂が広まりビジネスにつながっていくビジネス的に広がる拡散です。

一般に拡散した情報に飛びついてきた会社が一番いいパートナーかどうかは分かりません。
それを見分けるにはまずその会社がどういった会社なのかの情報が必要となります。

小ロットだけどイメージのいい販路を持つ会社、クオリティの高い商品を作る会社だけど営業力のない会社、営業力があり多くの商品を販売してくれる会社、ディスカウンターなどで大量販売しロイヤリティをいっぱい払ってくれる会社などなど様々な分野で活躍する会社があります。


以前このようなことがありました。
クオリティやイメージにこだわっていたクリエイティブ会社がありそこで契約していた作家さんの作品を大手の量産系の会社と契約。
契約した会社はビッグネームの大手会社ではあったのですが、ターゲットが子供中心で、販路は
量販店ばかりでした。ところがその作家さんのファンは大人が中心でどちらかというとホビー系の流通のほうが合っている作品でした。結果物が売れず、「売れなかったキャラクター」「失敗したよね」とライセンス業界からは忘れ去られた存在となってしまいました。

「ビッグネームの会社=自分の作品が合っている市場」とは限りません。

誰もが知る会社からオファーを受け舞い上がってしまい、低い条件で終了という話もよく聞きます。大きな会社は、多くの社員を食べさせていかなければならないので短期的な売上を望みます。アニメ作品と比較し知名度の低い作家さんの作品が「長期的にブランドを作っていく」には中小でも社長さんもしくは責任者の方が「継続的に展開してくれる」意識が強い会社と取り組むのがいいと思います。

もちろんいきなりアニメになり大々的に行きましょう、という場合はいいお話ですのでビッグネームの企業と組むのはむしろいいお話だと思います。

知名度と展開の大きさが合っているかどうかが重要で、知名度が低くても、漫画連載やアニメ化などで知名度が一気に上がる場合などはビッグネームの会社と組んでも十分ヒットの可能性があります。

企業との付き合いでどの会社と付き合えばいいのか分からないという方は、普段から一般の人でも入れるギフトショーやISOTなどのビジネスイベントに行ってみて様々な方と話をしてみるといいかと思います。だんだん雰囲気があっている会社なども分かってきます。

ファンシーショップという雑貨業界紙があります。最近ではFACEBOOKでも情報を発信しているのでこういった業界情報の公式SNSから情報を取るのもいいと思います。
ファンシーショップFacebook→ target="_blank">https://www.facebook.com/fancyshop.news/?fref=ts

キャラクターの権利元とメーカーの情報を幅広く扱っているCharabiz.comも有効な情報源です。
Charabiz.com→ https://www.charabiz.com/


これらが「情報」を得る手段の一部です。

弊社のようなエージェントはそのような様々なジャンル、形態の企業との付き合いがあります。
エージェントからそのような情報を取るのもいいでしょう。


そして人脈作り。
ギフトショーなどで雰囲気の合いそうな会社のブースに行き「商品化の担当者はいますか?」など声を掛け名刺交換をし、後日伺い、いろいろな方とお会いしてみてください。

その際、気の合う人だけでなく、苦手そうな人でもヒットキャラクターを生み出している人とは付き合いましょう。

ヒットを出している人は何かの法則を持っています。
作品を気に入ったり、作風を気に入ったりした人は、あなたの作品に何らかのヒットの可能性を、感じています。

気が合わないというだけで、その会社と付き合わないのは自分の可能性を狭めてしまう事になります。キャラクターをヒットさせるという事は自分の知識や意識を超えた次元にいくという事になります。自分の知識や意識で理解しコントロールしようとしていたら大きくビジネスを広げようとしている人は離れていってしまいます。

弊社も参加している「キャラクターブランドライセンス協会」というキャラクターライセンスビジネス促進を目的とした団体があります。

この団体では4つの分科会があり、会員はどの分科会にも参加できます。
分科会に参加すると様々な企業が聴講に来ているので、そこで「お名刺交換してもいいですか?」と名刺交換をし、事後訪ねて、人脈を作るのにも有効です。

キャラクターブランドライセンス協会
http://cbla.jp/


最近お会いするクリエイターさんは、LINEの作家さんで地方の方が多く、なかなか情報が取れないこともあるようですが、業界紙のネット情報などを活用し、ビジネスにつながる下準備が可能です。

キャラクターブランドライセンス協会の分科会のなかでも、特にクリエイティブ分科会はクリエイターさんのライセンススキルアップを目的とした分科会なので情報と人脈、ヒットクリエイターさんのお話なども聞けて有効です。
会員になるとどなたでも聴講できますのでぜひご活用してみてください。


作品は作っただけではヒットしません。

一般的な知名度が高くなっても、業界の中で評価されない作品もまだまだ多く見受けられます。ぜひいろいろな情報を活用しビジネスにお役立てください。