『眉下切開(まゆしたせっかい)』
もともとは眼瞼下垂(がんけんかすい)という病気の方のための手術です。
眉下リフト、眉毛下皮膚切除術(びもうかひふせつじょじゅつ)などとも呼ばれます。
・20代女性
・ノーメイク
・手術直後
・右の二重がもともと弱い
・眉毛の外まで傷を伸ばしたくない
マブタの重い感じ、
かぶさっている感じが嫌との訴え
余っている皮膚を取ればとるほど効果は上がる。
しかし皮膚をたくさん取ろうと思えば眉毛の外側まで傷を伸ばすほうが有利。
(効果を出そうと思えば傷が大きくなる、ということ)
今回は若い方だし、傷は眉毛に隠れる範囲にしました。
皮膚の切除幅は「8mm」で20代の方にとってはかなり多い量になります。
経験したことないくらい眉毛の下の血管が太く、多く血が出た。
血が出たということはダウンタイム多くなりがち。
こんなところに名前のついている太い血管なんかないはずなのだけれど、、、。
人間の身体って本当に一人ひとり違うんだなぁ・・・。
術中痛みが強かったようなので痛み止めの注射は多めに入れております。
直後の写真は腫れているというよりは、麻酔液で膨らんでいるということになります。
ほぼすべての手術で人間の体の構造上
・痛みは当日がピーク
・腫れや内出血の色味は2~3日後がピーク
となります。
(脂肪吸引、骨切りは腫れてパンパンになると痛みがあるので痛みのピークは2,3日後かも)
・たくさん効果を出そうと思えば、皮膚をたくさん切る必要があり、
たくさん皮膚を切るとしばらく皮膚にゆがみ、ヨレが生じる。
・小さなヨレだと抜糸をしてしばらくすれば治る
今回はまだ抜糸の済んでいません。
通常は7日くらいで抜糸することが多いですが、患者さんの都合でまだ糸が残っています。
サロンでは術後1日目から2日目、3日目と1日ずつの様子をアップしております。
抜糸後、1か月目までの様子など細かい写真はサロンでアップしていきます。