TOTO 35th ANNIVERSARY Japan Tour | 銀次郎のギンギンぶろぐ

銀次郎のギンギンぶろぐ

千葉周辺の"ドッグカフェ探訪記"みたいなブログめざしてます。
…といいながら、
自分の好きな音楽とクルマのことばかり書いてる気がします…(^^ゞ

※セットリストを掲載してます。ご注意ください。



2014年4月28日の月曜日、場所は武道館
行ってマイリマシタともビックリマーク
35周年という偉業を打ち立てたスーパーグループ、TOTO の来日ライブラブラブ
今回の…(大体、今回ってところがイカにもこのバンドらしい…)メンバーは以下のとおり…



左から…

ジョセフ・ウィリアムス(Vo)
ネイザン・イースト(B,Vo)
スティーヴ・ポーカロ(Key,Vo)
スティーヴ・ルカサー(G,Vo)
デヴィッド・ペイチ(Key,Vo)  「なんでみんなグラサンやねんっビックリマーク

それから、お写真には載っとりませんが、
今回から、あのサイモン・フィリップス様の後任として、
若手…でもないか…ナンバーワンドラマーの呼び声高い、
キース・カーロック君がおさまっております。
(やっぱ、ウマい人しか取らないのね…にひひ

結論から先に申しあげましょう…

今回のライブ、なんつーかホントにねぇ…

めえぇっちゃめちゃ、良かったですっビックリマーク



てゆーか、ホントにね…

めえぇっちゃめちゃ、良かったですうっビックリマーク

とまぁ…こんな風にボキャ貧な感想を繰り返し言うことくらいしか出来ないほどビックリマーク
水分とか脂分とか糖分とかコレステロールとか…
精気やら、魂まで全部抜き取られて持ってかれちゃいましたぁ叫び


とはいえ…

不満点がまったく無かった訳でもない…

まず、ジョセフさんは歴代の専任ボーカリストのなかで
高音域がいちばん狭いので、他の方が歌ってた曲を聴いた時、
なんかこう…迫力不足を感じることがあったり…

他のボーカリストの話が出たついでで…
ジェフやマイクの話はメンバーの皆さん、真摯な顔でなさるのに…
今年の1月にガンで亡くなった、ファーギィ・フレデリクセンには触れようとしない…
(いや、実際は触れてたのかも…ワシの英語力の問題で…触れてたらゴメンナサイ)

だって、そもそもセットリストに 『Isolation』 からの選曲が1曲もないショック!

そしてそしてなにより…

ルークの声が出てへん…痛々しいほどに…

肝心のギターワークの方も、全盛期の頃と比べると、安全策を取ってるとゆーか、
スリリングな!?フレーズがほとんど聴かれない…


でもねっ!!

やっぱ、TOTO は違うっアップ

なんてゆーか…ひと言で言うと、
バンドとしての総合力みたいなモンが他のバンドとはケタはずれに違う…

それにこれは個人的な見解でしょうが…

中学~高校の頃から今まで…感受性の一番強い時期にさんざん聴き倒した、
所謂、"いかにも"なTOTOっぽいサウンド、TOTOゆえのキャッチーなメロディライン…
リズムやコーラスワークなんかも含めたTOTOならではの(しつこいっ(笑))トータルアレンジ…

そういったモノが俺の心の奥底に眠った"なにか"!?を呼び起こし、(なんやねんビックリマーク
思春期の頃の甘酸っぱい想い出までもが走馬灯のように駆け巡り、
ラリったかのように、トンでもなくハイな気分にさせてくれる…飛行機

それは、イントロが始まった瞬間のたった1小節だったりしよるんよ、これが…



1オープニング1曲目は、
アルバム『Kingdom of Desire』に入るハズだったのがオクラ入りになり、
そのオクラの詰め合わせアルバム、『XX』からのナンバーオクラ輪切りオクラ輪切りオクラ輪切り
『On The Run』

イントロで、『Child's Anthem』のあの印象的なフレーズを挿み込み、
満員の観客をヒーヒー言わしよる…
こーゆーところが憎いねんな~

曲はいつの間にやら、『Goodbye Elenore』へメドレー
"繋ぎ"があまりに自然で、最初気付けへんかったで…

22曲目はこれも『XX』からの選曲で、ワシも大好きな曲、
『Goin' Home』

この曲は、ペイチとボビキンのボーカルの掛け合い部分が魅力のひとつでもあるんで、
ボビキンパートはやっぱ高い方がいい…
ここをこの日に限ってのことなのか、ジョセフさんが抑えめに歌ってたのがチョットだけ残念かな…汗

33曲目はなんと、『Hydra』 そしてそのストーリーを辿るように、
44曲目に、『St.George and the Dragon』

TOTOのライヴは今回で7回目なんですが、この2曲をライヴで聴くのは初めてかも…恋の矢
HydraはTOTOのプログレッシブな一面を前面に押し出した名曲。
続くセントジョージでは、さっきのGoin' Home は肩ならし(喉ならし?)だったのはてなマーク
と言わんばかりにジョセフさん、ノビノビと声が出てました。

いちばん好きなアルバム、『Hydra』から
このアルバムのメインテーマのような2曲が続けて流れ、
僕のテンションメーターはレッドゾーンを振り切って未知の領域へ…UFO



55曲目はジョセフさんが初めて参加した6枚目のアルバム『FAHRENHEIT』から
『I'll Be Over You』
確かファーストシングルだったかと記憶しております。
当時のルークの甘~いボーカルが懐かしい…

6『It's A Feeling』

最初の1コーラスをジョセフが歌って、2コーラス目から原作者のS.ポーカロにバトンタッチ…
というスタイルをとってました。

冒頭ではルークが、S.ポーカロがバンドに戻ってきてくれたことを喜ぶような主旨のMC…
(違ってたらゴメンナサイビックリマーク
(ルークの英語、聞き取りにくいねんビックリマーク

以前の記事で、
TOTO前期のアルバムより、後期のアルバムをあんまり聴かへん理由について、
僕なりの考察をウダウダと述べさして頂きましたが、
そこに書かなかった理由がもうひとつ…
それはやはり、この…スティーヴ・ポーカロの存在でしょうな…
いかにも80年代って感じの古き良き時代のシンセサウンド…
他メンバーとはひと味違った(アルバムの中では異色な)楽曲を生み出す作風…

再結成からのこの人の復帰はやっぱし大きい…
サウンドも、ぐっとTOTOっぽくなるし(笑)

7『Rosanna』

もはや説明の必要もない名曲中の名曲…
この曲のイントロを生で聴くたびに、ああ、ジェフちゃうねんなぁ~、と思ってしまう。。。

8『Wings of Time』

ここで、ルークがお笑い抜きで、ジェフやマイクへの"想い"を熱く語る…。

どこか厳かな空気のなか、イントロでルークがジミヘンの Little Wing を巧みに挿み込みながら演奏がスタート…

DCF00073.jpg

♪ Our love doesn't end here
It lives forever on the wings of time......


9『Falling In Between』

最新の同名アルバムから…どこかオリエンタルな雰囲気を醸し出すハードな曲。
ジョセフさんのボーカルも突き抜けまくってましたねぇ。。。

10『I Won't Hold You Back』

グラミーを総ナメにした名盤、『TOTOⅣ』から珠玉のバラード。
う~ん……ルークが苦しそうでした。。。お腹パンパン

11『Pamera』

TOTOサウンドがある意味、極みの域に達してしまったと思われるアルバム、
『The Seventh One』からのオープニング曲。

ジョセフさんが、サビの部分を歌え歌え、と盛んに観客をあおる。
ワシの声は届いてるんやろか…(2階席やけど(笑)

ぱ~めら~音譜

12『99』

言わずと知れた、この曲を嫌いな人はヒトじゃないやろビックリマークと思えるくらいの名曲。

ルークはこの曲で唯一アコギに持ち替え、臨むが…
苦しそうな歌い方は遂にピークに…ありえないところでブレスしてるし…
ナントカごまかし、ごまかしで歌い切ってくれたけど…チョット心配やわしょぼん

エンディングでは、ネイザンがスキャットを披露。
ベースプレイも含め、彼の非凡な才能が光り輝いておりました。

13『White Sister』

またしても『Hydra』からのハードロックチューン人面石
この曲、僕が行ったなかでは割とセトリに上がってくる率が高い気がする…

14『Better World』

追記です。
ブロ友さん情報によりますと、この位置で1曲抜けていたようです。不覚をとりましたワラ

これで、本日のセットリストで選曲されなかったオリジナルアルバムとしては、
『Isolation』『Tambu』の2枚ということになりました。

大好きなペイチがテンション高くノリノリやったんで、
『Stranger In Town』でも演ってくれたら良かったのに…にひひ

15『Africa』

僕が初めてTOTOのライヴに行ったのは、1986年
ファーレンハイトツアーでの大阪城ホールでした。

それから…前述のとおり、今回で7回目ですが、
モチロン、Africa が演奏されなかったことは一度もありません。
TOTOの"顔"みたいな曲ですな。。。

この曲、ペイチのリードボーカルはもとより、ボビキンのコーラスが結構好きなんです。
ラスト、♪ I bless the rains down in Africa の繰り返しにコーラスが畳みかける部分、
ジョセフさんは、一部、女性コーラス、エイミー・キース嬢に助けを借りながらも、
♪ Time passes quickly and chances are few
…と、ストップラヴィンユーの一節を挿入するというアドリブ?をやったりしてました。

それとねぇ…
ジョセフさん、なんでもかんでも歌わせすぎっビックリマーク
1986年の大阪城ホールでも、アンコールの『Hold The Line』
♪ Love isn't always on time
の部分をアカペラで(演奏をとめて)歌わせてた記憶が鮮明に蘇ってきたわー

歌詞のないリフ部分を…
ぱーぱぱらっぱらっぱっぱぁ~♪
って…それは…ナシやろビックリマーク

16『How Many Times』

ルークの独壇場のようなアルバム、『Kingdom of Desire』から…
重厚なギターサウンドに、野太い声を添えて…豚カツ食事

17『Stop Loving You』

ジョセフさんが所属していたTOTOといえば…
真っ先にこの曲が思い浮かぶ…

それくらいジョセフさんのイメージが強い曲…(私見)
この曲を歌ってる時のジョセフさんが何故か一番嬉しそうに見える…(私見)

でも今、セブンスワンの(作詞作曲)クレジットを見たら…彼の名はなかった…あらま叫び

ま、そんなことはともかく、この曲は確かに盛り上がりますアップ
終盤の疲労が蓄積してきた頃にはかなり答えますが、
明日(4/29)は休みだし、ピョンピョン跳ね上がってました。トシも考えずに…

圧巻はラストのキース・カーロック君によるドラムソロ…
スティーリー・ダンで叩いてたっていうだけで充分ハク、付いてます。
左手のトラディショナルなグリップが印象的…俺はロックだけちゃうねんぞ…みたいな…

ドラムソロはてっとり早く自分の力量を魅せるにはもってこいですが、
それを考えれば、やっぱジェフ・ポーカロって凄いんだな…って思っちゃうラブラブ

18『Hold The Line』

「おっとっと…この曲やっちゃったよ…アンコール何やるんやろ…はてなマーク
このことばぁ~っかり考えてました。

言わずもがな、全米5位を記録したTOTOのデビューシングル。
僕が経験した7回のライヴでは、必ずラストあたりで演奏された代表曲のひとつです。

19『Home of the Brave』 (ENCORE)

アンコールはとにかくもう、めちゃくちゃカッコイイビックリマーク
としかいいようのない曲、『Home of the Brave』



♪ Everything's gonna be alright, Boys!
♪ Leave the politics behind, Boys!

などと、若者たちに向け、訴えかけていくような歌詞の内容…
これは…聴いてる場合やない…歌わんと…(笑)

ほぉ~むお~ぶざぶれぇ~い♪
のところを会場が一体となって大合唱…ヤバい…チョー気持ちいいっラブラブ

このまま帰りたくないドキドキ…という訳にはいかず、アンコールは1曲であえなく終了はぁー
あとには、カラダ中の膿みをすべて放出したオッサンの抜け殻だけが残りましたとさ…


今回の参加はホントに有意義でしたよ。。。
Home of the Brave じゃないけど、生きる活力を与えてくれました.

You gotta remember
You don't have to be afraid
You still have the freedom to learn
And say what you wanna say

35年という年月は確かに衰えを感じさせない訳ではないけれど、
数々の苦難を乗り越えて、一時的な再結成といいながらも、
こうして僕たちに元気な姿を見せ続けてくれている。。。

最後に…
今回買ったパンフレットにあった、ルークのコトバをお借りしまして…

「TOTOの未来に乾杯ビックリマーク



(本画像はお借りしました)