2010年1月19日

日本航空が会社更生法を申請します。

倒産です。


1951年に設立、1987年の完全民営化を経て

58年の歴史に幕が閉じます。


バブル期に2万円以上だった株価もいまや5円・・・

空港特別会計、企業年金、レガシーコスト、様々な負の遺産を背負い、

天下の2兆円企業もキャッシュが回らずに自転車操業、そして破綻。


しかし、


幕が閉じたのは過去のJAL。


そう、これから新生JALとして再生するのです。


企業年金の同意が現役、OBから得られ、

京セラの稲盛さんをCEOに迎え、

リストラ、路線・機材の縮小という痛みを伴う手術を行い、

企業再生支援機能と銀行の支援により力を付け、

燦然と輝く日の丸日本のフラッグシップキャリアとして蘇るのです。


再生プランが甘いとか、

上場廃止にするべきとか、

労働組合の解体もしくはスリム化はどうするのかとか、

空港特別会計の見直しはなぜ見直されないのかとか、

外資系エアラインとの提携を伴なうオープンスカイへの対応はどうするのかとか、


いろいろ、いろいろ

批判や残った課題もありますが、

やると言ったらやるんです。


散々自民党を追い込んでおいて

民主党になったらなったでまた同じような批判を繰り返し、

今の日本は足の引っ張り合いばかり。

もううんざりです。


アメリカに近づくばかりか中国に抜かれ、

国際社会において軽く見られるばかりの日本。

我々は武士の志を持ったプライド高き経済大国です。

思いやりとプライドと経済あっての日本です。


批判、上等!

ありがたい声と思って経営に反映し、

みごと再生することを大いに祈念しております。


最後に西松社長。

本当にお疲れ様でした。

お体ご自愛ください。


JALのCEOに航空業界以外からの人が招聘。


西松社長の辞任表明は昨年既にされていましたが、

その他の取締役や執行役員も大半が辞任されるそうです。

早ければ2月頃になるのでしょうか。


新しく招聘されるCEOは社外、しかも業界外から。

不安のような楽しみのような。


COOは社内の若手が採用されるとのこと。

こちらは楽しみですね。

若手っていくつぐらいの方なんでしょう。

30代はさすがにないですよね。

となると40代か。

それでもかなり若いですね。


JAL ・・・ 私的整理

国交相 ・・・ 私的整理

支援機構 ・・・ 法的整理(会社更生法)

銀行団 ・・・ 私的整理


揺れています。


法的整理による顧客離れを恐れて

支援機構以外は私的整理を目指しているようです。


しかし企業年金を始めとする複雑な労働組合との利害関係や

大量のリストラ、

レガシーコストの一掃など、

私的整理だけでは困難な課題が山積みなのも事実です。


法的整理による顧客離れ・・・確かにそうかもしれません。

でもユナイテッドもデルタもノースウェストも

過去に会社更生法を適用されています。


やはり一気にウミを出した方がよいのではないでしょうか。