キャラクターデザイナーのギフトショー活用術 | キャラクタープロデューサーのブログ

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「ヒットキャラクターを出したい!」そんなキャラクター作家、イラストレーター、企業広報、宣伝部の人たち向けのブログです。

以前、「エージェントって?」というタイトルのブログでギフトショーの話を書きました。

第82回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2016が9月7日(水)~9日(金)まで東京ビッグサイトで開催されます。

ギフトショー開催概要

 

今日は、ご自身のキャラクターの商品をしたいと思っているクリエイターさん向けにギフトショー活用術的なものを書いてみたいと思います。

 

ギフトショーには、雑貨、アパレル、文具、玩具、生活雑貨、ホビー、インテリア、テキスタイルなど様々な企業が商品を紹介する展示会で、国内でも最大級の規模です。

 

我々ライセンスをしている会社からすると「ライセンシー」と呼ばれるキャラクターを利用した商品を作るメーカーさんが多数出展しています。

 

キャラクターブランドライセンス協会の仕事でブースやショーの中でクリエイターさんたちに、「キャラクターライセンス相談会」を担当したことがあります。

既にキャラクターの知名度のある方、個人で雑貨を作り雑貨店で販売している方、これからキャラクターを作る方、ライセンスを一部始めている方などなど、様々な段階の方とお会いします。

クリエイターさん達からライセンスについて30分相談を受ける会なのですが、そこで一番多かったのは、「キャラクターはあるのだけれど、ビジネスを広げるにはどうしたらいいか?」という相談でした。

 

そんな方には、「興味のある会社と名刺交換し、別の日にアポイントを取って行ってみるといいですよ。」と話します。

 

以前も、「心構え」「環境作り」が大事と書きました。

 

キャラクターをヒットさせるためには、その中で「業界関係者への売り込み」もひとつ必要な事として挙げられます。もちろん事前に準備をし、青写真を描いた上でお会いするのが最適です。業界関係者との関係を作れる最大の場がギフトショーとなります。

自分の作ったキャラクターが、自分の好きな商品を作る会社さんから商品化されることがあれば嬉しいですよね。プロデュースにおける大きな「青写真」の前に、小さな「青写真」=好きな会社から商品が出る、をぜひ実現してみてください。

ひとつのメーカーさんとの出会いから大きな作品作りにつながる可能性もあるのがこの業界の魅力でもあります。

 

ギフトショーを活用すれば、実現する可能性があるので、以下ご参考にしてみてください。

 

ギフトショー活用方法

1.名刺と簡単な営業ツールの準備

・メーカーさんとお会いする際に、名刺、紹介チラシを準備。

 ほぼ立ち話になるので、ポートフォリオのような重いものではなく、簡単に見せられる

 もので、渡せるものがいいです。URL、ツイッター、Facebookなども記載し、あとから

 見ていただける内容が望ましいです。名刺サイズの情報だとより効果的かと思います。

 

2.お付き合いしたい会社を事前にチェック

→この会社から自分のデザインした商品が出たらいいな、と思う会社をチェックします。

 

以下が検索例です。事前情報を入手し、伺うメーカーさんを調べてみてください。

・玩具協会からピックアップ→ http://www.toys.or.jp/kaiin_ichiran.html 

・「ファンシー雑貨」で検索してみる。

・好きなキャラクターの公式サイトに行きます。「グッズ情報」「ライセンシー」などの欄が

 あると思いますので、そこからメーカー名をチェック。

・事前にそのメーカーさんのHPなどで、チェックをし、メーカーさんの商品や企業理念などを

 理解しておき、話題を準備します。

 

3.お付き合いしたい会社がどこに出展しているかチェック

・上記から選定した会社全てが出展している訳ではありませんので、

 予め、行きたいメーカーさんの小間位置をチェックしましょう。

・キャラクターのライセンシー企業は東1-2ホールに多く出展しています。

 東1ホール会場図、東2ホール会場図をクリックするとpdfでデータが立ち上がります。

 「Ctrl+F」を押すと、検索入力ボタンが出ますので、そこに企業名を入力し、検索してみて

 ください。

http://www.giftshow.co.jp/tigs/82tigsinvitation/fair.htm

→広い会場で、朝入場に時間がかかることもあります。時間を事前に把握しないと全部を回りきれないので、お付き合いしたい会社をピックアップし、その会社が出展しているかどうかを調べます。

→事前に調べ切れなかったら、東1-2ホールを回ることをを勧めします。

 

4.ギフトショーの日程と時間、場所を確認

会期:    2016年9月7日(水)~9日(金)

開催時間:

7・8日:10:00AM~6:00PM

9日:10:00AM~5:00PM

HP:http://www.giftshow.co.jp/tigs/82tigsinvitation/index.htm

会場:    東京ビッグサイト(全館)

東展示棟東1~6全ホール

西展示棟西1~4全ホール、アトリウム

入場料:無料(入場時名刺が2枚必要です)

・西ホールに誘導されることが多いですが、東1ホールでも入場ができますので、東ホール

 に行きたい会社が多い場合は、東1ホールを目指して向かってください。

・最終日は終了時間が早いので、お気をつけください。

 

5.メーカーさんとの会話(出来れば事前アポイント)

・メーカーさんのブースでは、商品を紹介している営業の方が多くいます。

 お会いすべき人は商品企画の方なので、「商品企画の方はいらっしゃいますか?」と

 訪ねてみましょう。

・ブースにいない場合は、また再訪するか、お名前を聞いて、事後に電話連絡をするかなどし

 コンタクトしてみてください。

 

6.名刺交換をする

・何度も書いていますが、会場では名刺交換をし、作品を印象付けること。そして、アポイント

 につなげる会話をしてください。長時間の売り込みや自分本位の売り込みは印象を悪くして

 しまいかねません。

・相手の会社の商品を理解したうえで、「コミュニケーション」を取ってください。

 

7.事後アポイントを取り伺う

・事後にポイントを入れ、訪問をしてみましょう。おそらく商品企画にたどり着くのが20%。

 事後にアポイントが取れるのが5%くらいだと思います。そう思うと気が楽になるでしょう。

・事後に伺う際には、その会社の商品に自分のデザインを落とし込んだデザインなどを

 持ち込んでみてもいいと思います。

・デザインを売り込むだけでなく、もの作りの考え方や、コンセプトをしっかり持ち、それが

 先方の利益につながるかどうかもポイントです。

・アポイント1回で仕事がすぐ決まることはないので、コミュニケーションをしっかり

 取りましょう。

 

■気をつけるポイント

・お相手してくれないことのほうが多いので、相手にされなくても特に気にしない。

・先方は、商談がメインなので、売込みを受けるためにいる訳ではありません。

 商品に興味を持って、担当者の方とつながることを目的としましょう。

・会場では、事前にアポイントを入れ我々のようなエージェントもライセンスのご紹介を

 しています。時間がなくお忙しい方が多いので、次々とお会いしなければなりません。

 「冷たくされた」などと思わないようにしましょう。

・名刺は切らすことのないよう多めに持参しましょう。

・ビジネスの話をする場なので、それにそぐわない話題は避けましょう。

 

9月7日~9日は、ギフトショー以外でも様々な展示会が東京で行われるので、全国から小売店さん、メーカーさんが上京します。

 

いきなりは難しいという方は、ぜひ雰囲気を味わうだけでも行ってみてください。

 

 

以上、皆さんのキャラクタービジネスのお役に立てれば嬉しいです。